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2015年2月27日 (金)

Game over, man, game over!

 ゲイダーさんのTwitter(もう貼るの面倒なんで、ご興味あったら直接ご覧ください)から、Alienの続編ネタ続報。
 元ネタは、下のpolygon.comらしい。

http://www.polygon.com/2015/2/25/8110985/alien-aliens-neill-blomkamp-sigourney-weaver

 あのブロムカンプ(District 9(2009)、Elysium(2013)、Chappie(2015)がまもなくあちらで公開)がAlienシリーズの続編を監督するという話で、彼の構想としてはAlien(1979)、Aliens(1986、エイリアン2)に直接続くシークエルにしたいというもの。シリーズにかなりの権限を有しているシガニー・ウィーヴァー(実は上述のChappieでヒュー・ジャックマンと共演)も納得するプロット(リプリーというキャラクターの幕引き)になるらしい。というかそうでないとシガニーがゴーサインを出さない。

 当然、Alien3(本当はAlienの三乗と表記、1992) とAlien: Resurrection(1997)はどうなっちゃうの、という話になりますが(いや、AVP: Alien vs. Predator(2004)は関係ねえから、Cowboys & Aliens(2011)それ全然違う映画だから)、実現した場合「なかったことにする」みたいです・・・。Aliens2以降の展開、シガニーは本当にイヤだったみたい。

 ゲイダーさんは、上述の記事中「Alien3のファンにとっては嬉しくない知らせかもしれない」という部分、「意味がよくわからない」(difficult to process)とツイートしている。

 個人的には、ゲイダーさんと同感なんです。ミリタリーおたくですから。Aliensの続編なら歓迎ですね。しかもゲーマー心のわかるブロムカンプが撮るというのですし。

 Aliensの好きなところは、以前もぐだぐだ書いているので繰り返すことはしませんが(お読みいただいてない人もいるでしょうから、過去記事のリンク貼っておきますが)、Alienがサイファイ・ホラーのひとつの形を作ったとしたら、Aliensはミリタリー・アドヴェンチャーの「ひな形」になっちゃった。

http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1366753/1382435/70700122

 別段どちらも斬新でもなければ、奇抜でもない。どっかで聞いたような、読んだような、観たような話であるところが味噌。これはスターウォーズにも、もろ通じる話です。世間に爆発的に受けるためには、物語やアイデアは「奇抜」ではだめで「凡庸」でなければならない。先日読んだ養老先生の本にも書いてあった気がする。でも「凡庸」な話をとことん真剣にやるってことは必要なんでしょうね。

 (こわがりなもんで)ホラーにそれほど詳しくなく、Alienについてはあれが下敷き、あそこにあったとあまり正確に言えないのですが(いたいけなガキの頃、親戚に借りて読んでしまったヴォークト(ヴォート)の「ビーグル号の冒険」というサイファイへのオマージュであることはわかる。あのトラウマのおかげでホラー勘弁になってしまったのだが)、Aliensは、アリステア・マクリーンの冒険もの小説や、ジャック・ヒギンスあたりの傭兵アドヴェンチャー小説もろ準拠。似ているところは何カ所でも指摘できる(そしてそれら小説からプロットを借りたあまたの戦争物、アドヴェンチャーからも同じように指摘できる)。スターウォーズが、ほとんど全編にわたって様々な過去作品の寄せ集めであることは言うまでもない、公知情報だと思います。物語原型というのではなく(各作品はもちろん影響されているが)、トロープ、「お約束」がてんこ盛り。むしろ「お約束」を集大成して、つぎはぎなく綺麗に見せたところが斬新だったのかもしれない。

 最近とみに感じることは、「その話、前もやったじゃねえか!」というお話を観ていて、「でも新しい世代や知らない人には斬新なんだろうな」ということ。

 池田さんの老後対策かどうかしらないけど、冨野さん、今度はルウム戦役をやったんですね。自宅で常時垂れ流しのCATVでUC全編をやっていて、10%くらいだけ意識をそっちにとばしていました(ニュータイプではない)。まさに上のようなこと(全く同じ話を繰り返すのか、でも他の子にはきっと新鮮なんだろうな)を感じた直後、新作の冒頭シークエンス(ルウム戦役?)をやっていました。例によって映画の背景情報は全く知らなかった。

 グラフィック的には、銀河英雄伝説(まじめに観たことはありません)かよ、とかつっこむところかもしれませんし、せっかくZ映画版あたりで頂上を極めたモビルスーツのアニメーションを、一段引き下げてるような気がしないでもないですが、それはともかく。またどうせ一緒の物語を繰り返す。でもそれが受けるんでしょう、きっと。

 「そんなの前にもあった、君らそんなことも知らんのか」とか言い張って馬鹿にしていると、「面倒くさいおっさん・ナンバー・ワン」になって相手にされなくなる。「コア・ゲーマー」が蔑称で用いられるときと一緒ですね。くわばらくわばら。

 DAIのパソクエが、一部を除いてちょっといまいちと感じるのは、「定番」、「定型」を意図的に外しつつ、感動を与えようとしているからでしょう。それはきっとかなり難しいことなんでしょう。チャレンジングではあるけど、もっぱらコア・ゲーマーを相手にして照準を当てているからそうなる。
 ロマンスも、みなピーキーでキンキーなものばかりになってしまう。
(カサンドラの「理想の」ロマンスは、実は超絶原理主義という点で最もピーキーという仕掛け)

 ファンの裾野を広げようとするなら(その是非はともかく、売れないと話にならないなら)、「昔やったじゃん!」を繰り返すのも一考かな、と思った次第です。

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コメント

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でした。何とか通ったみたいですが…。

あああ、すみません。勘違いでしたorz
iphoneで見た時には今日の投稿に見えたんですよ……

 ごめんなさい、情報にまったくついていけてないんですが・・・。

 あれ、申し込んでないのにベータにサインアップできる?!
 なんだろう。こわーい。
 オープンに移行したのかな・・・。でもNDAにサインしろということは、まだクローズドですかね。

 よくわかんないけどやっちゃおう!(出た、契約苦手な日本人)

 (確認)よく読むとパッチ6のクローズドに申請したことになるみたい。

 パッチ5のクローズドは「成功した」というので、正式リリースが間近であると考えてよいのでしょうか。


 

AlienもStar Warsも世代交代のバトンタッチが成功するかどうかファンとしては非常に憂慮しております…。

MEのファン層が広いのも「お約束」満載だからでしょうね。
確かに次作はDAOのような王道DAが見てみたい!それでもゲイダーさんのことだから一筋縄では…、それならやっぱりゲイダーさんの好きにしてくれ!という結論に達しました(笑)

 Alienはブロムカンプならなんとかなりそうですが、Star Warsはどうかなあ。JJエイブラムスがあまりに忙しすぎて、自分で手を出さずゴーストライターたちに任せたほうが良かったりして?

 Alien(1979)もStar Wars(1977)も、そして冨野・安彦両氏の「一年戦争」(1979)も、かれこれ30年以上前、一世代前なんですね。そこまで時間が経ってるから、もう同じネタ繰り返してもOKなんでしょう。

 BioWareのRPGではBaldur's Gateが1998年なのでまだ15年ちょい。ゲイダーさんがはじめてPJに参加したBG2(2000)の悪役イレニカスがコリちゃんと似過ぎていたらやっぱ文句が出てしまうでしょう(悪のメイジだったり、ラテン語ぽい名前だったり、神を冒涜する傲慢な態度だったり、結構似てるんですけどね)。イレニカスはエルフの都市を魔法で封印してしまう(マジスターが古代エルフのアーラサンを地中に埋めてしまったという説となんか似てる)。BG主人公と同じ邪神の末裔バールスポーンのひとり。コリはダークスポーンを生んだとされる古のマジスターのひとりで自分もダークスポーン。
 
 個人的には次回作がBGシリーズの焼き直しでも全然OKですが!(書いていたら、なんか似てくるんじゃないかという気がしてきました)
 

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