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2015年1月12日 (月)

Last Flight 感想・愚痴など(完)

 最後、案の定ベタ訳になっちゃいましたが・・・。いつまでも残っていると、気になってしょうがないんで。取り敢えず終わらせました。 

「時間がもっと早く流れればいいと感じている者が誰もいないことは、ヴァルヤもはっきりわかっていた」
 いや、私は「もー、早くしてー」と思っていたのですが・・・。 

 まあねえ・・・。乙女チックですねえ。その愚痴は散々書いてきたので、もう繰り返さない。

 小説自体の批評してもしょうがないけど。
 一番最初の頃、あちらのAmazonの素人評で、「おざなりな人物、楽しいバトル」というのがありましたが、まったくそのとおりですね。それが故、アニメかラノベの香りが漂います。
 そのくせ、著者はわりと込み入った「文学的」表現を多用するので、「もー、早くしてー」と思ってしまうのが正直なところでした。 

 戦闘シーンは訳していて楽しかったです。ほとんどが空中戦なんで、これで面白くなかったら許せないわけですけど。空中戦で「へたくそ!」ってのは本当にへたくそなわけですから。

 乙女チックな内容はともかく、それは主人公(こっちがわのヴァルヤ)がそういう年頃なんだから仕方ない・・・、のかなあ。
 DAIの中身に抵触しないように、でも触れたい、というところ結構腐心してますけどね。

 メインとなるあっちの(エグザルテドの)時代の人物についてはやっぱとっても不満ですね。最後の最後に、イセヤを含めた仲間たちがようやく「生身」に感じられるようになるのですが。カリエンにしろ、アマディスにしろ、当初は「安物アニメ、量産型和製ゲームのキャラ設定」そのままで、なんかなあと思ってました。

 あとは、インクルーシヴィティとかDAIの真似をして無理やり「移植」するのとか、いい加減やめにして欲しい。両性具有キャラとか、その設定はまったく本筋に関係ないので、相当物語を損ねている。小説として損してますよ、まじで。そんなキャラクター設定いらないんだもん。 

 最後に、こういうのはやっぱ動物が本当に好きな人が訳すべきだね・・・。残念ながら私には最後までピンときませんでした。
 頭半分吹き飛ばされてもゾンビのように戦うグリフォンが、はたして「動物が本当に好きな人」の発想なのかどうか、私にはわかりませんが。

 それよりも何よりも、グリフォンを「彼」や「彼女」で受けることが、私にはどうしてもできなかった。知能があるっても獣だから。つうか日本語でそれはない。じゃあ、馬とかどうすんだと。そこはかなり腐心してますね。
 ところが最後のほう、アマディスがスモークを「あの子」と呼ぶ、ヴァルヤが雛たちを「この子たち」と呼ぶのも実は意図的です。ちょっと皮肉が入ってるかな。

(アマディスについては、グリフォンに自分を完全に自己投影している。そのわがままさ、自分勝手さ。著者も意図していることがお分かりだと思う。ヴァルヤも実はそうなんですけどね・・・。セイカを殺しやがってという思いを込めた、私のせめてもの叛逆)

 さて、グリフォンがDAI以降に繋がるのかどうか。それはもちろんわかりません。一応の口実はできたわけですが・・・。実装するかどうかは開発次第。なかなか大変そうですけどね。

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コメント

こんなに早くラストまでアップして頂いて、本当にありがとうございました。
>>おざなりな人物、楽しいバトル
確かに人物に関しては、もう少し掘り下げてほしかったなというのが正直なところです。
しかし、グリフォンが復活するかもとぼやかすのかと思っていたら、しっかり復活してしまい、今後の作品に期待(ゲーム中のグリフォン登場)と不安(そのグリフォンのゲーム中の扱い、というかゲームになるのか?等)を感じてしまいました(´`;)
それらを傍に置いて、ひとつの作品として楽しく最後まで読ませていただきました。

 ファンタジー小説など、大昔にエルリックやカーター大将軍など有名どころを読んで以来、ハリポタ(あくまで原語)かDnDノヴェライズなどの以外は通常読みませんので、小説の中身はともかく、結構勉強になりましたよ。現代のファンタジー作家はリアリズムを追求しないといけないから大変だわ、とか。

グリフォンについて

 私は、動物の人工孵化を人間様のただの不気味な勝手な振る舞いと考えている(信仰深くないので特段冒涜とは考えない)、パンダなど絶滅上等、ぜんぜんへっちゃら、むしろいなくなれと考えているので、冷徹に考えてしまう。でもトキは生き残って欲しい!(ただのナショナリストかい)
 もう、つっこみたくてしょうがない。
卵生:殻のある「卵」から生まれるんだというのは鳥からの連想でしょう。恐竜(は虫類)の少し先と思えば納得。乳がないからほ乳類ではない。
産卵数: 卵13個というのが、どうにも都合よいですね。いかにも繁殖可能な閾値越えてそうだもの。アホウドリ一回1個、イヌワシ1-2個、カモメ3個、カラス(ハシブト、ハシボソ)4個、カモ9個、カルガモ11個(ダチョウは牡1牝5の群れで20個程度)。現在生息している鳥類の最高値あたりを狙ってますね。一般に弱い、天敵の攻撃や事故などで死にやすい種の産卵数が多いとされていますが、グリフォンはあてはまりませんね。

成獣:いったいどのくらいの期間で成獣に育つのか。「プロットの要請」に応じてでしょうね。十年ちょっと続いたブライトによる損耗で個体数が激減したのだとすると、やはり十年単位の長さでしょう。

寿命:これは作中から逆算できそうかな。おそらく三十年くらいでしょうか。スズメやツバメは一年ちょっとで死んでしまう。インコやシジュウカラなど飼われる鳥で十年以内。カラスで十年から長くて三十年、ただし三歳から繁殖可能。カモメ、フクロウ、ワシ,アホウドリあたりの大型になると三十年。ダチョウが五十年を越えるとか。この分野(動物学?)もとてつもなく出鱈目でいい加減であると私は確信してますが、著者が参照しているのは間違いないと思う。
 
 このなかで、DAシリーズにとっては成獣になるまでの期間が大事ですね。仮に十年とすると、ゲーム内時間もそこまでとばさないと、おいそれと登場させることはできず、ゲームプレイ上重要なことにはキャラクターが跨がるようなことはできず、ポニー(とは呼ばないか)のグリフォンにおこちゃまが跨がって、ワイズホプトの周りを「わーい」とか飛んでるアニメーションが登場するくらいではないでしょうか? 
 ほんと、「無茶はやめとき!」と思いますけどねー。第六のブライト戦にとっといたら?(いつか知らないけど)

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