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2015年1月 5日 (月)

【DAI】感想など二発目、エンディングねたバレ注意。

 以下、DAIエンディングに関するネタばれがてんこ盛りです。エンディングに関してのみ、何も配慮・遠慮せず書いています。
 まだご自分でエンディングをご覧になっていない場合、かつ、ご自分で見るつもりの場合、この記事はとばしておくことを強く推奨いたします。
 また、小説版についても適宜リファーします。DAIをプレイするにあたって小説は特段読む必要はなく、あくまで味付け(フレーヴァー)扱いですが、辻褄あわせはしてありますので参考にします。


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 御多分に漏れず、私もあのエンディングを目にしたとき、「えーーっ?!」と叫んで、愕然としてマウスとキーボードを取り落としました(いや、コントローラーじゃないんだからそれはない)。ここまでの130時間のプレイは何だったのか、と感じたことは事実です。どう見ても三部作なのに、「三部作じゃないもん」と抗弁するつもりなのか・・・。
 ここまでのお話のすべてが、エルフの民(すなわちエルフの神々)復権のためのお膳立てだった? 長大な序章だった?
(もちろん、次の本編につながるのか、DAIのストーリーDLCにつながるのかはわかりません)

 さらに腹が立つことには、その仄めかされたお話のほうが、DAIのお話よりおもしろそうなのだ!

 確かに二周目をプレイすれば(あるいは一周目の録画を真剣に見直せば)、そこここに伏線というか、答えを知っていればわかるヒントが提示されている。おかげさまで私も途中で色々勘違いして恥をかいた。
 でもエルフの民についていえば、そこまで本編で話に出たんでしたっけ? DAIしかプレイしなくても、わかるようになってるんでしたっけ? CODEXを読めばわかるってのは「なし」として。たしかにデーリッシュ主人公の場合、ソラスがますます雄弁にはなるのですが。
 途中までクリティカル・パスにさっぱり絡まなかったデーリッシュ地方。将来のために敢えてとっておいてるんでしょうか? あそこら辺をさまようことで「わかれ」ということか。

 もちろん、作り手側が以前から狙っていただろうことは今となっては明らか。荒野の魔女は、少なくともアンドラステの時代から存在していたという伝承、シェイプチェンジャーはサークル・メイジのどのスクールにもないとか。モリガンがエルーヴィアンに固執する理由。DA2ではフレメス登場シーンの辻褄が合う(なぜ、わざわざデーリッシュ・キーパーを頼るのか、古代エルフの弔いの儀式が必要なのか)。何よりもDA2にモリガンを登場させなかった(スキップした)理由がハッキリする。カークウォールは全体の中でメイン・イヴェントじゃなかったから。おかげさまで、逆にホーク一家の物語は一体なんだったんだ、となるんですが・・・。

 一方で、エルフの「伝承」に関するちゃぶ台返しの数々。デーリッシュの顔の刺青は種族の誇りを表しているのではなく同族間の奴隷関係の印。エルフの首都アーラサンを崩壊させたのはテヴィンターではなく、エルフの民自らの驕り。エルーヴィアン・ネットワーク構築の目的は、これはもう言うまでもない。
 エルフは、侵略者であるヒューマンなどに虐げられ、貶められ、やがて忘れ去られた先住民なのではない(それはむしろアヴァーのほう)。強大な権威を誇り、繁栄を謳歌し、世界を支配していながら、勝手に自分たちで転んでしまったのがエルフの民。
 そっちの話のほうが見たーい。

 細かいところでは、デーリッシュ部族(クラン)にはメイジは三人しか置かないという掟。ありましたっけ? そんな野球のキャッチャーとかアメフトのクォーターバック的な縛り。あ、むしろサッカーのゴーリーか。キーパーだけに(うまいこと言ってんじゃないよ!)

 それらすべてを差し置いても、エルフの神々の伝説は根底から違っていた? フェン・ハレルはすべての神々を裏切ったんじゃなかったの? それなのに、最後はどうしてあんなことになるの?
 そう言えば、小説版ではことあるごとに「ヒューマンの発掘した伝承では」とか、「ヒューマンの解釈によれば」とか、「原語は喪われたので、ヒューマンの言葉で無理矢理再構築した」という表現が出てきた。私は頭の中でヒューマンを勝手にシュリーマンなどの西欧人に置き換えて読んでいたのですが、それにしてもくどいなあ、と思っていた。こういうわけだったのか。つまり西欧人の古代文明についての解釈は、ことごとく独りよがりで出鱈目である可能性があると(たしかに当たらずとも遠からずかもしれないが、いきなりそこだけレヴィ・ストロース?!)。

 小説"The Masked Empire"は、DAIの内容をだいぶフラゲしていて、今思えばネタばれのかなり危ないところに足を踏み込んでいた。小説のエンディングに「登場」するフェン・ハレル、登場人物のひとりであるエルフのドリーマーを契約不履行の罰で殺害したのは、あいつだ。
(小説"Asunder"では、慎重を期していたのか、まだDAIの内容が固まっていなかったのか、アダマント要塞のくだりの他はほとんど抵触しない。"Last Flight"もDAIを知らないと出てこない固有名詞やプロットのさわりは出てくるが、内容に触れるまでじゃない)
 "The Masked Empire"では、当然ながら女帝と大公の駆け引きを期待したのだが、なぜか途中からほとんどデーリッシュのお話になってしまった。後半これでもかってくらい続くんで「もう、それいいよー」と感じていたのだが、こういうことだったのね。そのくせ、DAIのブリアラの扱いがいまいちピンとこない結果になっているのはどういうことだろうか。

 それにしても、なぜそんな「予告」をDAIの最後に持ってくる必要があったのか?
 二周目を遊んでいる自分が、すでに一周目とは全然別の視点を持ち込まざるを得なくなっているのも、作り手の狙いなのか。 
 それも、DLCをこうご期待というなら辻褄はあいますが、どうなることやら。

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コメント

正直言って、私もここまで小説の影響が強いとは思ってなかったですよ。(笑)
DAに馴染みの無いカジュアルならば「戦闘がスピーディで面白い」「ゾーンがきれいで探索楽しい」「ついにラスボスを倒したゾー!」で済むんでしょうが、小説まで読むコア・ファンはそう簡単に済まないかも。
DAIは二重底というか懐が深いとも言えるのかな。
そういえば「The Masked Empire」の終盤、フェラッサンと悪魔のやりとりの中で「アレが来る~!」ってのもありましたっけ。
しかし、ギャスパードとミシェルのDAIでの扱いは酷すぎるww。

DAIも「The Masked Empire」と同じ構造なんでしょうね。
始めはチャントリー、最後は…。
たぶん、ここのフェイドが、頃合の良いターニングポイントなんでしょう。
「冒頭、自分を助けたのはアンドラステではなかった」ことを知って、この後主人公がどういうスタンスをとるのか再認識する。
カジュアルにとっても大事なとこなんですけど、何しろメインストーリのウォーデン問題の真っ只中、先へ早く進みたくてただの通過点と思ってしまう人もいるかもしれませんねぇ。

実は、あるサイド・クエストで、最後にエルフかチャントリーかの選択みたいのもあって、今思えば意味深だったなと。
まぁ、注意書き付きの選択肢はどれも意地悪で、これも主人公のスタンスを念押ししてるか、もしくはDAK絡みなのかわかりませんが。

私のエルフ女子プレイと、Vaniさんの人間メイジのリプレイを見ながら思ったんですが、これってある意味、小説後のブリアラとリースの影を背負ってるんじゃないんでしょうか。
キャラメイクの限定はあるんですが、それぞれロマンスにもその影を感じてしまうんですよねぇ。
そう、Vaniさんが小説から感じとった淡いロマンスの香りです。
そうなるとカサンドラ=エヴァジェリン、ソラス=フェラッサンの仮想ロマンスなのか。
そう思うと、ソラス・ロマンスの失敗は、イタ過ぎるww。

こうなると2周目の視点が変わってきてしまうのは、避けられませんね。
コンパニオンの彼に関しても、当然そうです。
DAIでの彼の扱いは何故か大きい。伏線の張り方がスゴイ入念だしww

 フェラッサンと悪魔の会話の「未来」。私は「ブリアラが女帝を裏切る」ことと勘違いしていたが、どうやらDAIのプロットのほうだったのか。でもそんなの、小説的にやっちゃダメな気がする。中で完結してくれないと。

 
 フェイドで「ただのファンブル・リカヴァーした人」だったとわかることは大事ですね。知らずにいたら、偽りの預言者どころか、ずっと間抜けなドンキホーテのままになってしまう。あのうやむやなスピリットの問答(私が決定論と言ったやつ)こそ宗教の本質ですから。信じる人は信じることができる。疑いを持つこともできる。どうとでも取れることが重要です。

 エヴァンジェリンがカサンドラ、フェラッサンがソラスってのは感じました。少なくとも途中までは。結局ロールモデルが似ているんで、ああなっちゃいますよね。意外にも、カサンドラのお相手がメイジというのは(書き手の狙いからは)外れていなかったかも。
 
 今回はコンパニオンにおふたりほど、二周目では全く別人として見える方がいるわけで・・・。DA2のイザベラが二周目で「こいつとんずらするぞー」とわかっているのとは、ちょっとわけが違います。だまされたから言うわけではないが、どうなんだろう。


 ソラスのロマンスについては、こんな具合でしたか?

1.スカイホールドからヘイヴンに飛ぶシーンでいきなり強引にキス。(根掘り葉掘り質問して、他の手段でも好感度あげていればこのシーンが出る)
2.「知恵」のスピリットを助ける。助けそこなってもきちんと謝罪すればまだ大丈夫。
3.その後、好感度が十分高ければロマンスがスタート。ミサル寺院後に成就。
 だそうです。プリマガイドには、結構うそ書いてるから注意がいりますけどね。なお、ソラスがらみのクエストがバグで出ないらしいけど、関係はないと思います。

録画した試合は結果を先に確認してから観る!小説はラストを確認してから読む!が信条なものですから、しっかり拝見してしまいました。
それでも、まだメインは『廃墟から』までしか進めていないもので、Vanityさんの書かれたラストのくだりは読んでもサッパリ想像できません(苦笑

内容が小説寄りということですが、小説は日本人プレイヤーは読んでない方が多いのではないかと思うのですよね。
ただし、小説寄りであったとしてもそれに気づかなければまったく問題ないですよね。
BearHeartさんのおっしゃるような、戦闘やらフィールドやらが気に入って楽しめれば良いのですし。
わたしもカジュアルプレイヤーですのでお使いクエは大好きですし、そのせいでまだメインはほとんど進めていません。
ただ進めないのには、あまり先が気にならないからでもあります。
ラストは見たいけれど、シンドイ気持ちになる選択が多いので進みたくないとも。
ストーリーに不親切感を感じちゃうのですよね。
小説読んで深読みできる人だけわかれば良いよ的な。
まあ、制作側は日本人のことなんて米粒ほどにも考えていらっしゃらないのでしょうけれど(苦笑

ソラスはドリアンが入るまでしか連れ歩いていないので、もしわたしがエルフ女子でプレイしていてもロマンスには発展しなそうです。
というか、したくない…(汗
強引にキス!想像しただけで卒倒ものです。
でも、ストーリー的には見てみたいですね。
ちなみに今日はオアシスの欠片をすべて拾うことで時間が過ぎてしまいました。あの全体マップはどうにもならないのでしょうか。
どこが登れるのかわからなすぎます(涙

 遠慮なく書くといいながら、読み直すと大事なところしっかりぼやかしてますし・・・。

 小説版読んでる人なんて、あっちだってごくごく少数です。大抵コアな友人に勧められて読むっていうパターンが多いようです。私もゲームは本編内で説明すべし、小説は小説内で完結すべしと思ってますし。あくまでゲームの味付けですね。

 ソラスの人気のなさは・・・。予想どおりというか。私の場合は特別なコンテンツが見たい一心です。

 
 欠片集め、冗談抜きで面倒ですね。あのマップもそうだし、登れるのか登れないのかはっきりしない地形もそうだし。果たしてやる価値あるのかどうか、は人によるでしょう。私は一回全部やってみるつもりですが・・・。高難易度だとおそらく必要になるんじゃないのかな。

>ソラスのロマンス
そっかぁww、好感度が足りなくて、「1」をクリアできなかったww。
低レベル用のヒンターランドのサイドクエストで、ソラスを連れまわすと好感度稼げるらしいんですけど、私のエルフがメイジなんではずすこと多かったんですよねぇ。
まぁ、ソラスはセダス現世の者ではないのせいか、へそ曲がりっぽいので、好感度上げるの難しいですww。
不人気なのは、外見よりそっちの方が大きいかも。

>小説版
ん~、小説読んでるから、DAIのプレイで特にメリットがあるわけじゃないですね。(笑)
Vaniさんのおっしゃるように味付けであり、アイディアの出し方の部分かな。
それぞれプレイヤーが自分のスタイルでそれそれの楽しみを発見できるようなゲーム作りをBioWareは長年続けてきたはずです。
今回のDAIは、むしろ素直にプレイしてくれるカジュアルを大切にしたい、というのは決して嘘じゃないと思いますよ。


>ゲームは本編内で説明すべし、小説は小説内で完結すべし
これは当然でうしょねぇ。
シリーズものでゲームと小説の連動、だからと言って、断わりもなしにこれ破るというのは異例でしょう。
さらに言えば、このへんのルーズさがBioの弱点かもしれない。
ゲームのネタもそのゲーム内で解決できないから、ME3もDA2も苦境に立たされたんだという自覚が足りなさすぎ。
クリフハンガーなんか苦し紛れのポーズと思われても仕方ないでしょう。

どうも今回のDAIは、ゲイダーさんらしくない、という印象が強いんですよね。
アイディアの出し方も。
健康状態とか、その他大人の事情がいろいろあったんでしょうか。
そっちがちょっと心配。

こんにちは、今日はきっと登れるはず!と頑張ったら馬ごと崖から落下いたしました…

そして、横で失礼致しますー。
>> 不人気なのは、外見よりそっちの方が大きいかも。
いやいやいや、女性ユーザーにはあの外見がダメだと思います!(女性代表ではありませんけれど)
なんであんなに目が離れているのだろうとずっと気になっております…
へそ曲がりはドリアンもそうですが、彼は気にならないのはやっぱりあの見た目ではないでしょうか。(ホクロがセクシー)
多分何周したとしてもわたしには無理だー(汗
Vanityさんのプリマガイド情報で決定しました!(笑

B様
 あきらかにマンパワー不足ですって。ライター(脚本)だけじゃ、辻褄合わせなどの作業が間にあわないんで、エディター(編集)なる職責の人を増やしたみたいですけど、やっぱそちらはクリエイティヴな職分ではないから。
 ゲイダーさん、ほんとに死にそうだったみたい。パトリックがだいぶカヴァーしたとか。その分だけ、やたらと饒舌になってるんですよ。
 ルークがあのCODEXを全部ひとりで書いたとか言ってるし、すごいけど、あほか。
 あげく、ルークがレズビアン(セラちん)を書いて批判くらってるし。
 もー、騒いでるやつそこに並べ、このばかちんが!ですよ、たく。

Yukko様
 落馬上等! 

 ソラスは、私いまだにフェイスブックの創業者にしか見えません。頭はアマゾンの創業者。
 それで良い印象があるわけない。

 ドリアン、わっち嫌いになれんがね。ほんとヘテロ(女性)ラブもやってちょーよ。

 私の場合、ドワ女(じょ)は黒ひげにしといて、ヒューマン女子でカレンを見ようかな。
 ブルが・・・。リストに入ってませんが。ポンギの客引きに合うのはやっぱコギャル?

 
 
 

>Y様
馬に乗って、崖をダイヴですかぁww。すげェェ~。
楽しんでますねぇ。(笑)
ソラス・ロマンスは、私もソラスがどういう反応して何を語るのかを知りたいだけですね。
ロマンスよりも、ソラスの素性といった方がいいのかな。
あの外見も、ある意味、ちょうど良い隠れ蓑なのかもしれない。(笑)

欠片のクエストでは、何種類かある扉を開けるのですが、どういう順番で開けるかはよく考えた方がいいかもしれませんよぉ。
って、それはコンパニオンも言ってるって…。


>Vani様
マンパワー不足。ありますねぇ。
それで、良作品を連発してるんですもんねぇ。

ゲイダーさん、やっぱそうだったんですか。
写真や動画だけで、判断してたんですが。糖尿病あたりかなぁ、とか。
なら、DAIも仕事はつきっきりできないし、無理ないですよ。
妙な胸騒ぎしてたんだよなぁ。元気になって欲しいです。
って、私はおっさん版コール?共感の精霊?

 でもTwitterではかなり酒喰らってるみたいなことつぶやいてるから、そっちじゃないかな。「正月ワイン二本あけたぜー」そのあと支離滅裂な酔っ払いツイート連発してましたよ。
 たぶんストレス性のなんか。

 MLも元ライターなんだから、いっそ書けばいいのにって。「さいとう先生、ベタはアシがやりますんで、お願いだから手を出さないで!」

Vaniさんの考察がしっくり来ました。最初エンディングを見たときは困惑しましたが、一応辻褄は合ってるんですね。

「ホーク一家の物語は一体なんだったんだ」ほんとこれ、ですね。DAIではホークさんにはコリーと一緒にご退場いただくのが正史になっちゃうんでしょうか。気の毒すぎる…。

予告で終わるのは映画ではよくありますけど、1年ならまだしもそれ以上はツラいので勘弁していただきたいですよね。DLCでもう少しスッキリが欲しいところです。

 ゲイダーさん曰く、「ずーーーーっと昔から考えとったんよ!」だそうです。辻褄はあわせていると。
 でも、今出す必要あるとは思えませんよねえ。DLCで謎解きくらいはしてもらわないと、待ってる間に忘れますしね。
 ホークはどうする気ですかね。どうせフェイドだからまた使いまわすパターンあり?
 

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