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2014年8月10日 (日)

Grey Warden Hierarchy

 グレイ・ウォーデンの階級序列。DA Wikiにもあるかもしれませんが、滅多に開かない"Dragon Age: The World of Thedas - Volume 1"を参照することにします。

 ウォーデンは、単一の目的のみを有する、エンタープルナー型の組織(The enterpreneurial organization、simple organizationとも呼ばれる。組織形態の定義はミンツバーグ教授)ですので、階級序列も非常にシンプルです。

 なお、BioWareゲームにおける組織論にご興味のある向きは、次の拙稿をご覧ください。

http://vanitie2.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/da2bioware-c1db.html

***

ファースト・ウォーデン
First Warden

 軍団の正式な代表はワイズホプトに住む。グリフォン絶滅以降、ファースト・ウォーデンとセダス中に散らばる他のウォーデンたちとの間の通信は途絶しがちとなった。そのため、ファースト・ウォーデンは政治的指導者か、形式的な代表者(フィギュアヘッド)としかみなされていない。軍団の指揮権は、各地域におけるウォーデン・コマンダー層の手に委ねられる傾向がある。

ハイ・コンスタブル
High Constable

 グリフォンが喪われるまで、ハイ・コンスタブルが飛行司令官であり、ファースト・ウォーデンに次ぐ地位を占めていた。近年では、ハイ・コンスタブルはワイズホプトにおけるウォーデン上層部の公的な顔の役目となり、アンダーフェルズにおけるリクルートを主導するとともに、地元国家の国王に対する大使の役目を果たしている。

チェンバレン・オヴ・グレイ
Chamberlain of the Grey

 ワイズホプトにおけるウォーデン軍団の上級公文書士であるとともに、チェンバレン・オフ・ザ・グレイは、ファースト・ウォーデンに成り代わり、ウォーデン・コマンダー間の通信を維持する責任を負っている。チェンバレンは、規定上は全てのウォーデン・コマンダーよりも上位にあるとされているが、軍を率いて戦えば、敗北は必至であろう。

ウォーデン・コマンダー
Warden Commander

 正式にはコマンダー・オヴ・ザ・グレイ(Commander of the Grey)と呼ばれるウォーデン・コマンダーは、セダスの各地域における軍団の司令である。ワイズホプトへの通信が途切れがちになっていることから、ほとんどのウォーデン・コマンダーに指示を仰ぐ相手はなく、自分の部隊を自由に指揮する。ただし年に一度、ワイズホプトのチェンバレンに対してだけは、任務の進捗について報告しなければならない。ファースト・ウォーデンは、必要に応じて、ひとり、または全てのウォーデン・コマンダーに対し、ワイスホプトへの出頭を命じる権限を保持している。

ウォーデン・コンスタブル
Warden-Constable

 正式には、コンスタブル・オヴ・ザ・グレイ(Constable of the Grey)と呼ばれるウォーデン・コンスタブルは、ウォーデン・コマンダーの副官にあたる。コンスタブルは前線指揮官としての責務を負い、ウォーデン・コマンダーが政治的理由またはリクルートのため部隊を離れている際には、その代行を務める。  

シニア・ウォーデン
Senior Warden

 特別な地位に相応しいヴェテランのウォーデンに与えられる正式な職位である。オーレイを含むいくつかの地域では、ウォーデン・ルテナント(Warden-Lieutenant)と呼ばれる。シニア・ウォーデンはウォーデン部隊を率いることもあれば、特別に重要な任務に携わることもある。ウォーデン・コンスタブルが指揮を執る場合、シニア・ウォーデンのひとりを副官に任命することが多い。

ウォーデン
Warden

 一般のウォーデンに対してはこの簡素な呼称を用いるが、正式文書上では、ウォーデン・エンサインズ(Warden-Ensigns)と呼ばれる。軍団のメンバーが真のウォーデンになるためには、ジョイニングの儀式を経なければならない。

ウォーデン・リクルート
Warden Recruit

 ウォーデンへの参加を認められながら、未だジョイニングの儀式を経ていない者は誰であれ、正式にはウォーデン・リクルートと呼ばれる。軍団に参加したことを示すための職位であるが、家族も国家も捨て、化け物と戦う任務を人生として選ぶことを意味するので、容易なことではない。多くのリクルートはジョイニングの儀式を生き残ることができず、彼らの名は、その犠牲を称えるためにワイズホプトに集約され、記録として保管される。

***

 まるで新撰組のような、非常にシンプルな組織であるところがリアリティを醸し出している。

 ファースト・ウォーデンが名目上の長である「フィギュアヘッド」、ほとんど名誉職みたいになっているところもそうですが、すでに元の意味を失ったコンスタブルを職位として用いているところもお洒落。日本で言えば、もはや戦う相手である蝦夷はいなくなったのに、征夷大将軍を用いるような感じですかね。 

 ま、日本でフィギュアヘッドでしかない指導者や経営者が非常に多いのは、もともと「上級指揮官」とか「司令官」に対してほとんど重きを置いていない(現に無能な者が多かった)国民性でしょうかね。

 「ボトムアップ」とか格好つけて言ってますが、そうでなければ何も回らない、できないのだから仕方がない。新型車や新製品の発表会の写真、あるいはどこぞの地方のハコモノ竣工式やイベント開幕式の写真に、そういう経営者や政治家がキャンギャルとか地元のミスなんとか娘と一緒に写っているのを見ると、あたしなんぞは失笑を禁じ得ない。
 お前ら、決裁の書類にハンコ押しただけじゃん、と思っちゃう。

 そういうところ、アングロサクソンのあちらなどは、やっぱ格好いいすもんね。まあUSなんてほとんど演説の力だけで大統領やっているわけだから。少なくとも今のは。

(余談)"the President"の由来も考えるとなかなか面白い。あくまでも大英帝国(それが含意するモナーキー、君主制)への反感が基調にあったという説は、納得できます。大統領を"Mr. President"(あるいは、まだ生まれていないがMs. President)と呼び習わすのも、その線から理解できる。まあ、日本語ではどのみち「大統領閣下」になってしまうわけですが。

 ラテン語の意味は「先に座る者、統べる(総べる)者」。もともとは各州が集まる大陸会議の「議長」などの意味で用いられていた。
 「大統領」という日本語訳もなかなか味わい深いのですが、長くなるので、その話はやめておこう。

 なお、大陸語で「大統領」は、「総統」(にあたる簡体字)。ところが大陸国「主席」は英語では"The President"。見事にすれ違っていて興味深いものがあります。
 「内閣総理大臣」は(もともと"the Prime Minister"の借りものですが)大陸語で「(内閣)総理」(にあたる簡体字)。とこれは日本の受け売りのまま。「首相」も「首相」。

 Dragon Ageは「闇龍紀元」。
 Grey Wardensは、「灰色的主任」。(これはうそ(笑))

 

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