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2015年2月16日 (月)

【DAI】これからどこへ向かうのか(雑記)

 DAIのエンディング(クレジットの後)は何だったのか。物語はどこに向かおうとしているのか。
 たぶん、今後これについてぽつぽつと思いついたことを書いていくことになると思います。

 実はそれに関して、すでにかなりの数の記事を書こうとしてはボツにしているのです。なかなかまとまらない。なにしろ「なんとしても当てよう」としてますから、力が入りすぎて手打ちになってるのかもしれない。 

 まず一発目。結構古いネタなので、すでにご存知かもしれないが、ツイッターかどこかで見つけた話題として、DAIのソースには、以下の説明文が残っていたそうな。

 (以下、真正の作り手が意図的に公表したもの以外は読みたくない、認めないという方はご遠慮されたほうがいいと思います)

 閲覧には特別なソフトウェアが必要だそうで、持ち合わせのない私は鵜呑みにするしかない。仮に「ねつ造」だとした場合、二人目が同じことを実行すれば、すぐにばれるわけだから、その反論も出ていないので真正なものと考えます。

 なお、これさえもでっち上げではないかと考える(賢い!)方は、BSNで下の最初の一行で検索いただければ、投稿記事(および閲覧に必要とされるソフトウェアの説明)が見つかると思います。お前なぞひとつも信用できん、どうしても信憑が得たいというならどうぞ。

"This is Flemeth from the previous two games. In this game, Flemeth's story comes to a head – she knew that Solas would summon her, and that he would need to steal her power to further his plans. She knew that because they are both elven gods... yet Solas has slept for a thousand years and his power dwindled, while she was killed long ago and a spark escaped from her into the body she now holds. She has nurtured that spark, and knew that Solas would need it. He was once her oldest friend, but she knows that in his drive to restore the elven people he will kill anyone – even her. She intends to let him have the power, so long as she can pass the essence of her god-hood onto Morrigan, a gift Flemeth had always planned for her daughter yet one Morrigan misunderstood as hostile possession."

 どうしてこの部分を残していたのか、BioWareのコーディングのお作法として、ソースコードのあらゆる部分にこうした説明記述を残すことにしており(主として複数の開発者間のディスコミュニケーション防止のため?)、そのうちのひとつだけを取り上げたのか不明ですし、誰(どんな担当の人)が誰(別のどんな担当)に読ませるため残したものなのかも不明ですが、簡単に訳してみましょう。珍しく「直訳」風に。日本語では読みにくいので、段落は入れます。

「これは前二作に登場したフレメスである。本作(DAI)で、フレメスのストーリーは山場に達する。彼女は、ソラスが彼女を(やがて)召喚すること、彼のさらなる計画のため、彼女の力を盗み取る必要があることを知っていた。なぜ知っていたかと言えば、彼女らは二柱ともエルフの神々であったからだ・・・、とはいえ、ソラスは一千年の間眠りに就いていたことによってその力は減衰しており、一方で彼女のほうはずっと昔に殺されていて、彼女の身体を抜け出した一閃の光(a spark)が、彼女が現在保持している肉体に移ったのであるが。

 彼女はこれまでその光を育んできており、ソラスがそれを必要とすることを知っていた。彼はかつて、彼女の最も古くからの友であったが、彼女は、彼がエルフの民の復権(restore)を目指す活動において、いかなる相手であっても、たとえ彼女自身であっても、殺すつもりであることも承知していた。

 彼女は、彼にその力を望んで渡すつもりであった、彼女が自らの神性のエッセンス(the essence of her god-hood)をモリガンに渡すことができるのである限り。それはフレメスが自らの娘へ贈り物として渡すことをずっと計画していたものであったが、モリガンにしてみれば、悪意ある憑依の一種だと誤解していたものであった」

 まあ・・・。これを鵜呑みにすれば、結局「泉の水」を(モリガンではなく)インクイジターが飲んでいいんかっちゅう話なわけですが・・・。あくまでロープレ的に。
 薄々そうかなと感じていたが(もちろん、これもプレイ後に都合良く「ねつ造」された私の記憶だろうね)、やっぱ自分にはできんなあ。でもアチーヴメントとかプレイスルーの場合わけとかに関係してきちゃうんだよねえ。

 それはともかく、本編で語られる以上に、新しい情報はあまりないのですかね。

 これはまた、「狼が龍を殺す」絵(下の各パターンの右端)の解読でもあるわけです。

Inquisition__skyhold_fresco
 最後が下絵。ここも何かの含意があると信じてごりごりに解釈すべきか、単なるお洒落な味付け(すなわち完成させるだけの時間がなかっただけ)か、人によって推理は分かれるのでしょうが。

 プレイスルーの「場合わけ」が大きく四つあるという意味ですが、結局「最後ぜんぶ一緒かい!」という批判もまたある・・・。
 本件と直接関係ないが、DAIはこんくらいしか(大筋では)分岐しないのか、とちょっと愕然とする絵でもある。

 表題の「これからどこへ向かうのか」は、今思えば、答えのわかりきった問いなんで、ちょっと違いますね。

 上にあるように、「ソラスが、いかなる手段を用いてもエルフの民の復権を目指す」物語になることは確定しているわけだから・・・。途中でブリアラとかばらばら振り落されてしまってるが。
 そこに対する、モリガンの「絡み方」は推理のし甲斐があるでしょうけど。

 私に興味があるのは、むしろ、その物語のアイデアは「一体どこから来たのか」なんですね。それが、BioWare(DAチーム)が標榜していた現代リアル世界も反映したファンタジーとしての出来栄えに大きく影響すると信じているから。

 このリアル世界を、たとえばMass Effectに反映させるのは、ある意味簡単なんです。サイファイだから、これから先の話だから。MEのようなスぺオペは、もともと未来を描くところから始まったわけだから。Dragon Ageは、過去のリアル世界を物語に投射して、現代のリアル世界をその影絵のように映し出すという、ややこしいひねりが入るから難しい。

 だから、昔からサイファイ・ファンであって、一度もファンタジー・ファンであったことなどなかった私が言うのも申し訳ないが、DAのほうがMEより好きな(味わい深いと感じる)わけなんですけどね。もちろん腐ってもサイファイ・ファンですからMEもかなり好きですが。 

 よって私が「当てる気満々」なのは、「これからのプロット」ではなくて、「リアル世界のいつ、どこらあたりからインスパイアされたものか」ですね。当たるかどうか知らんけど、当てるつもりもなくやっても、まず当たりません。

 答えがわかると「よくある話じゃねえか」、「薄々わかってた」と言いたくなるのは小人の悲しい「さが」です。一時期「想定内」ってセリフが流行って、島国の自称エリートたちが片っ端から小人だったことを白日の下に曝してくれたわけですが、その後、今度は「想定外」が流行った。小人だっただけではなく、軒並み単なるバカでもあったことさえ証明されてしまったのでした。

 かくいう私も最初は(新奇なものに驚かされたくないという)自己防衛反応で、「なんだよ、焼き直しかよ」と思ったのですが、じゃあ「なんの」焼き直しなのか? 

 すでに「ローマ帝国」という手がかりはもらっている。それ以外の拠り所は、やはりよそ様も書いていた、七柱(これもよくわからんのだが)の神々の習合・融合のお話でしょう。
 そこら辺を、まとまりがついた都度、ぽつぽつ書いていくことにしたい(したいだけで、書けるかどうかはわからない)。

 ヘーゲル曰く、「人は歴史から何も学ばない」のだそうです。歴史からわかることは、ただひとつ、その「何も学ばない」という人類のトラック・レコードだけ。

 それもヒントになるのかも。

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コメント

疑問なのは、ソラスのいう「マイ ピーポー」が一体誰達をさしているのか、ということ。
私がプレイしたかぎりでは、ソラスの「我が民」なんてもうどこにもいないような気がするんですが・・・。
エルフの民=シティエルフとデイリッシュ両方を指すにしても、どうもこの2つのエルフをソラスが「我が民」と思っていたとはおもえない。多少同情的ではあっても見下して軽蔑していたように思えるし。

何かを判断するにはソラスの情報があまりにもゲーム内で少ないですよね(笑

実はどういう反応になるかを知りたくてメイジルートのレッドクリフにソラスを連れて行って未来で会ってもみましたが、特筆するようなことは何もなくて超がっくり・・。

1回目のプレイ後、DLCでソラスが敵になってでてくるに違いないとおもってソラスロマンスエルフ女子データもありますが、なんかDAIを見る限りあんまり内容は期待できないだろうな、と思います。

ME3のCitadelはよかった・・・。ThaneLoveのシェパードが報われてホントウに嬉しかったけど、ソラスの相手は報われなさそう・・・。

>マイ・ピーポー
 言ってるのは「喪われた民」でしょうね。んー、これ書いちゃうと私がこれからやろうとしている手の内がばればれになるのですが。(ぺらぺら喋ってるから、すでにばれとんねん!)

 (本編内現時点の)デーリッシュもエイリアネイジの民も違いますね。ブリアラに対する態度は言われる通りだと思います。「同情」は裏返しでは「蔑視」(ああ、自分があんな目にならずに良かった!)なので。「嫌悪」、「憎悪」まで入っているかもしれない。今の「エルフ」たちは、彼が目指すものの不気味な「戯画」、姿形だけ同じ「傀儡」。でもDNAレヴェルでは「末裔」なので、やはり彼らを「教化」するしかない。
 ブリアラへの評価は確か「まあ良くやっている」程度だったと思う(普通、実際どうでも良い相手に対する言い方ですね)。きっと、彼女のやり方では(あまりにヒューマンの発想に囚われていて)どうしようもない(ソラスが目指す世界は実現できない)。ブリアラが目指すのは自由、平等、博愛の「フランス革命」ですから。ソラスはそれは狙っていない。彼が狙うのは「名誉革命」、いわば「王政復古」。でもそのために必要ならブリアラの運動でも何でも利用するかもしれない。

 例の刺青が「同族内奴隷」の印であったことも「試験に出る」点ですね。ソラス・ラヴでは主人公刺青に関する仕掛けもあるそうですが(中の人は未到達)、それもヒントでしょう。あの刺青の違いは、奴隷の所有権の明示と、役割による区別のためだったのでしょうか。

 本編のどこかで説明されたかもしれませんが(私が見落としているだけかもしれないが)、古代エルフの「不老不死」がいつの間にか喪われたとされる点も、これまでの説明は説明になってませんものね。エルフ帝国滅亡とどう関連しているのか。DAOデーリッシュ・キーパーはどうして不老不死だったんでしたっけ? スピリットの呪いのせい? あそこってさらっと流すところかな? 

 エルフ帝国はヒューマンに蹂躙される前に「自ら勝手にこけて滅んだ」。ここも説明が良くわかんない。フェン・ハレル自身やミサル神にその責任があったのかどうか。きっとあったんでしょうね。でなければ執念の理由がわからない(というか、そっちのほうがおもしろい)。

 ソラスの狙いは、私含め、(例え嘘だとしても,表面上は)古来「喪われた」ことがないとされる島国の民にはきっと肌では感じることができず、想像するしかないのです。
 でも、世の中にはいくらでも存在しています(いました)。そういう立場に立って考えれば頭ではわかるかもしれない。時節柄、生々しい話になっていくわけなんですが。

 "The Masked Empire"のフェラッサンは、エルフ復権を目指していたが、デーリッシュが大嫌い。大枠ではソラスと似たような考えを抱いていたのだと思います。ただし彼の場合はブリアラの心意気にほだされ、命と引き替えに彼女を守ってしまったわけですが(最後に登場したのはフェン・ハレルと考えるのが普通なんだろうか)。

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