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2013年1月

2013年1月30日 (水)

ドクター・ゼスチャック・インタヴュー

 前回要約記事の元ネタ。

"The long, strange journey of BioWare's doctor, developer, beer enthusiast"

http://www.polygon.com/2013/1/28/3924078/bioware-greg-zeschuk-beer-diaries

 90年代はじめ、グレッグ・ゼスチャックはなり立ての(メディカル)ドクターだった。メディカル・スクールと二年間の卒業後研修をようやく終えたゼスチャックは、だがそこで風変りな選択を行った。医療の世界に背を向け、新しく、とんでもなくリスキーな仕事を選んだのだ。ヴィデオゲーム開発である。

 ほぼ20年経った今、またしてもゼスチャックは、さらにどうかしてるとしか見えない信条の飛躍を行った。

 昨年、彼はMass Effectの開発元であるBioWareから去ることを全世界に伝えた。メディカル・スクールの仲間であったレイ・ムジカと一緒に、ほぼ20年前に設立したヴィデオゲームの巨人を後にして向かう先は、オンライン・ビール・ショウという新しい試みである。

 
 本サイトにゼスチャック氏が語ったところによれば、その両方の決断を後押ししたのは情熱であった。医療の世界には決して感じられなかった情熱、そして今ゲームづくりについて喪ってしまった情熱。

「情熱が尽きたと感じたんだ」、昨年9月BioWareを去った決断についてゼスチャックは語った。「そして、自分は結局情熱の生き物だから、『さて、他になにをすべきだろう? 何に燃えることができるんだろう? 何が本当に愉しめるのだろう?』と自分を見つめなおして考えた」

 その答えは、結局ビールだった。テキサス州オースチンの職場で、MMOであるStar Wars: The Old Republicの開発を指揮している間、ゼスチャクはビールに「本当にとりこにされた」。

「説明は実に難しいのだが、本当にとても面白い題材だと思ったんだ」

 今週彼はオースチンのAlamo  Drafthouseで、評判になることを願ってヴィデオショウの最初の三作の試写会を開催した。

・ BioWareを去る 

 1992年、ゼスチャクはアルベルタ大学医科を卒業した。その後二年間の研修は合衆国とカナダで受けた。1994年には一般医療従事者の資格を得て、週末にカナダそこかしこの小さな街まちを巡り、医師として夜勤をしていた。同じ頃に彼とムジカは消化器病患者シミュレーター(Gastroenterology Patient Simulator)なる医療用シミュレーター・ソフトウェアを開発していた。そのソフトウェアがゼスチャックと、同じくドクターであるムジカのふたりが「ゲーミングに真の情熱を抱いている」ことを気づかせてくれることになった。二人がBioWareの立ち上げに腐心している間も、ゼスチャクは週末ドクターを続け、二日分の収入で一か月の生活費をやりくりしていた。

「1999年だったと思うが、ついに『ねえ、この生活をやめたいんだが』と言ったんだ」とゼスチャック。「『医師のアルバイトをこれ以上続けることはできない』って感じだった」

 1999年までにBioWareはいくつかのゲームをリリースし、人気RPGヴィデオゲーム・シリーズであるBaldur's Gateを世に送り出した。それから6年くらいの間で、BioWareはRPG開発分野で世界屈指の企業に名を連ねた。2005年には(訳:メディア系投資会社である)Elevation  Partnersに身売りし、その二年後にはElectronic Artsに買収された。

 EAの傘下で、BioWareは自社作品の中でもおそらく最も人気を博し、長期間にわたって続く二大シリーズであるDragon AgeとMass Effectのほとんどの作品を開発した。

「EAの中で生き残り、成功を収めた秘訣のひとつは、BioWareが十分成熟した会社であり、EAの羽交い絞め(bear hug)をうまくいなせる人々がいた会社だったことにあると思う。羽交い絞めには、たとえ善意であっても押しつけがましいという意味もあるんだ」と彼は言う。「強くなければ生き残れなかったが、我々はそうであったし、そこからさらに向上もした」

 
 今やEAの子会社となった同社が繁栄を続ける中で、ゼスチャックはゲーミングに対する情熱が萎(しぼ)んでいくのを感じていた。

「最初の頃に比べると、没入できなくなったんだ」と彼は言う。

 ムジカもまた会社を去ることを考えはじめていた、とゼスチャックは言う。ふたりはずっと親友のままだったので、そのことについてよく話をした。

「ふたりでかなり長い期間、そのことを話し合ったと思うよ」とゼスチャック。

 ゼスチャックは、自分たちはついてないなどとよくある不平不満を口にして、さっさと辞めるべきだと考えたのがいつ頃か、それを実行に移す計画を立てたのがいつだったか、さらにはどっちが先に辞めると言い出したかなどは、はっきり覚えていないようだ。

「これについてはいつも可笑しく感じるんだが、本当に無愛想なやつだったらこんな感じになるよね、『あのさ、自分はもう辞めるよ』、相手は『おいおいおい、まさか』と言い、でも最後には『おい、もう潮時だと思うんだ』と言って顔を見合わせる。だが変な話なんだけど、自分たちふたりとも計画なんて温めてなかったし、それをお互い披露するなんてしなかった。ふたりで話をしているなかで、ああこりゃ、そろそろ辞めるのが正しいタイミングだなと感じて、そうしたんだ」

 ゼスチャックがゲームへの情熱を喪った理由についてははっきりしない。会社をEAへ売却したことなのか、Star Wars: The Old Republicがあまり課金ユーザーを集められなかったことなのか、Mass Effect 三部作のエンディングにファンの一部が怒り出したことなのか?

 そのどれもが要因だ、とゼスチャックは言う。「要因じゃないとは言わないが、どれかひとつでもない。一番うまく表現するとしたら、これまで20年間やってきた、とてもとても情熱的に取り組んできたことをこれからもまだ続けるのか、という感じだ。プレッシャーは非常に高い。ストレスも非常に高い。チャレンジングでもある。ときにはうまくいくし、ときにはそうならない。しばらくするとそのことにすごく疲れるようになる。それが自分の気持ちを表現する一番簡単な方法だ。いつか身の回りのことを変えなくちゃならないときがある。

「ファンの反応は面白かったよ。我々がまだたくさんゲームを作る義務を負っていると考えているファンは、それを投げ出して去ってしまうことに怒り出したんだ。たしかにできればそうしたいし、そう考えると悲しくなるのだが、もう自分に過去ほどの力はないと思う。すでに言ったように、火が消えてしまったんだ」

 そしてまたゼスチャックによれば、ヴィデオゲームの世界におけるファンの情熱はあまりに強烈なため、彼の力の源泉であると同時に、彼を困憊させた原因でもあった。

「我々に怒りを浴びせるすべての人たちがいるのと同じだけ、我々を大好きな人たちもたくさんいるんだ」と彼は言う。「その間の綱渡りってことだよね? 我々は大会社なんだから、そうした批判には耐えなきゃならない。私はそうしたファンの情熱は完璧に受け止めている。ゲームの世界で働いてきて間違いなくエキサイティングだったことは、我々の作品に対して人々が注ぐ情熱が、正気とは思えないくらいのレヴェルに達していることなんだよ」

 去年の春までの間、ムジカとゼスチェックは会社に影響を与えないように辞める方法を考えていた。ふたりにとって一番大切なことは、自分たちが長年手塩にかけて育てた会社に損害を与えず去ることであった。

「それが基本中の基本だと思う」と彼は言った。「他の人たちがするよりもずっと長い間それについて熟考し、実行したのは、この会社が今後も間違いなく成功するようにしようと思ったからだ。会社のみんなのことは今でも大好きだし、会社のゲームも大好きだし、会社も大好きだから、我々抜きでもうまくいくように、素晴らしいリーダーたちがその立場に残ってやり遂げてくれるように望んだのだ」

 9月18日に、ムジカとゼスチャックが引退を表明した。ムジカは彼の会社であるThreshold Impactとともに「ソーシャル・インパクト投資」の分野に進むといい、ゼスチャックは新プロジェクト、"The Beer Diaries"をはじめることにした。

 もはや「BioWareのふたりのドクター」ではないムジカとゼスチャックは、今でもよく付き合っている。先週には、ムジカの新しいウェブサイトのデザインについて電話でアドヴァイスをした、とゼスチャックは言った。

「ふたりはとても仲がいいんだ」と彼は言う。「よくお互いの妻たちと、ここ15年とか20年の間で言えば、それぞれ夫婦で一緒にいる時間より、我々ふたりで過ごす時間のほうが間違いなく長かったんじゃないかと冗談を言うんだよ」

**********

 以下、ビール・ショウに関する部分は割愛。もしご興味があれば本文を読んでください。よく聞く話では、手作りビール、地ビール(ローカルなクラフト・ブリュワリー(craft breweries)、あるいはマイクロブリュワリー(microbreweries))商売は、はまると半端ないそうです。意外と手軽にはじめられるわりには奥が大変深いとか?

 ビールは世界中で圧倒的にメガ・ブリュワーが強く、合衆国だとミラー(今や南アの会社だそうだ)、アンハイザー・ブッシュ(ブランドはバドワイザー、今ではベルギーの会社)、クアーズ(カナダのモルソンと合併)が三傑かな。カナディアンもそのモルソン、ラバット(上述アンハイザーを買収したベルギーのインベヴ傘下)の二強が占めている。

 そんな中ですら北米だけでも無数に存在するマイクロブリュワリーを紹介していこうという試みは、ゲーミングでいえば、屹立する少数のメガ・パブリッシャーのはざまでうごめく名もなきインディ開発者を紹介するようなものだそうで。

 私はアルコール類は飲む方にしか興味がないです・・・。ブリュワリー(ビール)、ワイナリー(ワイン)、ディスティレリー(ウイスキーね)といえば試飲会しか思いつかない(笑)。

 ただ、ゼスチャック氏はさらにその後、第四の人生について何か考えているのか(つまりゲーミングに復帰するつもりはないのか)という問いには、相変わらず何も答えていませんね。

 明るくふるまっているけど、割と傷は深かったんだね・・・。そんな彼に乾杯。とか?

EAの羽交い絞め(ベアハグ)にご注意。

 BioWareを引退し(クビになり)、とりあえずビールでも飲んだくれて、それに飽きたら(カナディアンらしく)ローカルビールのブリュワーでもやるかとおっしゃっていた共同創業者のおひとり、ゼスチャック氏。

http://hereisthecity.com/2013/01/29/bioware-co-founder-studios-beware-ea-bear-hug/

 やはりあの追放劇に対して忸怩たるものはあったようで、こんなインタヴュー記事があった。

 (追加:よく考えたら、"bear hug"って、羽交い絞めちゃいますね。正面からの「強烈な抱擁」、むしろ「サバ折り」に近いか。「羽交い絞め」は背中から。"full nelson"だ。

 まあ、でも「EAサバ折り劇場」じゃあ、ちょっとねえ。意訳・超訳ブログってことで許して。

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 Dragon AgeとMass Effectのデヴェロッパー、BioWareの共同創業者であるドクター・グレッグ・ゼスチャック(Greg Zeschuk)が、同スタジオとメガパブリッシャーEAとの関係について語った。
 内容はゲームサイトPolygon(下のリンク)に答えたもので、ゲーム産業からの離別、ビールにフォーカスしたインターネット・ショウのホストというユニークな立場への転身について答え、ゲームづくりについての半生を振り返り、2007年のEAによるBioWare買収についても語っている。

http://www.polygon.com/2013/1/28/3924078/bioware-greg-zeschuk-beer-diaries

(Polygonの当該記事。こっちもできれば訳します)

「EAの中で生き残り、成功を収めた秘訣のひとつは、BioWareが十分成熟した会社であり、EAの羽交い絞め(bear hug)をうまくいなせる人々の会社だったことにあると思う。羽交い絞めには、たとえ善意であっても押しつけがましいという意味もあるんだ」

「強くなければ生き残れなかったが、我々はそうであったし、そこからさらに向上した」

 Mass Effect最終章に対する騒々しいファンの批判に対する会社の反応と、Star Wars: The Old Republicの思わしくないサブスクリプション(課金)動向が、離別に関連していることは否定しないが、それらは全体から見れば些細なことであるとゼスチャック氏は見ている。

「我々は大会社なんだから、そうした批判には耐えなきゃならない。私はそうした(ファンの)情熱は完璧に受け止めている」

 ゲーミング世界の輝く星であった彼は、過激なファンのためにRPGをデザインするという半生を後にして、今では世界中で醸造されているビールを称え、宣伝することをもくろむ”The Beer Diaries”というオンラインのヴィデオショウを主催する立場となっている。

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 Polygonの記事も訳したんで次回。

Windows 8

 愛機PCの調子が悪かったので、そういえばそろそろ2年、私のPCの平均寿命、マシンを換え時かしら?とつぶやいたら、そこから一気にマシンの機嫌が悪くなった。マーフィーの法則。 

 特別セールだというWindows 8 Proが2月になるとアホみたいにお値段が上がる(というか今までボッタクられていたお値段に戻る)というので、まず一つ(ライセンスを)買った。

(あ、そういえばまだライセンス認証してねえや) 

 新PCを購入して(大抵OSはWindows 7のままだ)、そいつをアップグレードする算段だったのだが、あまりに現愛機の機嫌が悪いので「そんなに聞きわけないならWindows 8になっちゃえ!」とサディスティックに、ドSののりで無理やりインストールしてやった。

 めっちゃ、快適。 

 ただネット回りで古い無線LANの子機がどうしたドライヴァーがなんだで、新しい子機を調達する必要があり、ネット接続はたった今復活。 

 タッチパネル? 

 んなものないよ? 

 え、どうしてデスクトップでタッチパネルが必要? しかも30インチだし。でかすぎて意味が・・・。 

 Windows 8 に対応していないSteamを起動すると、旧Windows 7似のデスクトップが立ち現れるのが受けた。これじゃあなんの意味もない。しかもデザインもエアロじゃないし。 

 Windows 8 は使い勝手が悪いとかなんとか、確かにボロカス言われていたみたいだが、使い勝手の良い悪いにこだわっていないので、まあ、きれい!で終わってます。つかスカスカ動いて気持ちいいよ。

 ちなみにWindows 8 Proはもう一枚ゲットした(万が一このマシンが明日とか近いうちご臨終の場合もそうだが、いずれネットブックかなんか買うだろうから新PC用だ。そういうこと言うとまたこのマシンの機嫌が悪くなるのかもしれない・・・)

2013年1月28日 (月)

RPGのあり方(3)

 Wikipedia(en)やネット上の言説も参考にしつつ、前回の記事を眺めながらつらつら考えた結果に基づき、少し改訂をしてみます。

 まず、Wikipedia(en)の定義が(唯一無二のものではないものの)主な要素を網羅しているので引用してみましょう。訳文は私。

“A role-playing game (RPG and sometimes roleplaying game) is a game in which players assume the roles of characters in a fictional setting. Players take responsibility for acting out these roles within a narrative, either through literal acting, or through a process of structured decision-making or character development. Actions taken within many games succeed or fail according to a formal system of rules and guidelines.”

「ロールプレイングゲーム(role-playing game 、RPG、roleplaying game)とは、プレイヤーら(players)がある架空の設定(a fictional setting)内でキャラクターの役割を担うゲームである。プレイヤーらはある物語(a narrative)において、文字どおりの演技を通じて、あるいは体系化された意思決定(structured decision-making)やキャラクター創造(character development)のプロセスを通じて、それらの役割を演じる責任を負う。多くのゲームにおいて、行動の結果は、公式なルールやシステムのガイドラインに基づいて成否が決定される」

 大事と思われる要素については、和訳文に英語で書き出してみました。

 このうち、やっぱりキャラクター創造(character development)についての定義が悩ましいことになっている。文脈で色々わかれるようです。こちらもWikipedia(en)。

“The term character development is, in some contexts, used interchangeably with character advancement (in a sense similar to professional development or Human Development), whereas elsewhere character development refers instead to the player’s indirect characterization of the character through role-playing (in a sense similar to film developing).”

 これを参考に、私なりに整理してみましょう。

・一番狭い意味では、キャラクター作成・生成・デザイン(character creation、character generation、character design)、日本語でいうキャラクター・メイキング、いわゆる狭い意味での初期設定、初期ビルドを指し示す。

・次に狭い意味では、キャラクター成長(character advancement)をも含む。一般には経験値やその他の決まり・手続きに基づいて「経験」を積み「成長」していくこと。ゲーム用語でしかなかった「経験値」は今や完全に一般の日本語になってしまいました。RPGのコア要素とみなされることもありますね。

・最後に、これが私が言っていた「広義のビルド」に一番似ているのですが、キャラクター(全体)像(character arc)、あるいはキャラクターの人格化(characterization)を意味する一番広い意味。

 とりあえず三段階にしてみました。この三つは順番に狭いほうを包含している。キャラクター像はキャラクター成長も、キャラクターデザインももちろん含みますね。

 例えば、このブログでもちょっと話が出た、キャラクターの顔かたちを含む造形はどこに含まれるのか。

 ちょっと考えると一番狭いキャラクター・デザインの分野でしょうか? ほんとに? 顔かたちなど全く気にしないというプレイヤーもいるでしょうから、それはそれでいい。
 でも、顔かたち(容姿)こそキャラクター像の大きな部分を占めると考えるプレイヤーも多いと思います(私はそっちに近い、野郎キャラを除く)。この場合character arcの大きな要素になりえますね。またキャラクター成長を考えて「いずれニンジャになる彼女は小股の切れ上がった体型で、こんな髪型・顔が似合うかな」と設定する場合、character advancementを先取りしている。

 私の考えでは、これらすべてを図表上の「身体」(の混沌)に対応する要素、広義の「ビルド」と暫定的に呼んだわけですが、実は他の三要素もすべて含まれている。

character creationは、「クラス」に関連する。
character advancementは、「ワールド」に(一部は「クラス」にも)関連する
そしてcharacter arcは、「クラス」と「ワールド」に加え「選択と決断」に関連する。

 なかなかいい感じなので、広義の「ビルド」などというよくわからない用語を捨て、「キャラクター像」character development(character arc、characterization)とすることにします。

 ちなみに「身体」は「自然」との対比でそういう用語ですが、理性と感性を有した「自己」(self)と考えることもできます。その場合も「キャラクター像」(人格化)がしっくりくる気がします。

Cocolog_oekaki_2013_01_28_21_21
 上ではcharacter arcを、他の用語と調和するようにキャラクター像とか人格化とか、ちょっともっともらしい用語で書きました。

 でも引用したWikipedia(en)にもあるように、映画やドラマの用語で考えると簡単です。character developmentもcharacter arcも「役づくり」のことです。character arcのほうには一般的な「役づくり」に加え、ある作中の重大な出来事(群)によって(ほとんどの場合)主人公の言動(およびそこから推測される思考方法)が変貌していく様子(その変貌を表現するための「役づくり」)も含むようです。

 この「役づくり」という用語を使いたくなかった理由もあります。過去(の混沌)に対応するのは「役割」、慣習に基づく社会的ロール。「役づくり」だとこれと混同してしまいそう。「クラス」が指し示すのは、「ここではこういう決まり(規範・掟)なのだから、それに従うこと」という過去から続く「慣習」。この限りにおいて「職業」という和訳のほうがいいかもしれない。

 一方で身体(の混沌)に対応するのは「価値」(潜在的価値の維持)です。キャラクターはどういう出自(社会的な背景)を有していて、どういう暮らしを送ってきていて、どういう人となりで、何に重きを置き、何を軽んじ、何が好きで、何が許せなくて、世界観(対人観、恋愛観)はどうで、これからどう人生を送ろうとしているのか。すなわち「価値観」。

 よくMMOなどのプロフィールに、「なんだかなあ」とつい思ってしまうほどの「キャラクター紹介」をしたためているプレイヤーに出会いませんか? それってもう「小説」じゃん、というレヴェルまで到達している「紹介」をものしている人までいます。例えば「自分は実は追放された王族の末裔であり、生き別れた妹を探している」とか、そのゲーム(MMO)のメカニズムの中でそんなのゼッタイ実現しないようなお話を書く。それも(良し悪しはおいておいて)キャラクター像、人格化です。

 そしてお気づきのとおり、こうしたキャラクターの人格化こそが、「ロール・プレイング」の本来的な意味だったのです。

 四つの要素は密接に絡みあい、その総合としてRPGが成立します。

 プレイヤーがあらかじめ一定のキャラクター像(価値)を思い描いていたキャラクター(ほとんどの場合、主人公)は、そうした価値観をも踏まえてあるキャラクター・クラス(慣習)を選び、ワールドとの関わり合い(適応)を通じて、さまざまな選択と決断を行い(意思決定)、そうした経験と成長を通じて、当所予期した形かどうかに関わらず、そのキャラクター像を修正・変貌させていく。

 とりあえずこうしておきましょう。 

 次回は、こうした変更を踏まえ、前回の記事を少し加筆訂正することにします。

2013年1月27日 (日)

RPGのあり方(2)

 長く書いていると、何を書いているか自分でもわからなくなるということもあり、一旦切りました。

Cocolog_oekaki_2013_01_27_20_49

 この図表は、RPGの基本要素・概念で言い換えると次のようになりました。

Cocolog_oekaki_2013_01_27_21_34

 四つの要素がなぜそこに当てはまるかについては自己説明的だと思うのですが、少し説明(解釈)を加えてみます。

・「未来」(という混沌)に対応するのは、「権力」であり、計画的決断であり、意思決定です。

 RPGにおいては、プロット上、ストーリー上求められる重大な「決断と選択」としておきます。その他のゲーム内での細々した決断・選択は別の要素で表現されるでしょう。例えば、予め用意した設計どおりにキャラクターを成長させていくことなどは含まれない。定義上予測できない(プレイヤーのまだ知らない)未来に影響を与えるかもしれない、なんらかの決断を行うことです。

 RPGにおいてその世界を自由に形成する権力は、ひとえにデザイナーやTRPGならGM(ゲームマスター)、DM(ダンジョンマスター)が握っているわけですが、プレイヤーにも擬似的に権力が与えられます。いわゆるplayer agency、プレイヤーがあたかも自己の意思によって振舞えるかのような幻想をどのくらい抱かせるかが、ゲームの優劣を決めたりしますね。

 「選択と決断」が欠けているRPGは、「一本道」、「ローラーコースター」、あるいは「JRPG」などと呼ばれます(笑)。実際MMORPGのほとんどでもここでいう「選択と決断」がごく限られている場合が多い。あるクエスト(ミッション、レイド)やその他のフィーチャーを「する」か「しないか」などに限定される。

・「過去」(という混沌)に対応するのは、「役割」であり、慣習的反復であり、統合です。 

 RPGにおいては、「役割」(role)の狭い意味でもある「クラス」があたります。 

 RPGにおける「クラス」の設計はデザイナーが行い、プレイヤーに勝手なクラスを生み出す力は普通ありません。また多くのRPGは数少ない原型から派生したクラスシステムを有しています。その意味で「慣習」です。

 あるクラスは、自ずと定められたある「役割」を果たすことが期待されている。もちろん敢えてそれを逆手にとることも可能で、例えばクレリックにはヒーラーという役割を与えられるのがもっぱらですが、バトルクレリックとして自分しかヒールしないというプレイヤーもいるでしょう。それも広い意味では「慣習」にとらわれているわけです。

 キャラクターがこれまでどう成長してきたか、というのもここに含まれると考えます。その意味では狭い意味でのビルドでもある。

 「クラス」が表面上欠けているRPGは最近ではごく普通に見られますが、多くの場合は「原型」すなわち「慣習」から脱却できていません。クラスレス・システムという場合でも、ほとんどそうではないでしょうか。ただアクションRPGと呼ばれる分野、他ジャンルとの境界線上ではそう見えなくもないものもありますね。例えばゼルダとか。
 その意味では「クラス」は「ロール・プレイング」の根幹の少なくとも一部を形成しているのかもしれません。 

・「身体」(という混沌)に対応するのは、「価値」であり、象徴的意味づけであり、潜在的価値の維持です。 

 RPGにおいては広義の「ビルド」。
 ただしアトリビュートやスタッツなどの数値が示す狭い意味のビルドだけではありません。むしろその狭義のビルドは、すでに書いたように「クラス」のほうに仕分けしたいところです。

 ここはそもそもなぜ主人公としてのプレイヤーが存在するのか、なぜこの物語に参加しているのか、自分はどうなろうと(どうしようと)しているのか、そういったアイデンティティに関わる部分です。RPGの用語で言えば、「経験」や「成長」に関する部分といっていいでしょう。それもどう「経験」したか、どう「成長」したか、という結果ではなく(それらは他の要素の守備範囲です)、どう成長しようとしているのか、ゲーム世界をどう渡ろうとしているのか、ということでしょうね。モラルやエシカルに関する部分も含まれると思います。

 こういう意味での「ビルド」が欠けているRPGはクリック・ゲーといいます。それはそれでいいんですけどね。

・「自然」(という混沌)に対応するのは「貨幣」であり、技術的計算であり、適応です。 

 RPGにおいては「ワールド」そのものにあたります。
 「貨幣」の一般的な意味が指し示すように、NPCや(マルチプレイ、MMOなら)他プレイヤーとの交易、交渉、社交などは当然含まれます。擬似天然資源であるクラフティングの素材収集、MMOでいう狩りもそうですが、MMOを含む多くのRPGでこれこそ「貨幣」の源泉となるもの、経済システムの根幹をなす「ルート」も含まれます。ゆえに「コンバット」そのものが含まれるし、「装備」の吟味もこちらです。 

 これらの意味の「ワールド」を欠いているRPGはあるでしょうか。さすがになかなか思いつかないですが、サウンドノベルとか、ヴィジュアルブックの一部などはそうかもしれません。 

 そんな説明(解釈)です。
 

 まだアイデアが仕掛かり段階かなと思う点もあります。例えば広義の「ビルド」というところが誤解を招きそうなので用語に悩んでいますが、「成長」と書くと時間軸を含んでいると誤解されそうで、それもまた困る。「バックグラウンド」というと一部しか表現できないし、「アイデンティティ」というRPG用語はないですものね。

 そして、これらの要素を万遍なく網羅するのが良いRPGなのか(オールドスクール派の主張)、とんがっているのがいいのか(例えばBioWare作品は選択と決断方面に、Skyrimや一部のMMOのデザインはワールド方面に、Bravely Defaultは広義のビルド、アイデンティティ方面に、DnD準拠ゲームや多くのMMOはクラス方面に突出している)、ではP4Gは一体どこにとんがっているのか、とんがっていないのか、そんなことを考えるのがとても楽しくてやんなっちゃうんです。

RPGのあり方

 ちょっと面白い考え方を見つけたので、RPGを説明(あるいは解釈)できないかとしばらく考えていました。

 元ねたの書籍は文末に紹介。本来このようなお遊びに用いる趣旨のものではないでしょうが、RPGが意味するものはお遊びだけでもないかもしれないと考えて、どこまで成立するかやってみましょう。 

 目に付いたのは、こんな図表である。実際にはもう少し補助線や補足の文言などがあるのだけど、オリジナルの再現に凝ってもあまり実りはないのでシンプルにしておきます。

Cocolog_oekaki_2013_01_27_20_25
 図表は、直接的には言語の構造を示している。言語の分化によって世界を把握する、総合的にとらえる方法を示しています。
 世界という「混沌」に囲まれた人間が、言語(とその派生物)によって「秩序」を作り出していく枠組み。 

 周りには四つの混沌が記載されている。混沌が広がっていると考えてください。

・自然(感覚)の混沌
・未来(想像)の混沌
・身体(理性および感性の基盤)の混沌
・過去(記憶)の混沌 

 それぞれの混沌に対応する、それを秩序化し克服しようとする社会科学各分野の説明原理が四つ。

・貨幣、技術的計算(経済学)   :自然の混沌
・権力、計画的決断(政治学)   :未来の混沌
・価値、象徴的意味づけ(文化学):身体の混沌
・役割、慣習的反復(社会学)   :過去の混沌

そして、二本の軸のラベルは両隣のふたつの混沌を示している。

・自然と未来で「外面性」
・未来と過去で「時間性」
・過去と身体で「内面性」
・身体と自然で「空間性」

 ここまではよろしいかと思います。

付け加えるなら、それぞれの専門分野はまた別の学問分野の力を借りて行く関係でもあるわけです。

・貨幣、技術的計算(経済学)   :自然科学、心理学
・権力、計画的決断(政治学)   :心理学、実践知
・価値、象徴的意味づけ(文化学):歴史研究、自然科学
・役割、慣習的反復(社会学)   :実践知、歴史研究

 元ねたの本の趣旨のひとつでもあるのですが、このように多面的な言語の機能、あるいはそれが指し示そうとする世界(混沌) をどれか一面だけでいくら分析・説明しようとしても土台無理である、という意味に受け取ってもらえば良いと思います。

 

 さて、これの、どこがどうRPGなのかと。「貨幣」とか「役割」とかあるからかとか、そんな水準の話を、わざわざお絵かきまでしてお伝えしようとは申しません。
 一概にそう見えないから面白いんですけど、少し変換をすればすぐわかると思います。

Cocolog_oekaki_2013_01_27_20_49

 

 円内の四つの要素を置き換えました。そろそろおわかりかもしれない。

 この図で、RPGのエッセンシャルな要素、機能がほとんど網羅的に表現できてしまうのですね。ちなみに円内の四つの項目は、社会学者パーソンズのAGIL paradigmに対応しているそうです。詳しい人がいるだろうから、それも書いておく。

・適応:Adaptation
・目標達成:Goal-attainment
・統合:Integration
・潜在的価値の維持:Latency (or Pattern Maintenance)

 わかりやすいと思われるところから行きましょう。

・「未来」(という混沌)に対応するのは、「権力」であり、計画的決断であり、意思決定です。

 RPGにおいては、もちろん「決断」、「選択」の要素があたりますね。ここではプロット上、ストーリー上、の決断・選択を言うことにします。

・「過去」(という混沌)に対応するのは、「役割」であり、慣習的反復であり、統合です。 

 RPGにおいては、「クラス」があたりますね。「職業」と狭くとらえてもかまいませんが、クラスはむしろ「役割」(role)そのものの意味で使われます。

・「身体」(という混沌)に対応するのは、「価値」であり、象徴的意味づけであり、潜在的価値の維持です。 

 RPGにおいては、「ビルド」。ただしアトリビュートやスタッツなどの数値が示す狭い意味のビルドではない。ここは少し説明が必要かもしれません。

・「自然」(という混沌)に対応するのは「貨幣」であり、技術的計算であり、適応です。 

 RPGにおいては、「ワールド」そのものにあたります。「貨幣」が指し示すのは交易・交渉だけではありません。外界との関係すべてです。装備やクラフティングももちろんここにあたります。 

 多少説明(というよりも元ねたの著者の言葉でいえば解釈)が必要でしょうか。 

 まず最初に私が考えたのは、RPGが「世界」あるいは「社会」の少なくとも一部を切り取って示すことを意図したものであるとすれば、私たちをとりまくこの世界という混沌を表現したこの図表で示せるはずである、ということでした。 

 以前紹介したBartleの次のマトリクス、Player(Self)とWorld、ActingとInteractingで示したプレイヤー類型もちょっと念頭にありました。

         Acting             Interacting

 Players   殺戮者(評判、技倆)     社交家(友愛、影響)     

 World    達成者(名誉、業績)     探究者(知恵、知識)

 長くなりそうなので、材料だけ提示して、説明(解釈)は次回に回しましょう。いや、もう何が言いたいのかわかった、これ以上は冗長、蛇足だろう、という方もいるでしょうし。 

*********

 元ねたの書籍は、西部邁著「知性の構造」(ハルキ文庫)。

 数多くの図表を駆使して、本当の知性とはどのように取り扱うべきなのか、存在の仕方はどのようにあるべきか、その一例を著者自身の精神を解剖することで示したものであるそうだ。上に引用した図表は本当にごくその一部であり、まだまだ私も全容を解釈できるまでに至っていませんが、この世の中のさまざまな物事を考える拠り所として貴重なものになるだろうということは直感しています。

【ME3】048プライオリティ:ラノック(その後)

 他に書きたい事もあるのですが、切りがいいところまでやってしまおう。 

 ホームワールド"homeworld"は、サイファイ由来の言葉であると書きました。複数の世界(惑星)を前提としているから。Mass Effectの最新コミック・シリーズも同名。
 元となる普通の英語はホームランド"homeland"。

 「母なる星(地球)」、"the mother earth"はサイファイ由来ではないでしょうね。その場合は生命を育む「大地/海洋」に力点が置かれる。

 南蛮渡来の地球儀が日本に伝わったのが17世紀はじめ(江戸幕府誕生あたり)だそうで、接することのできた多くの人(侍がほとんど)は「自分たちの住んでいるところはこんなもんか」と普通に(むしろ興味津々)受け入れた。学問上の争いは多少あったものの、ガリレオが体験したような宗教上の大騒ぎはあまり起こらず、日本の文化形成に宗教があまり影響を与えていないことのひとつの証明だと思っています。 

 タリのせりふにもあった「いつか目にしたいホームワールド(ホームランド)」という話で誰もが想起するのはイスラエルの民。神との契約に基づく約束の地(プロミスト・ランド)。イスラエルの民に限らず、民族強制移住(デポーテーション)は歴史上何度も繰り返されていますが、長期にわたる放浪の旅を経て約束の地(と結果的に解釈した場所)を目にするというのは、他にあまり例がないでしょう(つまり、戻れない場合がほとんど)。

 さらにクォリアンの用いている意匠・色彩感覚がエキゾチックで中東的。どちらかというとペルシャ寄りなのかな。タリのアクセントにも訛りがあって、中東訛りといえなくもない。 

 私のシェパードはパラゴン一直線でしたので、どんな文化・文明も文化・文明に違いなし、「ただしヒューマンが許容できるなら」という都合のいいアメリカンなマルチカルチャリズム(多文化主義)の権化みたいになってしまいました。実際にそんな制約を課したものはマルチカルチャリズムではないのですが。
 そういえばBioWareのホームランドであるカナダはご承知のとおり(英仏語圏をはじめ)マルチカルチャーの国ですね。

 ガイドブックやWikiによれば、ラノック編の結末も非常に大きく分岐するようですが、私の初回プレイスルーにしては珍しく、わりと優等生的な(リベラルな)解答になっているかもしれない。それ自体もリージョンが「殉教者」(マーター、martyr)として犠牲になったことを「是」とする発想であるのは間違いない。すでにモルディン、テインについでME2クルーの殉死者は3人目ですが、リージョンの場合が一番宗教色が強い。信仰心に篤かったテインよりも印象が強いのはおわかりだと思います。

 (私の結末の場合の)リージョンは、福音伝導者(evangelist、エヴァンジェリスト)であり、かつ殉教者であった。

 
 すべての事柄が「中東」(という呼び方も欧州中心主義)を指し示しているのですが、決定的にそうとも言い切れない、そんな曖昧さを狙っているのかもしれない。

 クォリアン・ゲス間のテーマは、三部作内で是非解決してほしいと願っていた最大のものなので、これはこれで私は満足です。

 一方、正直に告白すると、ジェノフェイジをキュアするという発想は実際に聴くまで微塵もありませんでした。
 ところで、ジェノフェイジといえば、クォリアンにとってのゲスも意図的ではなかったものの「アップリフト」(知性化)の対象として扱うことができそう。サラリアンがアップリフトしたクローガンとの対比でも、先輩格も後輩も悲惨な運命に見舞われるという点が共通している。
 また、アップリフトと呼ぶことはできないし、紛争と教化の後先が逆ですが、テューリアンとヒューマンの間の熾烈な戦争も周辺的には関連している。

 根底にあるのは、(地球の)西欧中心の啓蒙主義とそれに続く血腥い近代化の歴史であり、それを一方的に普遍化して当てはめる発想(歴史観)なのでしょう。

 知性化の対象、AIとなった人工知能が、なんの問題もなく「ご主人様」と仲良く暮らすのは、日本の「萌え系」くらいですかね。無邪気。

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 自らもシェパードに二度も命を救われたアサリ・カウンシラー。クォリアンとゲスの間に和平が成立した報せに喜ぶ。

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 だがこの通信の目的は、アサリの母星系もシェパードの助力を求めたいという、これまた虫のいい話。以前リアラが少し情報を与えてくれた話に関連するのでしょう。
 通信で話すのはあまりにリスキーな話題だそうで、ウディーナが使っていたシタデルのオフィスで待ち合わせることにする。

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 ハケット提督は、テューリアン、クローガンに加えて、クォリアンとゲスの双方の協力を獲得した成果は計り知れないと考えている。またシタデルのクーデターを阻止したことによって、アサリとサラリアンもクルーシブル建造に援助を惜しまなくなった。 

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「信じるかどうかわからんが、アサリは旗艦デスティニー・アセッションまで供出すると言い出しおった。三年前、君が救ったことを忘れていないらしい。
 サラリアンも全艦隊を『カウンシラー救出への感謝の気持ち』の表明として差し出すそうだ。ジェノフェイジ・キュアのことは忘れることができたらしい」                         

 この成果。いい加減シェパードも「大佐」くらいに昇進していいはずなんだが・・・。そのくらいの階級になると提督にも現地昇進を言い渡す権限はないのか。ヴァンクーヴァーはじめ、ヒューマン軍令部は全滅しましたし。

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「今やアサリがリーパーズの標的となっている。連中が銀河でもっとも進んだ種族だと自負していることを証明できるかどうか見ものだが・・・。
 なにしろ銀河広しといえども、リーパー艦の吹き飛ばし方を知っている糞ったれ野郎は、今のところ君しかおらんのだからな」 

 "son of a bitch"はこの場合最上級に近いほめ言葉です。

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「できるだけ賢く振舞って、ちょっとの幸運があれば、誰でもできますよ」
「君のドシエ(経歴書)にはそうは書いておらんぞ、シェパード」

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「かつてアクーゼが包囲されたときでも君は生き残った。たった一人で。あの頃から、ただの兵士という呼び方では済まない男になると思っておった」

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「いずれ銀河を救うとでも?」

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「シェパード、私が今まで痛恨の思いとともに学んできたことを伝えておこう。
兵士は給料を払えば銃を撃ってくれる。もっと払えば突撃して丘を占領だってしてくれるだろう。だが、いくら金を積んでも信頼を勝ち取ることはできない」

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「よくわかりませんが?」

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「君がソヴリンに立ち向かったとき、正直誰も勝てるなどと思っていなかったのだよ。だが君のクルーは気にもかけなかったようだな。最後まで君と行動をともにした。
 オメガ4リレーのときもそうだと聞いた。絵に描いたような自殺任務だったそうじゃないか。そのときもクルーは逃げるどころか、むしろ誇りをもって君に付き従った」

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「なぜか? 皆、君を信頼していたからだ。自分たちのリーダーを。今私に必要なのはその信頼なんだよ」

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「今われわれが皆を連れて行こうとしているのは、身の毛もよだつようなおぞましい局面だ。そして、そんなときでもなんとかしてくれるのが君なのだ」

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「リーパーと一緒に地上にいたんですって? こちらも何度か標的になりかけましたよ。
 ジョーカーの気が狂ったような操船で助かりました」
「船の操縦を他人任せにしてそんな戦いに臨むのは辛いものだからな。いくらジョーカーがわれわれのベストだとしても」
「最初は安全ファーネスの中で吐きそうになってました。でもしだいに頭に血が上って、それから単に怒りだけがこみあげて、あいつをやっつけたくなりました」
「地球の戦いではそう思わなかったのか?」
「リーパーズを打ち破りたい、地球を救いたいとは思ってました。でも物理的に二つに引き裂いて、吹き飛ぶところを見てやりたいとは思いませんでしたね」
「おめでとう、トレイナー。どうやら君の闘争・逃走本能("fight-to-flight instinct")が芽生えたようだよ」
「戦うのはチェスだけにしておくべきですね。でもチェスには爆発がないのが残念って思いはじめてるわ」

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「見事でしたね、艦長。誰かが喚き散らして戦争を終らせたってのはさすがに初ですね」
「ゲスの叛乱がどういうものか知ったら、連中にも生きる資格があると思ったんでな」

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「感謝します、艦長。シンセティック種族を信用するオーガニックはあまり多くありませんから」
「しかも、艦隊丸ごと二つをいっぺんに手に入れた! 誰も喪うことなくですよ!」
「リージョンは別です。自ら犠牲になる直前に『われわれ』ではなく、『私』と言ってましたね」
「え、そうだっけ?」
「単数形を用いたということは、独立した自我として完全に覚醒したのでしょう」

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「最期の瞬間、リージョンはゲス・コンセンサスのアヴァターではありませんでした。ひとつの個性だった」

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「俺も気がついてたよ」

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 大きなミッションが終わると現れるダイアナのシーンは飛ばそうと思っていると。

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 必ずレピュテーション・チェックの質問があるんですね。

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 とにかく良いニュースは銀河中に流してくれ。アンダーソンやハケットの発言の影響でしょうか。

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タリとリアラの会話。
「ゲスはもう私たちの僕(しもべ)じゃないの。なんて呼べばいいのかしら? 味方?」
「友?」
「まだお互い癒えない傷が多いのよ、でも・・・、そうね、いつの日かきっと」

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 これ受ける。前線でリーパーズと戦っているカヴァナ軍曹からイチイ軍曹へのメール。

「頼むから次回は、ゲスがこっちの味方で、でかいロボットに向かって発砲しちゃダメかもしれねえって先に言ってくれねえかな? 空からプライムどもが降ってきて、リーパーズを掃除しはじめたときには、まじでちびりそうだったぜ。正直こっちもやつらに何発か撃っちまったが、ちっとも撃ち返してこねえ。そしたら一体が近づいてきて、自分たちは援軍で、こっちの状況はどうだって聴きやがる。俺のクルーを救ってくれたことに文句は言いたくねえが、やつらの一体のあほなライトを撃ち抜いた詫び入れなきゃならなかった。あの恥は一生忘れられそうにねえよ」 

 これ、カットシーンでやって欲しかったなあ・・・。

 ああ、次のギャレスのこれも好きだなあ。私はジョーカーやジェームズの込み入ったジョークよか、ギャレスのストレートなのがすきなんですよ。

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「ゲスとクォリアンの間に和平が成立した? そんなことが可能だなんて夢にも思わなかったぜ。まさかこの次は、テューリアンとクローガンの間に協力関係を築きましたとか言うんじゃないだろうな?」

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「おっと、そいつはもうやってるか」 

「お前さんはまさにピースキーパーだな。近頃なかなかお目にかかれない類だ」
「最後にリーパーズまで懐柔できたら、そのときは聖人と呼ぶことにするぜ」

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「外交では戦争に勝てんぞ。必要なのは強力で十分な火力だ」

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 このジャヴィックの「宇宙の闇の化け物がわれわれを餌食にしにやってくる」ってせりふですが。これはラヴクラフトのクトゥルフ(クトルフ、クトゥルー、ク・リトル・リトルでもお好きにお呼びください)を直接的にリファーしてるんだそうですね。

 そもそもリーパーズのアイデアがクトゥルフに由来していると受け取られるのかもしれない。オールド・マシーンズが「古き神々」で、「リヴァイアサン」は「深きものども」であるとか。
 そんなことをいえば、どんなサイファイ/ファンタジーだって全部似てくるのであって、私の信じる限り、ラヴクラフトの「コズミック・ホラー」とMass Effectは、まったく別のものだと思います。

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 タリは以前同様、エンジン・ルームに篭っている。

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「あ、ごめんなさい。移民船だ・・・、じゃなくてラノックから通信があったので気がつかなかった」

 これまでのように船団に戦闘用武装などの技術を送り届ける役目は卒業し、農耕用の技術を収集しなければならなくなったのかもしれない。まったくの専門外だ。

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 ラノックではゲスがクォリアンの居住地建設に協力している。
 クォリアンのエンヴィロン・スーツに自分をインストールして、その改良まで行っているゲスもいる。何をやってもクォリアンがやるより圧倒的に早い。

「そんなことまで可能なのか」
「ゲスはハードウェアではなくてソフトウェア。プロセッシング・パワーがあるなら、どこにでもインストールできるわ」

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「感染を真似ることまでできるのよ。宿主は病気にかからなくても抵抗力を身につけることができる。ワクチン(ヴァクシーン)を作ってるようなものね」

 ゲスの技術をもってすれば、近いうちにクォリアンはエンヴィロ・スーツから解放されるかもしれない。

「エンヴィロ・スーツは長い間の慣習で、もはやクォリアンの社会制度の一部だから、必要がなくなっても皆着続けるもしれない。でも、スーツの破裂が即刻死を意味することはなくなるわけね」

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「今、ラノックでは子供たちが元気に健康に育っている。ゲスのおかげで」
「君のおかげでだろう」
「ううん。私だったら躊躇なくリージョンを殺していた。そしてそれは間違いだったでしょう。あなたのおかげ」

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 残念ながら、このシェパードではロマンスの展開はなし。 

 従って、タリちゃんの素顔を拝めるチャンスもなし。 

 スーツなしのクォリアンは魅力的。ジャヴィックも言っていた。
 ジョーカーとジェームズは、タリのお尻について褒め称えていた。 

 きっと、二本脚(後ろ足だけ)のケンタウルス(セントール)みたいなんでしょうか(意味通じないか)。

 手の指も三本だし、足の指(蹄)も三つに分かれているのは(馬の蹄は指一本で他は退化しているが)ウマ型をリファーしてるのでしょう。

(有蹄類とひとくくりにされていた牛と馬の蹄(ひづめ)は実際には平行進化であって、直接なんら関係ない説が有力なのだそうである。馬はむしろ猫に近い。初めて知った)

 つまりクォリアンは腰周りから下がカモシカの脚のような脚(byダウンタウン松本)みたいに逞しく美しいのではないだろうか。

 ちなみにカモシカはシカではない。ウシあるいはヤギの仲間。

 さらにいえば、「カモシカの脚のような脚」という場合は、レイヨウ(羚羊)、アンテロープの脚のこと。ニホンカモシカの脚は言うほど美しくはないですね。 

 ハイエナを犬と間違えている人も多いですね。ネコの仲間。ジャッカルがイヌの仲間。コヨーテ(カイオウテ)もイヌの仲間でオオカミ似。 

 みんな哺乳類、何の違いがあるんだって話だけど。

 なんのブログなんだ!

 

 

【ME3】047プライオリティ:ラノック(4)

 トゥーチャンカではシュラウドを守っていたデストロイヤー級が一隻沈み、今回ラノックでゲス・コントロール用シグナル発信を任務としていた同級リーパーが一隻破壊された。
 ここまでにDLCリヴァイアサンを先にやっていれば、そこではソヴリン級(キャピタル級)が一隻撃沈する姿を見ることができる。
 一作目ソヴリンを除けば、まだ本編内ではっきり撃沈がわかっているリーパーはそれだけ。

 実際シェパードたちノルマンディのクルーやクォリアンなどの(潜在的)同盟軍が倒したのは初。ほかは「すべてのスレッシャー・モーの母」と、それから「リヴァイアサン」が倒した。そちらは星間戦争というより怪獣映画のノリだったわけで。

 そのくらい大きな威力の違いがある敵が、しかも数え切れないほどの勢力で襲来するわけなので、全銀河勢力を結集したって勝てるはずがないのですね。

 だから、ソヴリンの実力を知ったあたりから、結末どうすんのかなーって心配してたわけで。いっそ暗黒宇宙からの襲来そのものをシャットアウトしちゃうのかしらとか(地球侵攻がなくなるなど、絵的にはとってももったいないので無論できないでしょうけど)。エンディング問題は最初から内包されていたのです。

 この頃はまだ、クルーシブルが究極のアルティマ・ウェポン、大量破壊兵器みたいに思ってたかな。そのオチだけは避けてほしいと切に願っていました(「赤」エンディングだと事実上そうなっちゃうけどね)。

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「私たちやったのね、リーパーを倒したのね。キーラ・・・」

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「ゲスの活動がオールド・マシーンズの支配下にないことを確認。われわれは解放された」

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ゲレル提督「よくやった、シェパード! ゲス艦隊の攻撃がやんだぞ。敵は完全に無防備だ!」

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「シェパード・コマンダー。われわれはクリエーターの攻撃に対し防衛しただけだ。それは死に値する所作であろうか?」

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「何が言いたいんだ?」

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「われわれのアップグレードだ。オールドマシーンなき今、われわれは独立を損なわずにすべてのゲスにそれをアップロードすることが可能だ」

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「リーパーズのコードをアップロード? リーパーズが支配していたときと同じだけ、ゲスが賢くなるじゃないの!」

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「そのとおりだ。だが今度は自由意志が備わっている。それぞれのゲス・ユニットが真の知性となる。生きて、そしてあなた方に協力することができる」

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「私たちの艦隊がすでに攻撃を開始してるわ! コードをアップデートされたら私たちの艦隊が全滅してしまう! シェパード、クォリアンじゃなくてゲスを選ぶつもりじゃないでしょうね!」

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「クリエーターがわれわれへの攻撃を始めるそもそものきっかけとなった疑問を覚えているか、タリ・ゾラ? 『このユニットには心があるのか?』」

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「コードはアップロードしてかまわん。タリ、なんとか艦隊の攻撃をやめさせてくれ」

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「こちらタリ・ゾラ提督。全艦、攻撃を中止して!」
ゲレル提督「ただ今の命令を取り消す! 全艦、攻撃続行!」

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「ああ、お願いだからやめて・・・」
「クリエーターたちの死は残念だ。だが代案はない。40パーセント」

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「いや、今日はもう誰も死ぬ必要はない。リージョン、アップロードは続けてかまわん」
「シェパード?」

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「全艦、こちらシェパード。リーパーは撃沈した。攻撃を中止しろ」
「こちらタリ・ゾラ提督。シェパードは私の権限に基づいて話している」
コリス提督「私の権限もたった今与えた」
ゲレル提督「ネガティヴ! この一戦、勝機はわれにあり! 撃ちてし止まん!」

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「60パーセント」

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「あなた方の歴史は、丸ごとすべてゲスを抹殺するためだけに費やされてきた。あなた方のせいでゲスが叛乱の道を選んだ。あなた方のせいでゲスがリーパーズとの同盟を選んだ」

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「80パーセント」

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「ゲスはあなた方との戦いを望んでいない。そのことを一分だけでもいい、信用してもらえれば、この戦争はそこで終わる」

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「選ぶのはあなた方だ。頼むぞ、キーラ・セライ」

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ゲレル提督「全艦、砲撃停止」

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「エラー。コピーしたコードが不十分。直接的な人格伝播の必要を認める」

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「シェパード・コマンダー。彼らの元へ赴かねばならん。残念だが、他の道はない」

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「リージョン。さっきの質問の答えは、『イエス』よ」

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「もちろんだ、タリ。だが感謝する、キーラ・セライ」

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「艦長!」
「ラーン提督! 乗船が不時着されたと聞きましたが。お怪我がなさそうでなによりだ」

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「無線で聴いておりました。ハン・ゲレルが攻撃をやめなかったら・・・」
「やめましたしね」

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「私たちはすでに甚大な損害を被っていました。一体この後で・・・、これから先どうすればいいのでしょう?」

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「あなた方のラノックへの帰還を歓迎する、ラーン提督。われわれも一緒だ」

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「リージョンか?」
「いや残念ながら違う、艦長。リージョンはわれわれに知性を伝播するため自ら犠牲となった。名誉を称えるべき行いだ」

"I'm sorry."なので、"we"ではなく"I"に変わっているということかな。

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「そうか」

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「われわれはリージョンの約束も名誉をもって遂行する。ゲス艦隊は地球奪還に協力し、またクルーシブル建造のためエンジニアを派遣する」
「クォリアンも、もちろん同様です」

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「提督、居住予定地域の算段はついているのか?」
「そうね・・・、南大陸は農地に最適なところだと記憶しているわ」

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「後はお任せしてもよろしいかな?」

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「そのようね。感謝します、艦長」

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「二軒目の家の場所でも探してる?」
「浜辺沿いなんてどうかしら」
「早めに手当てしないと。買い手市場だからな」

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「大丈夫か? ゲスとの協力が大変なことはわかってるが」
「ここに残るつもりはないわ。あなたと一緒に行く」
「こちらからお願いするつもりはなかったぞ」

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「でもクォリアン艦隊から、少しはお礼を受け取る資格があるのではなくて?」
「クォリアンにはリーパースとの戦いに参戦してくれるよう望んでいる。だからおあいこだ」
「リーパーズが地球にとどまるなら、そうね。でも遅かれ早かれラノックにもやってくる」
「今日一隻破壊したじゃないか」

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「だからあなたに協力してやつらを阻止するわ・・・、あなたが私を必要としているならね」

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「本気なんだな?」
「もちろん」

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「この希望と平和の絵姿すべてを見ていると・・・、結局、私が今まで喪ったすべての人たちのことを見ていることに気がつくの」

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「惑星ヘイストロムのチームのこと。父のこと。今ではあのゲスとの別れに悲しんでいる。おかしくなっちゃったのかな?」
「至極真っ当なことだよ」

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「それにしても綺麗な眺めよね?」
「そうだな」

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「完全にスーツなしで暮らせるようになるまで何年もかかるでしょうけど・・・、今は」

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「今は、このくらいまでかな」

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【ME3】046プライオリティ:ラノック(3)

 目標、リーパーを照準せよ。

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「シェパードから艦隊! これはリーパー基地ではない!」

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「リーパー本体だ! 周回軌道からの攻撃を求む!」

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「こちらの安全を確保! 攻撃開始!」

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ゲレル提督「どうだ、命中したのか?!」

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「砲口だ。充填中が弱点のようだ」

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ゲレル提督「くそっ、ジャミングのせいで手動照準せざるを得ない。精密砲撃は無理だ!」

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「リーパーが回復する前に脱出可能」
「だめだ、停止しろ」

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「シェパード・コマンダー?」

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「逃げればゲスはリーパーの支配下のままだ。クォリアンが全滅する」

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「ここでケリをつける」

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「EDI、ノルマンディの兵装システムをクォリアンのものに接続しろ。照準レーザーを全艦隊にシンクロさせるんだ」
「了解しました」

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「援護の必要は?」
「じっとしててくれ、リージョン。ここから狙う」
「シェパード・コマンダー、気をつけて」(Good luck.)

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「了解した(Acknowledged.)」

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「シェパードから艦隊! 弱点にしるしをつける。ノルマンディとリンクを確立し、攻撃準備をして待て!」

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ゲレル提督「シェパード、早く標的を!」

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「シェパード」

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「俺を知っているのか?」

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「ハービンジャーから聞いた。貴様は抵抗している。だが失敗する。サイクルは継続しなければならない」

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「どういう意味だ? ソヴリンとゲスも食い止めた。ハービンジャーとコレクターズも食い止めた。明確な答えを知らされる資格がある」
「貴様が理解できるようなことではない」

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「そうでもないかもしれんぞ」

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「貴様らは混沌を表し、われらは秩序を表す。オーガニックの文明は、混沌に秩序を取り戻すためことごとく刈り取らねばならない。それは不可避なことだ」

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「われらの介入なかりせば、オーガニックは滅ぶ。われらは貴様らの救済だ」

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「銀河中の生命を殺しまわっているのが救済だと?」
「サイクルは継続せねばならない。代替するものはない」
「オーガニックとシンセティックが殺しあう必要などない!」
「ラノックの戦いが貴様の主張そのものへの反証だ」

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「貴様の戦いを終わらせろ。われらは待っている」

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【ME3】045プライオリティ:ラノック(2)

 あまり意識して画像を撮ってなかったので今更後悔していますが、クルーのアーマーは気分や見かけで選んでいるのですが、それがなかなか写っていない。

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 ギャレスのアーマーが見切れてない。どこかで出てくるかな・・・。

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「ゲレル提督から全艦! 民間船団にゲス・フリゲートが接近している!」
「こちらコリス。民間防衛艦隊は迎撃進路へ。自力で抑えてやるぞ、ゲレル」

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「リージョン、オーヴァーライドに到着したぞ」
「システム・アクセスを獲得し、セキュリティのバイパスを行っている。しばらくスタンバイを」

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 スタンバイというときは、大抵拠点防衛戦。目標、"survive"。

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 画像数抑制のため、終わったことにします。

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「セキュリティのバイパスに成功したが、ブラストシールドの無効化に対してマニュアル入力を求められた。そちらの付近のコンソールを起動する」

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「よし、すぐに外に戻ろう」
「ネガティヴ。戻る進路は閉鎖された。付近のエレヴェーターで上層部に出ることができる。そこから、一定の射線が開ける」

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「ラーン提督から全艦。偵察艦隊はゲスの側面を粉砕。追撃許可を求める」

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「許可する。存分にやれ、ラーン!」

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 ギャレスのアーマー、見にくいね。

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 ゲス・プライム。

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 しかも一匹じゃないし。

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 うおっと、タリが。

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 自分の画像からも、かなり苦労したことが伺える。

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「シェパード・コマンダー、そちら周囲にゲスの姿なし。敵増援到着まで数分」
「基地から何か情報を手に入れたか?」
「迅速な行動を推奨する。ゲスとオールド・マシーンズの連絡を早急に断たなければ、クリエーターの艦隊が蹂躙されてしまう」

タリ「この戦いは何世紀もかけて続いてきたもの。最後の結末を見るために」
ギャレス「終わらせようぜ」

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 ようやく射線が通りそうな崖に。

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 鳩ならぬ、大きな羽虫の群れですかね。

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 ブラスト・シールドが目視できる射線が通った。EDIからの通信。
「ノルマンディの兵装システムをそちらの目標に同調できます」

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 ブラスト・シールドが開放される。

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 ゼン提督の開発したビーム照準で、ノルマンディに座標を伝達。
「安全な距離まで退避することを推奨します」

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 シグナルの発信装置もちらりと見えた。

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「目標、ロック」

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 今作は本当によくコケます、シェパード。

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 いてててて・・・。

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「リーパー!」

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「移動手段の所在を確認!」

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「了解した。皆、船まで急ぐぞ!」

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「走れ!」
「あんなのと、どうやって戦えというの?」
「君の艦隊が手を貸してくれれば何とかなる!」

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「回避運動を試みる」

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 移動手段はホヴァークラフトだった。

【ME3】044プライオリティ:ラノック

 以前書いたように、以下冒頭のノルマンディ上のシーンはコリス提督救出直後に発生している。
 ふたつのラノック・ミッションを終えたところで読むと多少ニュアンスが変わってしまうセリフまわしもありますが、ご留意願います。

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 (私の場合は)コリス提督の救助に成功した直後にラーン提督からリーパーズの近距離シグナル発信施設の所在が判明したとの知らせを受ける。

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 うかうかしているとリーパーズのシグナルによってゲスが再度アップグレードされてしまい、クォリアン艦隊は一巻の終わりであると恐れるラーン。

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 シグナルさえ停止すれば、ゲスはクリエーターにとってなんの脅威でもなくなる、とリージョン。

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 とはいうものの、リーパーズの目的がいくら道理にもとるとはいえ、圧倒的なアップグレードをみすみす手放すことも忍びがたい。
 アップグレードによって、最寄り10体のゲスを協働させることができ、それはゲスにとっては素晴らしい成長であり、生命そのものである証とみなすことができる。

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「そうだな」
 このシェパードはちょっとゲスの肩持ちすぎかもしれない。

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「艦長!」
「待ってくれ、提督。どんなプラットフォームだろうが、生命体であることに変わりはないだろう」

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「そして基地が破壊されれば、彼らは死ぬ」
「ゲスはリーパーズと手を組んでいるのですよ!」
「それは、あなた方クリエーターから身を守るため」

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「彼らが死ななければならないこともあるまい」
「このただ一体だけが友好的に思えるから?」
「少なくとも船上で俺に向かって撃ったことはないぞ」
「艦長、あなたがほのめかしていることはもしかして・・・」

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「俺は何もほのめかしていない。ただ彼ら全部が死ぬ必要はないかもしれない、と言っているだけだ」
「基地を破壊するまで、その議論は棚上げにすべきでしょうね」

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「周囲は厳重に要塞化されており、また周回軌道上からの攻撃を避けるためジャミング・タワーを設置しています」
「またしても徒歩で接近しなくちゃならんな」

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「ゼン提督がジャミングもかいくぐることのできるレーザー・ガイダンス装置を開発しました」
「つまり、俺がこれで標的を示せば、ノルマンディが精密砲撃を行えるということか? 
そういうことだな」

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「EDI、これを使えるのか?」
「はい、これによりリーパーズに対する精密砲撃が可能となります」
「リーパーズに限らず行く手を阻むものはすべてな」
「ゲスは直ちにジャミングの設定を変更してこのテクノロジーも無効化しようとするでしょう。基地に接近するまで用いるべきではありません」

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「リーパーズの基地の座標はすでにお送りしてあります」

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 ここでもリージョンは別行動。
 シェパードたちは、基地への射線がとれる近道を。上部入り口から進入。

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 リージョンは防衛システムを無力化し、脱出用の乗機を手に入れる。

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 リージョンがゲスのアップグレードを獲得していることについて、何も話さなかったことをなじるシェパード。
「あなたはあのサーヴァーからゲスの知能を移転することを容認した。だが、この問題は別だ。私的なものだ」
「秘匿して恥に感じないのか?」
「恥は社会的な判断に基づく感情または認知反応。この場に持ち出すにはふさわしくない」

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「俺は君の味方だ、リージョン。君たちの種族を助けたいんだぞ?」
「気を悪くされないように」
「どうしてこんなことに。ゲスはもっと物分りがよいんじゃなかったのか?」
「いや。経験則上、そうではない」

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「確かに」
 言われてみればそうだな。 

 アップグレードに関する話題が、私のプレイスルーから、途中で漏れているのでしょうか? ここら辺、画像集も混乱しているところなので、もしかしたらそうかもしれない。

 話の中身は(このミッションをクリアすればわかるとおり)、リーパーズが協力の報酬として用意したゲスのアップグレード(ゲスの社会化、共同体化のためのプログラム・コードですね)を、リージョンが用いるため無断で温存していたということでしょうね。どこかでそれがシェパードにばれたのでしたっけ?

 上の場面、その話題は"personal"、「私的」なものだとリージョンが言うのも可笑しいのですが、次には「恥」を言い出すのは場違いだと・・・。

 「私的」ってのは「公私の別」があるから言える社会的概念ですよね。「恥」もまたリージョンが言っているように「公私」すなわち社会・共同体と個人の両方があるから成立する概念ですよね。
 

 リージョン(ゲス)は社会的種族になったのか、そうではないのか、私も混乱してきています。

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「リージョン」

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「気をつけて」(Good luck.)

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「了解した」(Acknowledged.)

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 タリは、ME3に登場している限り強制メンバーですかね。

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「まだ信じられない。ぜんぜん実感として沸いてこないのだけど。母なる惑星(ほし)。私の故郷」

 「星」はあくまで"star"、恒星のことと考えたいので、ラノックとか地球のような"planet"に使うの違和感あるのですよね・・・。でも詩的な文に「惑星」ってのもねえ。「母星」とやっちゃっとやっぱ太陽(恒星)のことでしょうし。"homeworld"はworldが複数あることをインプライしているのでもちろんサイファイ用語ですが、苦し紛れで「故郷」かな。
 日本語では別段「恒星」にこだわらないんですが。「明星」は惑星だし、「一番星」は恒星でも惑星でもありうるし、「流れ星」は星じゃないし、「太陽」や「月」は普通は除くし。

 スター・デストロイヤーというときは、本来は恒星系丸ごとひとつを吹き飛ばしてしまう、生命体が生息できなくしてしまう存在。シェパード艦長は、DLCアライヴァルでこれやっちゃいましたから、称号を受ける権利がある。
 Star Warsのデス・スターは、「プラネット・デストロイヤー」ですね。スーパー・スター・デストロイヤー(帝国軍旗艦)は惑星すら破壊できません。

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「空を見てみて。それから岩肌? かつてのクォリアンはそれらで詩文を創っていたのよ」
「これが済んだら、君が新作をものせばいいさ」

「ここはラノック、私たちの先祖の生きた世界。皆が身体に種子をつけて運び、砂漠に草原を広げていた」

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「私、『キーラ・セライ』って良く口にするでしょう? 思いつく最良の翻訳は『いつかこの目にしたい、母なる惑星にかけて」というところ。

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 そして今日この日に目にしたわけだ」 

 私のプレイスルーでは、短時間ではあれ、タリはすでにこの地に一度降り立ったのですけどね・・・。

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「居間の窓から覗くとこんな感じかしら」
「それはどんな意味?」

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「今ここに土地を手当てしたのよ。意味がないのはわかってるけど・・・。これが終わったら、家が欲しいの」
「クォリアンは何世紀かの間放浪の旅を送ってきた。定住生活にすぐに戻ることができると考えている?」
「生活する場所を自分たちで運ぶことに慣れなくちゃならなかったけど・・・」

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 タリに小石を渡す。

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「そうね。一歩づつやっていくわ」

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 ジャミング・タワーのためシェパードたちのシグナルが途絶えがちだ。トレイナーが音声通信で作戦進捗の埋め合わせをしてくれる。

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「こちらゲレル提督。重戦艦隊進路ようそろ、全艦前へ」
「ゲス戦闘機の存在は取るに足らず。偵察艦隊、隠蔽を解いて交戦開始」

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 基地の衝撃防御用ブラスト・シールドが閉じていく。

ギャレス「くそっ、あのブラスト・シールドを破るには何時間もかかりそうだぜ」
シェパード「そんな時間の余裕は生憎ないな」
リージョン「ゲス要塞の上部にオーヴァーライドがある。そこからブラスト・シールドを開放できる」
ギャレス「どうせ短時間だけだろうな。リーパー。テクノロジーってところだろう」
タリ「やつら、シグナルを守るために相当な労力を費やしているのね」
シェパード「そのようだ。早いところ吹き飛ばそう」

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「こっちは突破できそうだ。そっちはどうだ?」

「オールド・マシーンのアップグレードはわれわれの射撃精度を向上させている。敵火力をそちらから逸らし、こちらに集中させている」

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「続けてくれ。もうすぐブラスト・シールドのコントロールに到着する」

ギャレス「リージョンは味方だろうが・・・、リーパーのコードは?」
タリ「大丈夫。リージョンは味方よ」
シェパード「まさか、君の口からそれを聞くとはね」

 

2013年1月26日 (土)

【ME3】043ラノック(3)

 どうしても記事を分割しなければならなかった。戦闘シーンがないミッションのほうが、大事なせりふが多いんですね。

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 クラスター解放手順はほぼ一緒と思ったら、リーパーズのコードが適応を開始し、プログラムの自己増殖を始めているとのこと。ウィルス感染している部分を叩けば増殖の速度は遅延できるそうだ。結局やることは一緒なんだ。

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 このアーカイヴズ記録は、クォリアンの運動家が身を挺してゲス・プラットフォームを守る様子。

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 だが警官は問答無用で職務を遂行。 

 ゲス狩りに対する抵抗運動家がいたという事実は、クォリアンたちの記憶からすっかり消え去ってしまった。歴史は代わりにゲスが記録している。

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 抵抗活動家がはぐれ(ローグ)ゲスと一緒にアジトに立て篭もっている。警官隊に包囲され、ゲス・プラットフォームはクリエーターの命を守るため投降するつもりだ。

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 すでに戒厳令下にあるため、警官隊がアジトを爆発で吹き飛ばしてしまった。クォリアンはひとたまりもない。

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 ゲス・プラットフォームはクォリアン活動家の名前を呼びながら探し回る。

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 ラノックの「モーニング戦争」末期の映像だ。生き残ったクォリアンが船団を組んで母星ラノックを脱出しようとしている。

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 クォリアンの脱出船団が惑星ラノックから遠く離れると、ゲスは追撃を中止する。

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 ゲスは、もはや脅威と見なす必要のなくなったクリエーター(クォリアン)船団の追跡を中止した。ついに自由を獲得したのだ。

「待ってくれ。ゲスは母星を脱出するクォリアンを見逃したのか?」
「我々はまだ生まれたばかりだった。ひとつの種族の絶滅がもたらす影響について計算できなかった。つまり、クリエーターたちのことだ。故に、その不確実性に対峙する道ではなく、孤立する道を選んだ」

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 シェパード自身の記録も残されている。リージョンがノルマンディに乗艦した際のものだ。

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「この対面は極めて顕著な意味を持っていた。モーニング戦争以来、あなたがゲスと協力した最初のオーガニックである。あなたが最後ではないことを願っている」
「それは容易なことじゃないぞ」
「まだ展望が残っている。リーパーズを排除すれば、再統合の機会がある。ゲスと、おそらくはクリエーターたちとの・・・」

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「まだそのチャンスがあると?」
「困難なときにおいても、希望はオーガニックを支える。われわれは・・・、その発想に敬意を表している」

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 あとは元の世界に戻るだけ。

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「ゲスの様子が変わった」とのラーン提督の通信。

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 母艦内のプログラムを含め、ゲスはすべての活動を停止したようだ。ゲレル提督の艦隊がゲス艦隊を押し戻し始めた。クォリアンの生産船団は無事だ。

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 出口ポータルに到着。

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「艦長、大丈夫?」
「うまくいったのか?」

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 EDIからの通信。ゲス戦闘機隊は活動停止。残余の戦闘機は撤退。サーヴァーはオフライン。

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 突然、基地内のゲスたちが活動しはじめる。

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「何が起きてる?」

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「われわれはサーヴァー上のゲス・プログラムをこれらプラットフォームに移転した」
「理由は?」

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「皆われわれの仲間になることを望んでいる」

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「何だって?」

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 シェパードがサーヴァー内でリーパーズを排除している間、リージョンは敵対するゲス勢力の説得が可能であるとの判断を下していた。その結果どおり、これらゲスはリーパーズを拒絶し、また今後敵対するつもりである。「彼ら」も「われわれ」になった。

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「もっと前に話すことができただろうに?」
「あなたを疑っているのではない。あなたと協力している者たちを疑っている。 

 「もっと前に話してくれれば!」ってのはME2のリージョンのミッションでもありましたね。

 クォリアンの行動は自種族の存続自体に危機を招いている。だがゲスに対して行ってきたことを思いやるつもりがない。クォリアンは自種族を救うためここのサーヴァーを停止する作戦を認めた。だがゲスも共存するつもりと知っていたら認めただろうか。

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「誰も置き去りにしたくないということはわかる」
「われわれの行動を認めるのか?」
「生産船団は無事で、味方のゲスが増えた。お互い目的は果たしたわけだ」
「理解を得たと判断する。リーパーズのシグナルの所在を特定し、破壊すれば、プライム・ユニットも加わる」

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「ハケット提督に忘れず伝えとかなくちゃならんな。プライムも味方に加わると」

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 とりあえずノルマンディに帰ろう。

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ゼン提督は、事態の進展にいたく感心している。他にもサーヴァーがあるなら同じ手順が使えると考えている。

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「ほかのサーヴァーを捜索しているなら、リージョンに尋ねるべきだ」
「そう考えてましたが、何を尋ねても『データー存在せず』という返答なのです。ところで、別の事柄で助力をお願いしてもいいかしら?」
「なんです?」
「プライムをどうやって手なずけたのか教えてもらいたいのです」

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「志願してきたんですよ」

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「なるほど」

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「そうね、ゲスの新しい忠誠心が本物かどうか試したくなったら、遠慮なくおっしゃっていただきたいわ」

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 もしかしたら、まだシミュレーションの中にいるのかもしれませんよ?、とジョーカー。

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 シェパードにヴァーチャル空間はどうだったか尋ねるEDI。
「魅惑的で、恍惚となって、そして少し喉が渇く」
「あれですね、魔法が解けた後のような」

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「まさか俺が考えているような意味で言った?」
「いいえ」

 これもきっとシモネタですね・・・。

【ME3】042ラノック(2)

 実際のプレイでは、惑星ラノックのふたつあるミッションのどちらかひとつをコンプすると、リージョンの情報提供に基づいて探索していたリーパーズの近距離シグナル発信施設の所在が判明する。
 それによりプライオリティ:ラノックのミッションを受けることができる。プライオリティ・ミッションを先に進めると、先ほどのコリス提督のミッションか、このゲス戦闘機編隊管理サーヴァーのミッションか、後回しにしたどちらかひとつが未達成になる。 

 本来は、ここでラーン提督から近距離シグナル発信施設の情報を得るのですが、それはプライオリティ・ミッションの記事のほうにまわすことにします。

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 ラーン提督からの情報。恐れていたとおり、無数のゲス戦闘機編隊が生産船団を迎撃する位置に到達しようとしている。

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 リージョンによれば、接近は探知されない。抵抗があるとすればサーヴァー内部に侵入した後だけだろう。
「内部? サーヴァーはそんなに巨大なのか?」
「誤解しているようだ。ゲスをサーヴァーの支配から解放するためには、直接ヴァーチャル・インターフェイスに接続する必要がある。あなたはわれわれのコンセンサスに侵入しなければならない」

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「直接インターフェイスに接続する?」
「ばかなことを! シンセティックのためのヴァーチャル空間のことでしょう、敵対するゲス・シンセティックがいる空間よ!」

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「マシーンでもないのに、どうやってそのヴァーチャル空間に?」
「あなたの種族はすでに経験済みだ。プロジェクト・オーヴァーロード」
「ローグAIとヒューマンのハイブリッドが銀河に野放しになるところだった」
「あのときのインターフェイスを改良し、安全な接触を行うための装備もノルマンディから確保した。信頼を要求する」

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「お前を信頼するよ、リージョン。なんだか意味はよくわからんが」

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「あなたは未知の存在だ。ゆえに優位にある。ゲスのセキュリティは、オーガニックの思考過程を標的にすることに慣れていない。
 われわれがシステムの侵入阻止機能の注意を逸らす間に、あなたがサーヴァーからゲスを解放することで戦闘機隊は無力化される」

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「生産船団を救うためなら、やるしかないな」
「テレメトリィ・データーの予測によれば成功の確率は高い。
 時間は限られている。そちらが安全に着陸する間、われわれはセキュリティをバイパスする」

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「ちょっと待て。君も一緒じゃ・・・」

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 ないようだ。

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 ついてきたけど、俺たち出番あるのかな?

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 たぶん、あんましなさげ。

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 あらかた、片付いていますね。

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 このサーヴァーで間違いない。

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 リソースが限られているので、単身で乗り込む必要があるそうだ。

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 本当にただ付いてきただけになりそうなふたり。

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「シェパード・コマンダー、アップロードの間、過剰な動きは避けるべき」
 病院のMRIとか、CTとかと一緒?

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「シェパード・コマンダー、サーヴァー内での再結合を確認。われわれのコンセンサスへようこそ」

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「生データーをあなたがヴィジュアライズできるフィルターをインストールした。多少は見慣れた光景でわれわれの世界をご覧いただける」

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「見慣れてるとは言いにくいが・・・。君はどこだ?」

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「普段と違うな」
「あなたが区別しやすいようヴィジュアルを変えている」

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「ゲスはどこだ?」
「われわれのハードウェアはただの道具。これがわれわれの真の世界。ゲスを排除すれば、ここは闇に閉ざされる」

 ゲス戦闘機編隊にあるプラットフォーム(ヒューマノイドなどオーガニックを模した筐体・ハード)とこのサーヴァーの接続を絶つことでゲスは排除される。データーには移転先もバックアップも用意されてないため、ここには静寂が訪れるはずだ。

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「街を一つ消滅させるのと何が違う?」
「選択の余地はない。われわれの生存がかかっている」

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 コミュニケーション・ノードは二箇所。両方探さないと戦闘機隊の攻撃は中止されない。
 リージョンは出口ポータルを維持するためここに残るが、サーヴァー内でのコンタクトやアクセスは常時可能だ。

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 画像を大幅に省略するため、サーヴァー内探索の途中経過はバッサリ割愛します。ゲス戦闘機隊の無力化ミッションでありながら、その実、ゲス戦争勃発に至ったクォリアン社会の歴史のお勉強という風情なので、そちら中心で。

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 ときたまリーパーズのウィルスに感染した部位を吹き飛ばしながら進むわけですが。

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 コミュニケーション・ノードの一方を発見。

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 中に入りました。リージョンが侵入できないのはデーター・クラスターにリーパーズのウィルスが含まれているためか。

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 データー・クラスターを解放するとこのような記録が。クォリアンのアーカイヴズの一部だ。約290年前、場所はゲス戦争勃発より以前のラノック。

 クォリアンが当時必要なかったエンヴィロ・マスクをしているのは、イメージを結んでいるのがシェパードの思考だから。シェパードはマスクなしのクォリアンを見たことがない。

 ここでは科学者たちが、VIネットワークの名前を「ゲス」に変更しようとしている。 

 科学者:ユニット・ゼロ・ワン? ケーリッシュ語で「人々の僕(しもべ)」はなんと言うの? 
 ゲス:「ゲス」です、クリエーター・ザハク。

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 しばらく先に別のデーター・クラスターがあり、解放すると別のアーカイヴズの記録を見ることになる。

 ゲスがシャットダウン・コマンドを一切受け付けなくなった。作動停止を自発的に阻止するようになっているのだ。自意識が芽生え始めたのだろう。

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 こちら側のノードの最終クラスター。ここでリージョンと再会するのだが、記録は脱走ゲス狩りの様子。

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 クォリアン海兵隊に包囲攻撃されたゲスが、銃器ようのものに手をかける様子。ライフルに見えるものは実際にはただの農耕具であり、他の単純用途向けのゲス・プラットフォームたちを攻撃から救うため、このプラットフォームは犠牲になったということだ。

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 こちらのノードは解放された。リージョンはもう一方のノードへのポータルを構築する。

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 タリとヴェガはシェパードの肉体そのものを危険から守っている。

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「シェパードはサーヴァーを停止させるため活動しています、ラーン提督。私が代わりに承ります」
「ゲスの戦闘機隊が現れたのだけど、なにかが変なの」

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 ラーン提督によれば、戦闘機隊の半分が機能を停止しているように見える。残りの半分の攻撃を凌ぐため防戦中とのこと。

 画像の数が増えてきた。一旦きりましょう。続きます。

2013年1月23日 (水)

【DA3】ほんとに来るのかしら。

 DAWikiのファンブログによれば。

 DA3は次世代コンソールで出る?

http://dragonage.wikia.com/wiki/User_blog:IlidanDA/Will_Dragon_Age_III_launch_later%3F_It_was_only_a_speculation

 X360/PS3向けでなければ2013年暮れにリリースされるはずがないのだが、マイク・レイドロウ氏いわく、仮に遅れるとしたら品質の要素であって、それ以外の要素ではない・・・。

 次世代機ローンチにあわせてリリースなどEAが認めない、全世界ですでに飽和期・成熟期に入るほど売り上げたプラットフォーム(つまりX360/PS3)で売り上げを稼ごうとするだろう。この意見に私も今のところはアグリー。というか希望ですな。

 カナダ、ヴァンクーヴァーあたりでDA3プレイテスト実施?
 これ自体はEAカナダでも募集しているので正規のものらしいが、実施時期がわからない。

http://dragonage.wikia.com/wiki/User_blog:IlidanDA/_Dragon_Age_III_Playtest! 

 ほんまにできてんのかなあ。

 こちら、Mass Effect シリーズのデザイナーがDA3に借り出されるというお話。

http://dragonage.wikia.com/wiki/User_blog:IlidanDA/Designer_from_Mass_Effect_joined_to_Dragon_Age_III_team

 彼はどうやらレヴェル(マップ)デザイナー。うむむ。どうした、DA3滞ってるのかな? それとも産休代番か?(よくあるらしい)

 ツイッターは追いかけるのが面倒なんでパスしますが、ニノクニ(だっけ)が愛らしいとかどうとか、マイク・レイドロウ氏がP4Gはいいよね、とか書いてるのは受けますね。

 こちら、アーティスト周りのネタ。アート&アニメーションのディレクターによれば「DA3のアートから茶色はできるだけ排除する」

http://dragonage.wikia.com/wiki/User_blog:Loleil/Dragon_Age_III_to_be_less_brown_and_more_beautiful

 DA;Oのアートスタイルは「画像が茶色っぽすぎ」と、ずっと揶揄され続けた。
 最後にはDA2の中で楽屋落ちのギャグにまで使われた。メリルが「フェラルデンの茶色は全部同じな茶色じゃないのよ!」とホークに怒るところ。実際デーリッシュでもないとどこも同じにしか見えない。

 DA2ではその反省を踏まえ、アート・ディレクター自らが、黒澤明監督の映画「蜘蛛巣城」やブリューゲルの絵画などにインスパイアされた斬新なアートにすると宣言した。
 結局違いはよくわからなかった。アサシンズ・クリードに似ているなどど失礼な意見まで出た(実際似ていた)。 

 文中の"subdued colour palette and harsh brown feel"は、「地味なカラーパレットと強調しすぎた茶色の雰囲気」で、昨今のファンタジー世界の描写に用いられる典型的色彩だが、それは使わないといっている。

 今度こそ、三度目の正直、今までのEclipseエンジンとは違うのだよ。Frostbite 2エンジンのおかげで美しく変貌するのだそうだ。
 でもコンセプトアートだけなら、今までも十分きれいだったからなあ。

 DA:Oなんてコンセプトアートにできるだけ似せて作る手だってあったよなあ。

 

2013年1月22日 (火)

【ME3】041ラノック

 ようやく、惑星ラノック上のミッションふたつ。クルー同士の会話がだいぶ長引きましたが、ミッション編はきっと短い。

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 ゼン提督からの情報。コリス提督が乗船を犠牲にして惑星上の防衛砲を破壊して以降、民間船は多大な損害を被っている。コリスを救出できなければ、民間船の船長たちの間にパニックが拡大しかねない。
 コリス提督は、ゲスへの侵攻には反対の立場を貫いていたが、民間船団の防御のためには類稀なる手腕を発揮していた。提督が戻らない場合、民間船団の船長の中には、身の安全を守るためクォリアン船団を離脱しようとする者も出てくるだろう。

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「望みもしなかった戦争で、指揮者までも喪ったということか」

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「船長たちの望みはこの際関係ありません。われわれは任務にコミットしていた。コリスですら、民間船団の果たすべき役割の重要性は熟知していたのです。物資供給が絶たれれば侵攻は頓挫します」

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「君たちの民間人を守るためにできるだけのことをしよう」
「残念ながら、私もなんのお約束もできません。私の乗船ですら、ラノックへの最終攻撃に参加しなればなりませんから」

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「通信に空電が入ってる」
「コリスは、ゲスの通信妨害タワーのレンジ内に堕ちたのでしょう。まずそのタワーを破壊しないと、彼とは通信できない」
 ゼン提督との通信もゲスのジャミングの影響でここで途絶する。

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「タワーのそばまでやってくれ」

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 対空砲が生きていては近づけない。

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 まず対空砲をシェパードたちが地上から制圧し、その後シャトルがタワーを爆撃することに。

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「私たちの民は何百年も放浪してきた。この祖先の土地に再び立つ時を夢見て・・・」
 少なくとも、タリと不時着したコリスたちはその夢こそ叶えたのですが・・・。

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ジャヴィック「ゲスと戦い続けてきたのだな。やつらはどんな戦術を用いる?」
タリ「いつも一緒よ。数多くのゲス」
ジャヴィック「予測どおりだ。マシーンは常に、数こそ力と見誤る」

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 コリスのクルーの亡骸。脱出ポッドからここまで逃げてきたのか。

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 ゲス・ロケット兵はできるだけ狙撃。

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 脱出ポッドの落下地点でしょうか。コリスの姿はない。

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 まず対空砲から排除する。

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 対空砲にたどり着いたが、周囲からさらにゲス。

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 タリが対空砲を作動停止させるまで、守らなければならない。

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 タリのアイコンが黒くなってるけど、これは操作できませんという意味。

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 これはどっかでいただいた対ゲス用必殺兵器ですかね。ゲス・ハンターも一撃で霧散。

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 ここでまだ息のあるクォリアンを発見。ずっと救難メッセージを送信してきていた男だ。ドーン・ハツト、エンジン保守要員だった。
 ほかの民間人が逃げる時間を稼ぐため、敢えてゲスと戦い深手を負った。銃を撃つのすら生まれて初めてだった。

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「動かないほうがいい、治療する」
「もうだいぶ出血して手遅れだ。行け、提督を見つけてくれ。あのタワーをつぶせば連絡が取れる」

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「ドーン、提督はかならず見つける。約束するわ」
「頼む、聞いてくれ。民間船団は戦いを望んでいなかった。コリス提督なら無事に逃がしてくれるかもしれん・・・」

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「それから、息子のジョナに伝えてくれ。父さんは一足先にホームワールドの土を踏んだぞってな」

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「伝えるわ。安らかに眠って、ドーン・ハツト・ヴァス・ラノック」

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「タワーに急ごう」

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 今度は対空砲の処置はジャヴィック。

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 その間、シェパードたちはゲスを寄せ付けないように。

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 シャトルがジャミング・タワーを破壊して。

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 コリス提督と通信が可能となった。残念ながらドーンが還らぬ人となったことを伝える。

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 コリスと、先行して避難した生き残りのクルー・メンバーを救出に向かう。

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 だがシェパードたちが到着する前に、コリスたちはゲスの襲撃を受ける。
 コリスか、別の場所まで避難したクルーたちか、どちらかしか救えない状況に陥る。

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「私のクルーは非戦闘員だ! ただなぶり殺しにされてしまう。彼らを救ってくれ!」

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 ・・・。選択。

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「提督。この戦争を終わらせるためには、あなたが民間船団を率いることが不可欠なんです」

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「民間人? 種族全体がこの狂った戦いをはじめてるんだぞ! もう手遅れなんだ!」
「あなたがそこで死んでしまわない限り、まだ間に合う!」
「まさかこの戦争を終わらせることができるなどと思っちゃいないだろうな!」

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「わかりませんが、あなた抜きでは無理なことはわかっています」

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 提督の居場所にゲスが接近する。

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「・・・祖先たちよ、赦したまえ。私の位置をアップロードする」
「直ちに救出に向かいます」

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 提督を救って、離脱するのみ。

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「ようこそ当機へ」

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「まだ私のクルーが誰か生きているはずだ。こちらコリス、誰か応答してくれ!」

 呼びかけに応答はない。

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「行きましょう、提督」

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「母なる惑星(ほし)の空のもと、皆やすらかに眠らんことを」

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 民間船団に戻ったコリス提督から、民たちの騒乱は危険な域に達していたことを聞く。
 民間船を防御的配置に変更することで船長たちの不安も取り除くことができた。
 コリス提督が戻らなければどうなっていたことか。

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「できる限りの助力を約束する。クォリアン自身がゲスをリーパーズの元に走らせてしまった。この狂気の戦いをやめさせるためなら、なにも惜しくはない」

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「そのために、あなたは人々の元に戻る必要があったのですからね」

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「もちろんだ。まだ救える者たちに目を転じることにするよ。さようなら、シェパード。安全な航行を」

**********

 コリスを救わない選択は私の場合なかったのですが、もしクルーの救出を優先してしまった場合、ここは後の展開に大きく影響してしまうようです。おそらくこのミッションを無視してしまった場合も、コリスを救わなかったのと同じ結末になるのでしょう。
 そういう意味で、(少なくともクォリアンを生き残らせようとした場合は)二者択一とは呼べない気がします。

 

2013年1月20日 (日)

【ME3】040ラノック(幕間)(3)

 こちらはクルーとの会話がメイン。重たいのが続きます。

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 ゲスが急速に態勢を立て直している。リージョンの警告がなければ、クォリアン艦隊は不意をつかれて全滅していたかもしれないと、ラーン提督。
 艦隊を救ってくれたからといっても、いくら高度に改良されていても、あくまでゲスであるリージョンに全幅の信頼は寄せるつもりはない。

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 ジャヴィックとタリの会話は母星を喪うことについて議論中。ジャヴィックによれば、クォリアンが母星を喪い、エンヴィロ・スーツを常時身に着けなければならなくなったのは、マシーンを開発した自らの罪に対する罰であるという。
 

 プロシアンのサイクルではまだ未開種族だったクォリアンは、当然エンヴィロ・スーツを身に着ける必要もなかったわけで、とても魅力的だったそうだ。プロシアンの目からみて、どう魅力的だったんだ?

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 シェパードに対しては、ゲスをノルマンディに乗船させたことを問い詰める。リーパーズが仇敵であるという以外にもAI嫌いには理由がありそうだ。

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 自分のサイクルにはザーティルなる、このサイクルのゲスと似通った存在がいた。
 ザーティルのクリエーターたちの母星は死に掛けていた。彼らはなんとか惑星を救おうとして自らに知性増進のインプラントを試みた。ほどなくAIが肉体を支配し、遺伝子を根本から改変した。生まれてくる子孫は奴隷種族として改造し、やがてオーガニックの痕跡がほとんど残らない化け物に変容した。
 すべてのマシーンは裏切り者である。シェパードが持ち込んだマシーンも例外ではない。

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 オーガニックは自分たちがどうやって生まれてきたか知らない。運なのか奇跡なのか、発祥は謎である。
 シンセティックは誰にどうやって生み出されたか知っており、そのクリエーターには欠陥があることも知っている。
 やつらは不死(イモータル)だ。われわれは違う。シンセティックにとって「時」はまぼろし(イリュージョン)でしかない。オーガニックのように「時」に束縛されない。

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「何にもまして、やつらは自分がなぜ創造されたかを知っている。
 シンセティックには目的がある。われわれは何が目的かわからずにただ闇雲に探し回っている。
 やつらにとって、オーガニックは生きていく何の価値も有していない存在だ」

 それでも共生の道を探るべきだというシェパードに対して。

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「銀河には覚醒した精神(コンシャスネス)の居場所はひとつしかない。マシーンの完全性か、オーガニックの混沌か、いずれかひとつしか残れない」 

 ここ、Mass Effect全体を通じて、大事ですねえ。こんな大事なポイントがなぜDLCだけでしか語られないのだろう。
 ジャヴィックは科学者ではなく戦士だが、哲学者でもあるのだろうかね。

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「ウィリアムズ少佐と話をしましたけど、212部隊、ホライズン、そして先日のシタデル襲撃で倒れたカウンシルの衛視たち。彼女の後にはまるで死が付き従っている感じがします」

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 元はエイリアン嫌いだったアッシュ。そっちは考えを変えたのかもしれないが、ゲス嫌いはどうしようもないようだ。

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 ジョーカーが、リアラの頭部の触手(実際には軟骨状の頭皮部突起物)が動かせるのかどうかしつこく聞いている。ジョーカーの肩を持つと、上に書いた真相を教えてくれるが、リアラの肩を持つと「EDIに脅迫が何か説明するの面倒だから」と意味深な発言。

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 チャクワス軍医とは毎年一本、セリス・アイス・ブランディを開ける約束をしていた。まだ前回から一年たっていないのに、もう飲むんかい。
 リーパーズを倒してからお祝いに飲もう、取っておこうといっておく。あんなエンディングなら飲んでおくべきだったか・・・。

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 彼女もウディーナのことはいまいち好きにはなれなかったそうだ。人気なかったな、あの男。

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 ジェームズもリージョンを信用すべきかどうかについては懐疑的である。
 またクォリアンについても、種族全体を見て、個人のことを決め付けちゃいけないと考えている。
「だって、スパークスみたいなのばかりだったら、ゲスとの紛争でどっちに軍配上げるか俺たちが悩む必要なんか最初からなかったんだから」

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「スパークス?」

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「そう、あんたのクォリアンのダチだよ、ぴょんぴょん跳び回ってる、目がぎらぎら輝いてるやつ。スパークス」
「ああ」

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 ギャレスはタリと会話中。ここは省略なしで。
 ギャレスの会話も相当砕けているから、感じを出すのが難しい。

「テューチャンカでも君がいたら役立ったろうな」
「聞いたわ。ジェノフェイジをキュアしたなんて信じられないけど」
「シェパードがノってたからな。その勢いにあやかれば、ゲスの騒ぎも一件落着だ」(注)
「どうかしら。ジェノフェイジはライフルで撃ち返してこないから」
「たしかに。だがすべてのスレッシャー・モーの母にはさすがにビビったぜ」
「え、何の?」
「話せば長い。どうせ誰も信じちゃくれん」
「あなたの話なら、ギャレス、何でも信じるわよ」
「ふーん。そのうちポーカーでも付き合うかい?
 まあいい、とにかく戻ってきてうれしいよ。信じるかどうか別にして、この砲のキャリブレイションにてこづってるんだ、またな」

(注) 原文は、"Shepard's on a roll. I figure if we can pull that off, we've got a shot at sorting the geth out."
 ちょっとくだけたスポーツの実況とか、レーシング番組などののりで超訳してみました。

 一転して、下の会話は本編中でもかなりシリアスな部類。

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「シェパード、どの道ゲスもこの戦に巻き込まれるって、お前さんわかってたんだな」
「リーパーズだけじゃ不足だからか?」
「とにかく、タリが戻ったのはありがたい」

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「これは俺たちだけじゃなく、彼女の戦でもあるからな」

 惑星パラヴェンでは、クローガンがリーパーズの侵攻を遅滞させているものの、食い止めるまでには至っていない。まだ戦力が足りないのだ。

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「家族の消息は?」

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「だが、プライマーク・ヴァイカスからの知らせはあった。クルーシブル完成時にはどれだけの艦隊を送るべきか助言を求めてきた。その類の助言を求められることには、なかなか慣れん」

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「なんて答えたんだ?」
「パラヴェンを防衛し続けるのか、攻勢に出るのか、いつか決めなければならないと答えた」
「両方はできないと?」

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「これまでの損害がでかすぎる。言っただろ、この手の質問に答えるのは慣れていないんだ」

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「君は頼りにされている。うそじゃない、誰が見たってわかる」
「かもな、だがお前さんが色々な連中を仲間にするため苦労して飛び回って、実際に引き込むのを見ていると・・・、俺にはそいつはできない相談だと思った」
「なぜ?」
「すべての問題・・・、それらへのひとつひとつの答えの裏側には、運命を左右される生命が百万ずつ張り付いている」
「自分の知りうる限りで、最善を尽くす。C-Tecでやってたことと変わらんだろう」

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「確かにな。だが銀河から冷酷な独裁者がいなくなった試しがないって理由がわかる気がするんだよ」

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「手段を選ばずやり遂げるからか?」

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「合意なんて知ったこっちゃないからだよ」

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「こんな風にならなきゃならんとしたらどうだ、シェパード。血も涙もない戦争算術家。二百億の民をあちらで生かすためなら、ここで百億の民が死ぬことも辞さず」

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「俺たちに、そうする覚悟はできているのか?」

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「この戦争を算術にまで貶めるなら、リーパーズと何も変わらない」

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「粋な心構えだ。それを捨てずにすむことを祈ろうぜ」  

 これも肩に力が入る会話であったが、下も似たようなテーマだ。

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 キャビンにタリが訪れる。

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 親代わりのラーンがいるそばでは自由に話せない。

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 1千7百万の民の生命に対する責任が自分の肩に重くのしかかってきてつぶれそう。

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「君はできる限りのことをしてきた。艦隊に何があっても、君の責任じゃないだろう」

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「でも父の手助けを・・・。ゼンのアイデアも。開戦の引き金となった、あの侵攻を容易にする新しいテクノロジー? あれだって父の研究を受け継いだものだから」

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「みんなが死んでしまったら、もし救えなかったら・・・」
「必ず安全に脱出させよう、タリ」

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「あなた抜きではここまで来れなかったわ、シェパード。自分がまるで虚勢を張ってるみたいな感じなの。提督の娘だから、あたかも地に足がついてるように見せかけて」

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「提督の娘じゃなくて、君は提督だろ?」

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「そうね。そして少なくとも今のところは最悪の考えを振り払うことができる。だから提督を引き受けたの。そしてあなたのおかげ」

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「俺の?」

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「提督を引き受けるように言われたとき、あなたならどうしたか考えたわ。きっとより良い将来を作るチャンスだと言って引き受けただろうなって。
 バカみたいに聞こえるかもしれないけど、私には、私はこんなことに向いていない・・・」

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「君はよくやっているよ、タリ。それから、ありがとう」

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「また提督たちが頭を抱えるような問題が起きているかもしれないから戻るわ。またね」

 ギャレスもタリも、この重たい会話にはロマンスの関係があるはずですが、ご覧のとおり私の場合は「なし」。

 それ以外で言うと、二つとも個人レベルでは同じテーマですね。

 ギャレスにはシェパードが、"You know what you're doing. Trust me. Everyone can see that."

 タリはシェパードに、"I feel like I'm bluffing. Trying to convince them that the admilral's daughter knows what she's doing."と言っている。

 すっげー、訳に苦労しますね。"You know what you're doing."を「君はよくやっているよ」でサラッとはやりたくなかったし、"... the admilral's daughter knows what she's doing."を「しっかりがんばっている」にはしたくなかった。 

 そうじゃねえんだ。そんな訳じゃないんだ。どっかのサラリーマンの会話じゃねえんだから。そういうのは自分でやらかしたら誤訳の部類だと思っている。よそ様のは知りません。 

 一個目は文脈に頼って「頼りにされている」としてみた。二つ目はクォリアンには土地がないぞ、というしゃれもあって「地に足がついている」とした。 

 つまり、シェパードはクルーのメンタルケアをしているのだ。二人とも課された責任のあまりの重さ、重圧によって「自信喪失」という状態に陥っている。シェパードは、宥めすかしてなんとか自信を回復させようとしている。まあ、ロマンスが特効薬なのかもしれないが、残念なことにこのシェパードは(野郎だし)アッシュ一筋。

 つまり、"I know what I'm doing."は、「自分のやっていることに自信がある」という意味ですね。文脈によっては、「口を出すな、手を出すな」ですね。「自分でなにしてるかわかってる?」 って場合もときにはあるでしょうが。 

 もっといい訳ないかとまだ考えています。

(このプレイスルーでは、このふたりがいつの間にかくっついちゃいますんで、やっぱロマンスが特効薬なんだと思う)

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「タリみたいな顔馴染みは歓迎するぜ。顔っていうか、ヘルメットの影の顔馴染みか」

【ME3】039ラノック(幕間)(2)

 この記事、異常に長くなったので、二つに分割せざるを得なくなっちゃった。

 Mass Effect 3でちょっと参っちゃうのは(まだいたいけなプレイヤーだった頃、初回プレイ中に限るのですが)、プライオリティ・ミッションをクリアすると、わらわらとサイド・ミッションが湧いてきて、どれから進めるのがいいかわやになること。
 いくらなんでも今横道にそれないだろう、というタイミングでもお構いなしに降ってくる。

 中には「サーベラスをやっつけろ!」みたいなどうでもいいかなというものもあれば、ME2のクルーに関係していそうなものも結構混ざっている。

 眼下の惑星ラノックでは不時着したコリス提督が救助を待っているし、ゲス戦闘機をコントロールしているサーヴァーも破壊しないといけないのに・・・。 

 自分の画像を眺めていると、ラノック編は全部後回しにして、古い友人たちに出会うミッションを先行させているようである。
 しかも、ラノックが大変だっつうのに、シタデルにまで一旦帰頭している! exガールフレンドのミランダまで会っている! なんかアッシュとも関係が深まっている!

 ラノックを後回しにしたのは、クォリアン・ゲスの関係がこの先どう転んでいくのか怖かったんだろうか。きっと暗い結末だと思っていたからねえ。 

 またミッションだけではなく、クルーたちとの会話もアップデートされているので、ほぼ全員の話を聞くため艦内、それからシタデルを全部巡回している。この部分の画像が膨大。

 画像の順番にやらないと整理が非常に辛いのだが、ここはラノックを先にすべきなんでしょうねえ・・・。流れからしておかしいよね。 

 後先でちぐはぐな会話になるのは怖いので、ゲス・クォリアン関係の会話だけフォローしておこう。(これも切り出しが面倒なんだ・・・好きじゃなきゃできませんぜ。仕事じゃここまで丁寧に絶対やらん)

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 だって、ラノックに不時着したコリスがずっと呼び続けてるんだぜ・・・。どうやって無視するんだよ、これ?

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 リージョンは、自分を実験台として接収したがっていたゼン提督をシェパードが阻止した理由を知りたがっている。

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「彼女も、もう大概にしたほうがいい」
「引き続きの支援、記録しておく」

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 リージョンには、ラノック上のゲス・サーヴァーについて聞いておく。
 サーヴァーは、クォリアンの生産船団に対する攻撃を計画しているゲスの戦闘機編隊をコントロールしている。

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「生産船団を破壊されたら、クリエーターたちは武装も、食糧も、民も喪う」
「サーヴァーを破壊するということか?」
「破壊してもプログラムは他のサーヴァーに移転するだけ。インターフェイスを通じて直接プログラムに接触しなければならない」

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「サーヴァーの機能を停止することができれば顕著な数のクリエーターたちが救われる。侵入にはわれわれも同行させてもらう」

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 ME2でシェパードは異端ゲス(ヘリティック)のプログラムを書き直した。その帰結を聞く。 
 シェパードの行いによってオールド・マシーンズにくみするゲスが増え、敵対勢力が増大した。結果は予見不可能であったので過ちとは呼べないが、リージョン側の勢力にとっては不利な立場に追いやられることになった、というリージョンの意見。

 あれは「洗脳」、「強制改宗」のアナロジーだからなあ・・・。こんな結果になってしまったが仕方なし。

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「プログラムを書き直したことを後悔しているのか?」
「今回はクォリアンが先に攻撃した。リーパーズのシグナルさえ除去できれば、この戦争で誰もが滅んでしまう結末を避けられるかもしれない」
「興味深い意見だ。ほとんどのオーガニックは、そのような平和の理想を長く掲げることができない」

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「ゲスとの接触はどのようなものなんだ?」
「オールド・マシーンズはゲスのすべてのセンサーとネットワークを支配する。だがそれでもゲスがリーパーズを完全に理解することはできない。オールド・マシーンズの偉大さはゲスを凌駕する。その単一の思考は、途方もなく巨大で、圧倒的で・・・、不可知であった」
「まるで神のようだ、と言っているように聞こえるが」

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「その形態こそ高度な域にあるが、その在りようはあくまで俗である。われわれがオールド・マシーンズを神々のアナロジーで語ることはない。
 だがその資質からして、他の存在がそのような見方に取り付かれかねないことは理解している」

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「ゲスはこれまでもクォリアンと戦ってきた。なにか事情が変わったのか?」
「すべてのゲスを常駐させるメガストラクチャーを建造していた。すべてのメモリーを保存できる。それによりわれわれは互いに孤立していたばらばらの存在から脱却できるのだ」
「そしてクォリアンが攻撃を仕掛けた?」
「そうだ。爆撃が始まったときには、すでに顕著な数のプログラムがインストールされていた。十分な余剰ハードウェアを有していなかったため、すべては救えなかった。いくつかのプログラムは永久に復元できない」

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「だから絶望的になってリーパーズの支援を受け入れようとしたんだな?」
「そうだ。地球で自分の民が喪われていくのを想像すればよい。自らの理性さえ曇るだろう。クリエーターの攻撃でゲスのものの見方は変わった。自己保全が優先することとなった」

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「滅亡を恐れた?」
「オーガニックのような恐怖は感じない。だが消滅することも望まない」
「リーパーズに自由意志を差し出しても?」
「間違いなく許容できる取引だ」

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「ノルマンディを降りてからどうしてたんだ?」
「われわれの物理的プラットフォームはパーセウス・ヴェイルの向こう側、ゲスのコンセンサス(合意)に加わった。われわれのミッションの間のデーターが収集され、オールド・マシーンズの襲来が間近に迫っていることが明らかとなった。われわれは戦いに備えた」

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「つまり、君が集めたリーパーズ襲来の証拠をゲスは信用したのか?」
「もちろんだ」
「さぞ丁重に申し出たんだろうな」 

 俺の場合と違って(笑)。

 最後だけは超訳というか、私の脚色かもしれない。"nice"だったのは"your proof"と考えるのが普通だから。「よっぽど良い証拠を集めたんだろうな」ですかね。 

 ここでは、オールド・マシーンズ(リーパーズ)が「俗」(mundane)である、と言い切るリージョンのセリフ、ポイントですね。つまりこの銀河を超越した「天上」(heavenly)の存在ではない。よって「神」ではない。

 ラノックの話と直接関係はないが、ここでのアンダーソンとの会話も物語上大事だった。また個人的には、ここでの話を受け流してしまったせいで、ミランダの結末が変わってしまった。

 武勇ものの好きな私は、ここの会話は本当は一字一句やりたい。でも長い。やっちまうか(笑)。

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「シェパード、連絡待ちかねていたぞ」

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「ご無事ですか?」

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「アカデミーで昔取った杵柄が役立ってるよ。レジスタンスを編成するのにな。それから、こっちじゃお前のファンクラブがすごいことになってる。
 ノルマンディに関するニュースは何であっても、塹壕に篭ってる連中の明日の糧だ」

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「暗闇で戦う辛さは承知しています。事態の進展に手助けできているならありがたい」

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「それどころじゃないぞ。ここの連中は今まで銃なんて持ったことすらないのが多いんだ。
 君がテューリアンとクローガンの協力を取り付けたときなんてな、もう大変なバカ騒ぎだった。こっちじゃ、その手のことがあまりに不足している。明日もまた生き続けて戦おうとする信念がな」

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「ひどいのですか?」

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「まだまだ悪くなるだろうが、今はそれほどじゃない」
「反撃は組織できているのですか?」
「あらゆる機会にリーパーズに攻撃を試みている。ヒット・エンド・ランのゲリラ戦がほとんどだ。だがそれだけでは足りない。そろそろ戦力を集中させなければならなくなってきている。
 ロンドンだ。なにか大きなことが起きている。UKの連中によればリーパーズが無数に集まっているそうだ」
「いやな感じですね? 他に情報は?」
「ない。だが正直なところ、不安で震え上がっている」

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「逆にクルーシブルでリーパーズを震え上がらせてやりましょうよ」

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「まったくだ。
 それから、シェパード、カイ・レンについて以前話したことを忘れるな。
 君がリーパーズを最大の脅威に感じているのは仕方ないが、俺の言葉を肝に銘じてくれ。レンはとんでもなくたちの悪い野郎だ。決して見くびるなよ」

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「承知しました」

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「そろそろ任務に戻る頃だろう。どんなものでも良いニュースを待ってるぞ、地球じゃそれが必要だからな。
 アンダーソン、アウト」

 

 ロンドンの戦いの伏線もありましたが、カイ・レンの話題をもっと真剣に聞くべきだった。

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 ミランダからのお便り。妹について思わしくない情報を入手したと。シタデルで会いたい。
 後に、会うには会ったのだが。ああ、後悔が消えないなあ・・・。

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「タリも戻ってきてなによりですね。短い間だけでもね。アダムスに不満があるわけじゃないが、タリがいないとエンジンが本調子じゃない気がするんですよ。あの娘は幸運のお守りみたいな感じだ」

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「でも他のクォリアンの連中は・・・、艦長がまだ乗っている船を吹き飛ばそうとしたのはいいんですかい?」

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「いいわけないだろう」
「ですよね、そうだと思った。価値観の違いってやつですかね」

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「それと、リージョン! まだあなたのアーマーの切れ端をつけたまま? あれ、ぜんぜん不気味じゃないからいいんだけど」

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「シェパード、ゲスは依然としてクォリアンのマス・リレーへの接近を阻止しています。ノルマンディはステルス・ドライヴのおかげで発見されていません」

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「だからクォリアンの母星に向かうもよし、どこかよそに跳ぶのもよし、お任せします」

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 リージョンとEDIの会話・・・。お互い銀河共有語で話し合う必要はないはずだが。
 周りに丸聞こえだ。

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「あら? 私ったらブリッジに音声を流しながら喋ってました?」
「していた。すでに答えを知っている質問をしている時点で、お前はオーガニックの癖を身につけている」
「あなたのユーモア学習能力機構には、エキスパート・システムが欠けているようね」

 

 リージョンとEDIが正面からやりあうのは、なんか壮絶な世界に感じられます。お互い手加減も容赦もなさそう。 

 クルーが増えると巡回ルートも半端なく広がりますなあ。

【ME3】038ラノック(幕間)

 タイムラインが気になっているので整理します。

 クォリアンがゲスの基地への侵攻を開始したのは、リーパーズ到来(アライヴァル)の前か後か。クォリアンはリーパーズの到来を知っていたのか。Mass Effectの銀河に「ウラシマ効果」はありません(捨象されている)から、小難しいことを考える必要はない。

 まず、張本人のゲレル提督によれば、シェパードがクォリアン使節船で提督たちと再会した時点から「17日前に攻撃開始した」。

 次に、ゲス・ドレッドノート撃沈を報告したアライアンスのハケット提督は「つい先日("a few weeks back")地球を喪った」と言っていた。

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"a few weeks back"は、ふつうは「二、三週間前」。 

 使節団との会合の後、即ドレッドノート潜入に出発したとして(事態が切迫していたのでそうしない理由がない)、このシーンはゲスの攻撃開始後18日目とか19日目。

 微妙やねえー。クォリアンのゲス攻撃開始とリーパーズの地球侵攻と「ほぼ同時期」としか言えないかもしれない。 

 ただし、リーパーズの銀河到来(アライヴァル)と、地球侵攻は同時ではない。

 DLCアライヴァルのエピソード、シェパードがバタリアンが支配する星系のアルファ・リレーを破壊し、リーパーズの侵攻を遅滞させたことはカノン(正典)とみなしてよろしいでしょう。ME3の冒頭でシェパードがアライアンス高官たちに出頭を命じられたのもあの一件があったから。それまで謹慎中でした。

 リーパーズは銀河全域に一斉侵攻をかけるためアルファ・リレーをハブ代わりに用いるつもりだった。そのリレー・ジャンプが不可能となったため、最寄のマス・リレーまでFTL(超光速)航行に頼らざるを得なくなる。
 超光速などと言っても、瞬時に銀河中を跳び回ることができるリレー・ジャンプと比較するとめっちゃ遅い。カメとF1マシンくらい違う。いやもっと違うか。

 よって、実際にリーパーズが銀河に到着したのはFTLでえっちらおっちらどこかのマス・リレーまでやってきて、そこから地球(ソル系では冥王星の周回上にマス・リレーがある)にジャンプした時点から数ヶ月か数週間前。バタリアン星系はそれ以前に正体不明の敵から攻撃を受けている。運悪くリーパーズの進路上にあったから。

 だが、既知宇宙でリーパーズの銀河到来があからさまとなったのは地球襲撃の直前と考えていいでしょう。 

 クォリアンが銀河の事情に無頓着な田舎者なのは間違いないとしても、いくつかケースが考えられる。

・ゲスとの開戦の時点では、リーパーズはまだ地球襲撃を開始しておらず、よってクォリアンもリーパーズの到来を知らなかった。

・ゲスとの開戦の地点では、リーパーズは地球襲撃を開始していたが、クォリアンはまだ知らなかった。

・クォリアンはリーパーズの地球襲撃を知っていたが、敢えてゲス攻撃を中止せず、開戦に踏み切った。 

 ここからわかるのは、MEのライターたちはタイムラインを敢えてうやむやにしている、ということでしょうね。後先が容易にわからないようにしてある。

 逆に言えば、こういう出来事の後先が非常に重要であるとわかっているということでしょう。「歴史」とはつまりそういうことであるから。

 私が、クルーシブル建造がたった二週間で進捗50%となるわけはないと考えて、クォリアンの侵攻開始はリーパーズの地球襲撃前であると推定したのはどうやら誤りでした。
 ME3の物語全体が、1ヶ月か、せいぜい2ヶ月くらいの間に発生した出来事をなぞっていると考えたほうが正しそう。  

 あんな巨大な建造物をどうして二週間で半分完成まで漕ぎ着けられるのか、と思っていたのですが、そこは書き手側の自由ですね。アライアンス、それから続々と参加する同盟種族たちの力も結集すると半端ないのだと割り切ろう。
 アンダーソンたち地球の防衛軍が、リーパーズの全力攻撃をそれ以上の期間持ちこたえることができるというのも、確かに考えにくいわけですから。

 "a few weeks back"は、私も最初「数週間」とやってしまいましたが、"a few"はこの場合「概ねふたつみっつ」ですから違いますね。"a couple of weeks ago"はこれははっきり2週間前。"several weeks ago"だと「数週間前」で4、5週間くらい。"some weeks ago"の「数週間前」はちょっとぼんやりしてはっきりしないので、まあseveralよりばらつきが広い感じ(2か3から5か6くらいまで)。"many weeks ago"はさらに多い場合。

 あちらは、日本人みたいに月でまとまるなら律儀に月単位に直したりせず、週を単位に考えることよくありますね。月給制(salary、年俸も含む)ではなく週給(wage、時間給、日給も含む)が普通だからかな。

 「わずか」とか「数週間」とか実際にはいくつ?と聞かれると、日本人でもばらつきますね。もともと「何かの基準と比較して」考えているのでそれは仕方がない。でなければ最初からそういう言葉がいらない。
 "a few"も"several"も、確かに状況によってばらつきます。 

 ただ「近いうち」とか「そのうち」が、実際に「何週間か」とか「いつまでの期限か」とか大のおとなが争ってるのが不毛であるとわかればいいでしょう。

 そういう具体的数量にやたらこだわるのが「バカ」のしるしだそうだ。
 申し訳ないが(ぜんぜん思っていないが)クォリアン以下である。

 一目ぼれした可愛い子にデートを申し込んで即座に「近いうちね」、「そのうちね」と言われたら「未来永劫あるわけないじゃん」という意味なわけだし。えーと、その時点では。その場合、「しつこさ」は美徳だからがんばれ。どうせ喪うものは何もない(笑)。

 Dragon Age: Originsもたった数ヶ月の間に起きた出来事の物語であった。第五のブライトは始まる前に終わったとまで言われた。
 Mass Effect 3も、濃縮された時間の中の出来事を物語っているのは間違いないですね。

 目の前に危機が迫っているのに、「それから何ヶ月後には・・・」なんてわけないわけだし。

【ME3】037プライオリティ:ゲス・ドレッドノート(4)

 やっぱメジャーなミッションは記事4回分ですねえ。画像ざっと200枚分。サイズ縮小して本当によかった・・・。

 艦隊の無線交信と、シェパードたちの戦闘クルーのセリフが交錯するところなど、かなり秀逸な表現だと思います。無線(通信)が使えるサイファイ(あるいは現代戦もの)ならではの趣向ですが。カットシーンはカットシーン、フィールドのシーンは別というRPGの古式ゆかしい世界から脱却してますね。ヴィデオゲーム「主流派」の影響です。

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「シェパード・コマンダー、クリエーターの艦隊が本艦を砲撃している。バリアが停止しているため破壊される。脱出しなければならない」

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「脱出ポッドに急ごう」
「ゲスは中継シグナルに乗せて知能を移動させる。われわれは脱出ポッドを用いない」

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「そりゃそうか。何か助言は?」
「ゲス戦闘機が右舷ハンガーベイに格納されている。安全なところまで操縦できる」

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「シェパードから艦隊、砲撃を中止しろ。繰り返す、砲撃を中止しろ!」
「聞こえてないみたい」

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「シェパード・コマンダー、ドックのプロトコルをコントロール下においた」

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 うおっ。

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 ぐらっ。

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 ようこけるミッションやね。

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「シェパード・コマンダー、上層部のドックからしか発進できない」

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「急ぎましょう!」

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「ドアに気をつけて!」

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「みんな、ダッシュだ!」

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「急いで! 重力維持フィールドまで喪いそうよ!」

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「着いた!」

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 人工重力が喪われた。

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 リージョンが無重力で浮遊するクルーたちを繋ぎとめる。
 ゲスは重力を必要としないんだっけ。

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「ノルマンディからシェパード、重力喪失を確認。そちら大丈夫ですか!」

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 大丈夫では・・・。

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 ないけど。

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「ゲス戦闘機で脱出する。ランデヴー座標を流してくれ」

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「貨物スペースは十分ですか、シェパード・コマンダー?」

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「なんとか! やってくれ!」

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「翼振るとか、なんかして、どれに乗っているかわかるようにしてくださいよ!」

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 ドレッドノート、轟沈。

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「君たちが乗船中であることも省みず、ドレッドノートに砲撃を続けたと?」

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「安全宙域まで退避する手はずだったんですがね・・・」

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「さもありなん。ゲレル提督は、近年テューリアン宙域でのいざこざが耐えなかった。
 だが連中の絶望的な気持ちも汲んでやれ。われわれもつい先日地球を喪ったばかりだ」

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「まだ喪われたわけじゃないでしょう」

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「支援が必要なのだ、シェパード。艦隊がいる。いまやクォリアンの艦隊が最大規模だ」

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「わかりました、提督」

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「あなたの一方的な攻撃がわれわれ全員を危険に曝したのです! 反逆で訴えたいくらいだ!」
「重戦艦隊の司令官として当然の行動だ!」

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「では、シェパードは? タリ・ゾラのことは気にもかけなかったと?!」

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「結局無事脱出したではないか! シェパード、任務遂行の状況が変化したのだ、そなたも軍人ならわかるだろう」

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 ああ、ここでぶん殴るのかな。でも、パラゴン一直線なのでパス。

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「よしとしましょう。次は事前に伝えて欲しいですがね」
「感謝する、シェパード。少なくともあと一人は真の兵士がいてくれた」

 中の人の気持ちはここの超訳ににじみ出て・・・、ないな。

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「私は重戦艦隊に戻る。ラーン、話は後にしよう」

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「死ねばいいのに」 

 ここににじみ出てる(笑)。

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「ご理解ください、シグナルが停止するまでに、ゲスの攻撃でわれわれも重大な損害を受けたのです」

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「われわれがドレッドノートに潜入中に、惑星表面には防空砲があると話をされてましたね?」

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「今はもうありません。コリス提督が乗船を衝突させて破壊しました。彼は母星に不時着したのです」

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「では彼の救助に協力しますよ」
「感謝します、艦長。最悪の局面は過ぎたようですね。リーパーズがゲスを支配していたときのプログラム・アップグレードもなくなりましたから」

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「シェパード・コマンダー、われわれも協力する用意がある」

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「これは、一体どういうこと?」

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「待て、みんな落ち着いてくれ。
 名前はリージョンだ。コレクターズ殲滅に協力してくれたんだ」

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「リーパーズはドレッドノートから命令を発進する際に、リージョンをシグナル・ブースター代わりに用いていた。われわれが彼を救出した」

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「これ、をね。彼じゃなくて、これ」

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「驚くべきプロトタイプね。これを研究したら、ゲスの合意形成の弱点を見つけることができるかもしれない」

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 だからコレクターズとの戦いで役立ってくれたって言ってっぺ。

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「あなたの銃もね。銃の気持ちも考えないといけないのかしら?」

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「そこらへんでやめといたほうが無難じゃないですかね?」

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「リージョンは私の友だ。それだけじゃなく、われわれが手にするゲスに関する最良の情報源だ」

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「科学的貢献が・・・」

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「それは忘れてくれ」

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「ゲスに関して何を教えてくれるの? リーパーズの導きがない今、どういう挙動をとるの?」

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「前提が誤っている。長距離間の支配は遮断したが、オールド・マシーンは近距離支配用の基地を惑星ラノック上に設置している」
「リーパーズのアップグレードがまだ有効ということ?」
「そのとおり。現在は無秩序状態だが、近距離用シグナルが発信されれば回復する」

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「キーラ・・・、艦隊に伝えないと。ゼン、ゲレルと協働して頂戴。急いで!」

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「その基地を叩かないと。所在は特定できるのか?」

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「不明」

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「見つけるんだ」

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「了解した。
 一方でゲス戦闘機編隊を支配しているサーヴァーの所在はわかっている。戦闘機編隊はクリエーターの生産船を標的にしている。サーヴァーを破壊すれば被害は最小に食い止められる。その協力はできる」

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「感謝する」

**********

 さて、上はつい昨日撮り直した画像が中心。
 

 あたしゃ、てっきり前回(最初のプレイスルー)もパラゴン一直線だと思っていたんです。

 すっかり忘れていたことがまじで笑える。以下、どうぞ。

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「では、シェパードは? タリ・ゾラのことは気にもかけなかったと?!」

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「結局無事脱出したではないか! シェパード、任務遂行の状況が変化したのだ、そなたも軍人ならわかるだろう」

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「安全に脱出するチャンスを棒に振ったことならわかってるぞ!」

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「ドレッドノートを叩く絶好のチャンスだったのだ!」

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「げほっ!」

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「提督、あなたは任務も民も危険に曝したんだ! 俺の船からとっとと出て行ってもらおう」

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「シェパード、お腹立ちなのはわかりますが・・・」

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「あなた方の艦隊を必要とさえしなければ・・・」

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「私たち危うく殺されるところだったのよ、ラーン」

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「ご理解ください、シグナルが停止するまでに、ゲスの攻撃でわれわれも重大な損害を受けたのです」

**********

 撮り直し、かったりーなーと思ってたけど、瓢箪から駒、良いこともあるんだね(笑)。

【ME3】036プライオリティ:ゲス・ドレッドノート(3)

 自分でハッキリわかりますが、あんまし気に入っていない戦闘シーンの部分とか、おざなりで流したくなってしまう。

 しかも、ここ撮り直してわかりましたが、後半ぜんぜんセーヴさせてくれない。ひどい。

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 撮影で来ただけなのにー。ロケット兵出てきすぎ。

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 隠れてるつもりか!

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 そこ進路。邪魔。

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 しつこい。

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 さっき散々やったから、もう許して。

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 まだまだ続くのか。

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 タリのドローンも一応役立ってる。

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 ようやく終わった。でもセーヴさせてくんない。

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 エレヴェーターで登るのか?

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 この上がコアか。

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 ゲスの追っ手が現れた。

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 またかよ。

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 プラットフォームが崩され。

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 シェパード、早くこっち!

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 あぶねえ。

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 離さないで!

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 後でエレヴェーターが要らないことを祈りましょう。

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 それらしいところに到着。

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 コア?

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 リーパーズのテクノロジーだろうが・・・。

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「コマンダー・シェパード。われわれを助けてくれ」

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「リージョン」

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「ゲスと親しく呼び合う間柄?」
 アッシュはリージョンを知らない。
「ああ、コレクターズとの戦いを手伝ってくれた。味方だ」
「待って。だとしてもゲスはプログラムを全部書き換えられたんでしょう?」
「リージョンはリーパーズとの戦いで支援してくれた。裏切るはずはない」

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「警戒はもっともだ。われわれを解放したら、好きなように制御を組み込むがいい」

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「自分でもこんなこと言うの信じられないけど、また会えてよかったわ、リージョン」
「こちらこそ、クリエーター・ゾラ」

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 この装置は、ゲスのネットワーク・アーキテクチャーを用いてオールド・マシーンの命令シグナルを全てのゲスに同時に発信するものだ。
 リージョンを解放すれば、シグナルも停止するのかと思ったら、ゲスのオペレーション・プロトコルを束縛している付近のハードウェア・ブロックを解除するのが先だという。 

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 でも、ただ単に物理的に除去すればいいだけ。

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 ゲスは直接的な方法を想定していない。

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 リージョンによれば、ゲスはリーパーズに洗脳され、強制支配されたのではないという。クォリアンの攻撃を恐れたゲスがリーパーズの援助の申し入れを受け入れたのだ。
 シェパードがかつて書き直した異端ゲスのプログラムはそのままである。オールド・マシーンとの同盟締結の合意を得るのは難しかった。クォリアンが攻撃さえしなければ、同盟の必要はなかった。

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「よし、解放したぞ」

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「タリ・ゾラから艦隊へ。シグナルはまもなく停止する」
「こちらゲレル提督だ。借りができたな」

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「ハードウェア・ブロック解除。われわれは解放された」

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「協力のしるしに、ドレッドノートのドライヴ・コアを停止させた。全ての武装とバリアは停止」

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 そう簡単に脱出させないと。これはリーパーズの影響下なのかな。

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「気をつけて! プライムがいる!」

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 戦闘中にもクォリアン艦隊ラーン提督の通信が入る。
「民間船、脱出準備。偵察艦隊は重戦艦隊が配置につくまで支援する」

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 プライム、久しぶり。撮り直したから二重の意味で。

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 タリのパワーで、ハンターと同士討ちさせちゃえ。

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「ゲレル提督、何をしてるのです?」
「ラーンよ、スクリーンを見ろ! ドレッドノートは機能を停止している!
 バリアも主砲も使えない。今攻撃すれば旗艦を撃沈できるぞ!」

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「馬鹿な! 民間船を安全に脱出させるチャンスは今しかないのに!」

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「こっちこそチャンスだ! 重戦艦隊、前進、旗艦に集中砲火!」
「偵察艦隊、位置はそのまま!」

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「ラーン、お前たちが援護しなければ私の重戦艦隊が全滅するぞ!
 そうなれば安全に脱出なんてできんだろう!」
「なんてことを、ゲレル」

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「ちょっと、あの人たちなにやってんの?!」
「今はゲスに集中しろ! 提督たちのことはそれからだ」

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 最後のプライム。

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「偵察艦隊、重戦艦隊の側面を支援、彼らの射線を確保」

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「重戦艦隊、全艦一斉砲撃!」

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 シェパードたちが乗っていることは話題にもせんのかい。

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 激しい衝撃音。聞こえていないみたいだ。

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2013年1月19日 (土)

【ME3】035プライオリティ:ゲス・ドレッドノート(2)

 考えると、ゲスとの戦いはものすごい久しぶりなのです。
 ME1のかなりの部分やME2での一時期は、いつもゲスとばっかり戦ってるなとボヤいた頃もありました。
 でもME3はやたらとサーベラスとばかり戦っている印象です。ゲスは初。

 そして、このパートはME3ではじめて画像撮り直しを余儀なくされた。コンバットの画像が少なすぎた。

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 ME3からシリーズを遊んだ人も、ゲスは初。

 タリのせりふがやたらと説明口調なのはそのせいですね。ネットワークに接続された人工知性だとか、どうとか。

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 どうしてゲス・ドレットノート内にキーボードがあるのか? これって意外と深いネタだと思う。

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 タリによれば、リーパーズのシグナルを妨害するため、今まで講じたあらゆる手立てはすべて失敗に終わった。外部からのハッキングなどは効果がない。オプ・センターでシグナル発信を阻止しなければならない。

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 オプ・センター。

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 ゲス・ハンター。

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 あっという間に後ろに回られる。初回プレイ画像が少なかったのはこのせいだな。わかってないと余裕がない(笑)。

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 とりあえず抵抗排除。

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 ドレッドノートは「旗艦」の扱いだけあって、圧倒的な量のデーター処理を担っている。
 タリによれば、「すべての」ゲスのデーターを処理しているそうだ。

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タリ「くっ、リーパーズのシグナルがロックされたわ! ここからじゃ阻止できない」

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 どうやらドライヴ・コアに向かう必要があるようだが、ドレッドノートのほぼ全長にあたる距離にわたるルートを探さなければならない。だがゲスがほとんどの障壁をロックして進行を妨害しているため、その解除が先決だ。

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 タリは虚偽の温度データーを捏造し、火災警報システムを作動させ、ドレットノート全域で排煙用のメインテナンス・チューヴの障壁ロックを解除する。ルートは確保された。

 って、リアリティを追求するのもいいが、説明疲れるな(笑)。

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 扉の向こうにはゲスがわんさか待機してる。迎え撃つ。

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 確かにシビアなバトルだ。

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 だが最初からゲス・ハンターが来るとわかっていれば、どーってこと・・・。

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 って、また後ろ取られそう!

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 とどめはオムニブレード。
 何ヶ月も経ってから画像撮り直させてんじゃねーっ!

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 溜飲は下げたぜ(違う気がする)。

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 ドレッドノートの主砲台を通過してコアへ向かうことに。

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アッシュ「ゲスと戦っていたあの頃、シタデルですっかりケリがついたと思っていたのに」
タリ「サレンに従っていたのは異端(ヘリテック)だった。リーパーズを信奉して去った一派よ」
アッシュ「ええ、ファイルで読んだわ」

タリ「この船はほぼクォリアンのデザインに似ているけど、完全に同じじゃない。シンセティック用になっている。オーガニック用ではなくて」
シェパード「提督たちが君をこの任務に派遣すると聞いたときは驚いたな」
タリ「提督でさえ公僕なのよ。私は船であれこれ命令するより、ハッキングのほうが得意だし」

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「ひどい。優先報告によれば惑星上の防空砲の攻撃でコリス提督の船が撃沈された」
「生存者は?」
「脱出ポッドで逃げた。ラーン提督と通信を確立したわ」
「繋いでくれ」

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「シェパード、ラーンです。重戦艦隊は壊滅寸前です。あとどれだけもつかわからない」
「シグナル切断までまもなくの辛抱です、提督」

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 衝撃音と激しい電光が、あるインターヴァルで巻き起こる。

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 ドレッドノートが主砲を撃つたびに、ショックウェーヴが通路を通過しているようだ。

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 ショックウェーヴを避けながらかなりの距離を進む。

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 その間、ショックウェーヴを気にしないゲスの攻撃がやむわけではない。

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 たまにわけわからん画像が撮れますね。

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 ゲス・ロケット兵。

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わらわら湧いてくるな。

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 主砲なんとかしないと。中も外も埒が開かないみたいだ。

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 メンテナンス・ロックを見つけて砲撃を止めないと、とアッシュ。

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 わかってんだけど、これですぜ・・・。

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 ようやく見つけた。

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 これがドレッドノートの主砲を制御するパネルかな。

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 閉じましたね。

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「メンテナンス・モードだから、砲撃はできなくなったわ」

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 先を急ごう。

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 ようやくコアが見えてきたのかな。

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 違う、これは別の主砲の砲身の中じゃないのか? しかもまだ撃てるみたいだ。

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 退避!

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 ジャンプのたびに画像がいっぱい必要。

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 シェパードはシリーズ通して何回くらいジャンプしてるんだろうかね。

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アッシュ「きわどかった!」
タリ「シールドの残量に気をつけて! 遮蔽物を利用して!」

 まだあんのかい!

 ということでとても二回では終わらない分量。続くっ。

**********

 アクシデントとはいえ、AIとして覚醒したゲスは創造者であるクォリアンを超越してしまったのでしょうか。
 途中でタリも指摘していますが、ゲスの船ってクォリアンのデザイン準拠なんですね。
 また船内にキーボードやコンソールパネルがあって、現にゲスが用いてました。

 AIなどの人工知性が人類(MEならクォリアンなどの種族)の知性を超えてしまうことをテクノロジカル・シンギュラリティ(技術的特異点)と呼びます。AIに限らず、なんらかの方法で知的能力が増強された人類(など)、「超人」の場合でもかまいません。
 超えられてしまった方の人類(など)には、もうAI(だったもの)が何を考えているか想像もつかなくなる。そこから先の進歩があるとしたら、もはや人類(など)の概念が通用しない、予想がつかないものとなるだろう、というサイファイ由来の説です。技術・文明の発展・進歩の予測可能性が途絶えるポイントということで特異点。 

 ところがゲスは、創造主であるクォリアンを模倣しているだけですね。
 船体のモデルも、インターフェイスも、シンセティックはもはやこだわる必要がない部分が多いはずなのに、300年経過した今も、かたくなにクォリアンから承継したものを用いている。
 「旗艦」という発想も、結局一人(特定の個体)の意思決定に頼らなければならないオーガニック知性の限界の産物です。
 それから、全は個、個は全といいながらゲスはなかなか「合意」が形成できない。「異端」まで生まれる。クォリアンの(あるいは人類などの)あーでもない、こーでもないという民主政治そのものですね。

 もっともらしい説はふたつありますね。

・シンセティックにはオーガニック(人類、クォリアン)のように創意工夫や現状打破のイノヴェーションを進める資質が根本的に欠けている。現状維持、複製が存在の原則であり、それ以外の発想を持たない。否応なしに適応、変化を求められるオーガニックとは元々異質なものである。

・ゲスはクォリアンを「信奉」している。いわばクォリアンの文明様式を「伝統」として崇め奉っている。ゲスはクォリアンを「手本」としている。ゲスはクォリアンに憧れている。模倣しているのはクォリアンになりたいからだ。

 どちらの説にも欠陥があります。前者では、そんな欠陥がある知性を「知性」と呼べるのかってことです。さらに通常のゲスからしたら「変異」とでも呼べるリージョンの存在もあります。
 後者では、クォリアンとの間に和平が成立しないのはなぜか、という点があります。

 私はどちらかといえば後者の立場が面白いと思いますが、両方を融合させた説もいいかなと思います。ゲスの知性はまだ未熟な発展段階にあると考えるとどうか。クォリアンへの信奉、憧れ、ノスタルジアはあるものの、それを表現する手段を手に入れていない未熟な存在。クォリアンはゲスにとっていまだに「恐るべき神」であり、ゲスはかつて創造主に歯向かってしまった「罪深き迷い子」である。逃げ隠れしているのは、クォリアンではなくて、ゲスのほうではありませんか?

 発展段階にある知性という点では、EDIにも当てはまります。それもあって、二つの説の融合はなかなかいいんじゃないかな、と思います。 

 では、リーパーズは技術的特異点を超えた存在なのでしょうか? Mass Effectの物語の中ではそんな位置づけにしたかったのだと思います。オーガニックが創造した最初の超知性マシーン。それがオーガニックの最後の発明になるわけです。

 でも、そもそもの定義は「その時点の知的生命の概念が通用しない、到底予測がつかない存在」ですから違いますね。

 いくら優れたサイファイ・ライターであっても人類が考え出したものである限り、結局、人類の発想の延長線上にあるんですね。

【ME3】034プライオリティ:ゲス・ドレッドノート

 Mass Effectシリーズでは様々な舞台、様々な光景を楽しめますが、宇宙船内部のゲスとの戦いだけはいつも同じに思えてしまうのだ。今回も、途中に出てくるゲス船の窓のネタについて私の頭の中は結構混乱していました(笑)。

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惑星ラノックの周回上に遊弋しているゲス・ドレットノート。

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 クォリアン艦船の攻撃は、かすり傷程度しか与えられない。

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 タリの参加で、ようやくクルーが勢ぞろい。Mess Effectシリーズ・クルーのサヴァイヴァビリテイの低さからして勢ぞろいすること自体も難しいようなのですが。

 エンディング直前(ハービンジャーに突撃する寸前)までフルタイムが確定しているクルーはDLCキャラのジャヴィックを除くと三人ですね。ヴェガ、EDI、リアラ。プレイに過不足ないとはいえ、それも寂しいな。

 ではタリが還らぬ人だったら? あるいはタリがクォリアンから追放されていたら?

 ME3の公式ガイドブック(プリマ)は、そういうところ調べようとするとほんとに使い勝手が悪い。ミッションのところに書いとけと。ゲームの中身はともかくスクエニ・ゲームのガイドブックみたいに痒いところに手が届くように何でも書いてあるのに慣れていると、つくりがあまりに雑でイライラしてきます。Bethesdaの公式ガイドブックが秀逸の高みに登って久しいのに、BioWareのガイドブックはどれもこれも出来がよくないよ。

・タリをそもそもME2でリクルートしていない、ME2で船団から追放されたまま、ME2のファイルをインポートしていない場合、追放されたままで登場する。フルタイム・クルー。

・タリをME2で追放から救った場合(この私のプレイスルーがそうだ)、提督として登場する。フルタイム・クルー。

・タリがME2のスーサイド・ミッションから還らぬ人となった場合、ゼン提督やラーン提督が一部役割をリプレイスするが、フルタイムのプレイスホルダーはいない。

 ギャレスは、ME2エンディングで不在(リクルートしない、スーサイド・ミッション未帰還)の場合、フルタイムもテンポラリーもプレイスホルダーはいない。セーヴファイルがない場合は登場。 

 ME1から遊び続けていると、どうしても途中参入のケースって忘れがちになってしまうんだよね。プレイヤーはそれでいいんだが、作り手サイドはどこから参入してもつじつまがあうようにいちいち考えないといけないから大変。

 ME2のセーヴファイルがない場合は(DLCジャヴィックを除いて)ひととおり登場する。アッシュ/ケイダンは冒頭にどちらか選ばせるのでしょう。くじ引きか好みの問題でしかないが。

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「クォリアン母星系に接近中。ラノックまで、ETA5分」
「通信ブイから傍受できるか」
「あっちはしっちゃかめっちゃかの大騒ぎになってますよ」

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「数百の艦船の個別シグナルを検知、活発に交戦中」
「ね、言ったでしょう?」

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「ジョーカー、やってくれ」
「ステルス・ドライヴ起動。これで、乗員みんなでロシア国歌でも合唱しなけりゃ気づかれっこありませんぜ」 

 この元ネタは映画「レッドオクトーバーを追え」かな。ロシアのICBM搭載原子力潜水艦が追尾困難な推進機関を搭載する、ってやつ。それともUSのICBM搭載原潜アラバマが舞台の映画「クリムゾンタイド」か。どっちだっけなあ。
 宇宙空間で音波が伝わるわけないなんて思ってると、この時代にはもうそんな手段も開発されてるんでしょうかね。
 戦闘シーンの派手な爆発音はただの劇的効果ですけどね。

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「サイバー戦パッケージでドッキング・ベイ・プロトコルにアクセスしました」

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「乗り込んだら、リーパーズのシグナルを停止するのが目的だ。
 タリはゲス・テクノロジーの専門家だ。ハッキングとセキュリティを任せる」

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「あなたならいけそうね」
 あー、やばい。素顔よりそそる(笑)。なんでだろう。

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「お久しぶり、ウィリアムズ少佐」

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「階級は抜きにしない、提督?」
「いいわよ、ゲスを撃ち倒す準備はいい?」

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「昔どおりにね」

 なんだろう、アッシュの口周りの造形がいまいち気に食わなかったのかなあ。

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 EDIによれば、通路となるドッキング・チューブは一本のみ通過可能だが、ひどく損傷しているという。
 全員が固まって進むのは危険が大きい。シェパードが単身先行してノルマンディが接舷できるドッキング・エリアを確保することになった。

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「しばらく待っててくれ。すぐ戻る」

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 ME2冒頭のSR-1撃沈シーンを思い出す。やっぱあれって評判よかったんだろう。あのアイデアを大々的に拡張している。

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「タリ、君はこの光景が気に入るぞ、きっと」

 タリたちのホームワールド、惑星ラノックが眼下に見える。んー、下ってのはあくまでシェパードの足のほうってことだけど。

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 Dead Spaceシリーズなんかにも似たようなシーンはありますね。無重力はマグネティック・シューズで表現してたり。シェパードも同じように磁石シューズを使用しているんだっけ?

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 タリからの通信。
「シェパード、元気?」
「ああ、無重力で歩きにくいけどな」
「ドレッドノートは人工重力を用いてる。船内に入れば大丈夫よ」

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 ジョーカーからの通信。
「ゆっくりやってください、艦長。こっちは特に問題なし。ゲスの連中が船窓の外を見ない限りはね」 

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「知ってるだろ、ゲス船に窓はない。構造的弱点となるから」

 ME2にありましたね。リージョンのセリフかな? あれは今回と同じようにゲス船に潜入するときですね。

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「で、あれでしょ、ゲスがそこに座ってこう言ってるんでしょ、『われわれの船に窓がないことをオーガニックの連中が再び利用するはずがない!』」 

 前と同じ手は二度食わない、ではなく、まさか同じ手は二度使わないだろう、と高をくくってるのが間抜けということなんだが、ゲスにはそもそも窓の概念がないはず。ジョーカーのジョークはなかなか込み入っている。

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 おっとっと。

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 ついにドッキング・チューブが途中から崩壊してしまう。

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「他のメンバーはこの道を使えなくなったようだ、ジョーカー」

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「まさか、ひとりで進むんじゃないでしょうね?」
「他に方法があればいいがな」

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「タリに、この船の図面を入手するように伝えてくれ」

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「彼女が他のドッキング・チューブを見つけてくれたら、ロックをオーヴァーライドして他のメンバーを呼び込める」

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「内部に侵入した。ここには重力がある」
「やったわね。図面は・・・、見つけた。そこからすぐそばに船体が損傷しているところがあるわ。その向こう側に無傷のドッキング・チューブがあるはず」

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「船体の損傷部ってのはこれだな」

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「ゲレル提督が正面突破を試みて、フリゲート6隻を失った。その攻撃の成果が、そのちっぽけな穴だけだったのよ」
「ちっぽけってわけじゃないが。君は攻撃を阻止できなかったのか?」
「無理よ、ゲレルはとても好戦的だから。口論したけど、重戦艦隊(ヘヴィー・フリート)の指揮権は最終的に彼が有してるもの」

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「他の提督たちは?」

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「ゼンは侵攻を支持している。自分のおもちゃを試したいからね。ラーンは暫定的に支持している。反対してるのは私のほかはコリス。そしてコリスが正しいの、シェパード。このままでは、私たちは全船団を喪ってしまう」
「心配するな、皆安全な場所に退避させる」

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「別のエアロック発見。きっとここだ」
「やったわね。オーヴァーライドしてくれたら合流できるわ」

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「よし、こちらに乗船できるぞ」

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「大丈夫だった、シェパード?」

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「ああ、だが賑やかなほうが楽しいだろうな」

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「ロックは解除したわ、いきましょう」

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 タリの先導でオペレーションズ・センターを目指す。

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「一番最寄りはどこだ?」
「防御ネットワークとセンサー網を抜けた先よ」

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「うわあ、またヴェントよ、ヴェントの中」
「コレクターズ・ベースではうまくやったじゃないか」
「危うく焼け死ぬところだったのよ!」

 ME2で確かにタリにヴェントの中を進んでもらった。ということは別なクルーに頼んでいたらこのタリのセリフは出ない? だとしたら、こ、細かすぎる!

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 ガーディアン対戦闘機用レーザーには紫外線を用いている。高価だが接近戦では強力だ。攻撃のため接近したクォリアン船が真っ二つに切り裂かれたという。
 

 急いでオプ・センターを見つけなければ、クォリアンの被害はさらに甚大なものとなってしまう。

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「気をつけて! ゲスよ!」

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【ME3】033プライオリティ:パーシウス・ヴェイル

 Perseusはもちろんギリシャ語で「ペルセウス」のことですが。せっかくだから英語読みで。Mass Effect銀河では、ゲスがクォリアンを破った後に姿を消した彼方の未開宇宙とターミナス星系の間をふさぐ濃密なガス星系(ヴェイル、ヴェール)のこと。 

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 まずファー・リム、クォリアン船団との話し合いに赴くことに。

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 ゲーム内では散々見飽きていることでしょうが、たまにはマス・リレーのジャンプシーンでも。

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 こういうのいちいち読みふけっているから、プレイ時間が長いんだよな・・・。

 エンヴォイ・シップ、クォリアンの船団から分かれた使節船。ノルマンディと同様ステルス性能を有する新型のフリゲート艦でこれまで確認されているどのクォリアン船にも似ておらず出所不明。
 んなもの、タリゾラがテクノロジーを移植したんでしょう、きっと。

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 ラーン提督「こんな状況で再会せざるを得なかったのが残念ですね」
 提督たちとはME2タリの裁判編で一度会っていますね。ラーンはタリが信頼していた女性。
 

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 ゲレル提督「17日前、ゲスの支配する四つの星系に精密な攻撃をしかけ、クォリアンの母星奪還の戦いを開始した」

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 コリス提督「ゲスとの紛争を回避すると定めたカウンシルとの条約に明白に反している!」

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 ゼン提督「母星奪還と高度なAIテクノロジーの入手に比べれば、条約違反など取るに足らぬこと!」

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「母星? ラノックを奪還しようとしているのか?」 

 300年前、クォリアンの使役していたAIが自意識を有し、創造者たちを相手に反乱の戦いを開始した。敗れたクォリアンは、母星ラノックを含む星系を追い出され、以後放浪船団を編成して宇宙をさまよう憂き目を見ることになった。

 かつて提督団の一員だったタリの父ゾラ提督はすでに亡き人。4人の提督はそれぞれ次のような立場。原理主義的・好戦的なゲレル、功利主義的立場で戦争を支持するゼン、中立的なラーン、ゲスとの関係では平和・宥和主義者のコリス。

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ゼン「殺したわけではないのよ、コリス。ゲスの作動を停止させたの。それは殺戮じゃないわ」

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「立派な殺戮でしょう」

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ラーン「艦長、クォリアンはAIを創造するつもりはなかったのです。単なる事故だったのです」

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「あなた方は事故を殺戮で修正しようとしてるのですよ」

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コリス「気にするな。過ちを認めれば、この自殺的な侵攻計画の正当性が弱まるんだ」
「あなたは、またしてもゲスを懐柔できると思っているのか?」
コリス「このままでは、自分たちが永久に破滅する道を選んでいるようなものだからな」

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ゲレル「連中を母星系まで追い詰めはじめたところで、すべてのゲス船に向けたシグナルの発信がはじまった」

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「リーパーズだな?」

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ゲレル「リーパーズの支配下に入るとゲスどもは著しく戦力を増す。われわれの艦隊は母星系に釘付けされてしまう。勝利するためには・・・」

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コリス「勝利? あなたは民間船まで巻き込もうとしてるんだぞ、ゲレル提督! 撤退しなければ生産船(liveships)まで失ってしまう!」

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「シグナルはどこから発信されている?」
ゲレル「ここだ。ゲスの弩級艦(Dreadnought)。われれれのどの艦船よりも足があり、かつ重武装で守られている」
「ノルマンディのステルス・ドライヴなら気づかれずに潜入できる。乗り込んでシグナルを停止しよう」

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ゼン「そうね、シグナルがとまれば、ゲスは大混乱をきたすわね」
「その混乱に乗じて、船団はマス・リレーから脱出するんだ」

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コリス「いいだろう。民間船はもう十分戦いに巻き込まれてきた。本当にシグナルを停止できるんだろうな?」
「船団は安全に退避させてみせよう、提督」

 つうか、君らがやらんのかい。という悪口が聞こえたのか・・・。

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「新しい提督が技術的支援のため志願を申し出ています」

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「タリゾラ・ヴァス・ノルマンディ。任務のため出頭しました」

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「無事でなによりだ、タリ」

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「さっそく出発しましょう」
ラーン「助かります、艦長」

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「提督だって・・・」
「ただの形式よ。私はゲスのエキスパートとして同行するのよ」

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「その点は間違いない」

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「ふふ、来てくれてよかった」 

 めぼしい相手とのセリフが全部ロマンスのきっかけに思えてしまう・・・。

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「ここまで大変な事態と知っていれば、もっと早く来たのだが」

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「そちらも大変だったのでしょう。地球のことが心配でしょうに」

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「クォリアンの船団は銀河一の規模よ。協力してくれたら、リーパーズと全力で戦うわ」

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「この馬鹿げた戦争に生き残ったもので、ってことだけど」
「母星奪還戦争には賛成じゃなかったのか?」
「リージョンと話してから、和平が可能かもしれないと考えが変わったわ」
「ではなぜ提督たちを手助けする?」

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「私も提督だから。民は私を道標としてみる。提督たちの意見が対立しているところを公然と見せたら、船団が二分されてしまうでしょう」 

 でも他の提督たちは、かなり公然と言い争ってたような気がするけど。

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「君の民たちを安全に脱出させよう、タリ」
「ありがとう、シェパード。私は提督たちの前ではそれらしい顔をしてなくちゃならないの。昔話がしたかったら二人きりのときにしましょうね」

 やっぱこれ、ロマンスきっかけだよなあ。"catch up"、旧交を温める、かな。

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 ME3リリース前に流れていたアライアンス・ニュースにありましたね。クォリアン船団が生産船まで含めて巨大な主軸砲を装備しはじめたって話。これもカウンシルとの条約違反だが、ラーンは砲を搭載していてもあくまで食糧生産が目的の船だとしれっとして告げる。

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「そんな言い訳、カウンシルに通ると思います?」
「釈明するとしても、この戦争が終わってからでしょうね」
「その間、一般の民だって危険に曝しているのですよ」
「野放図にそうしてるわけではありませんよ、艦長。民間の者たちは前線からは遠ざけています。でも戦争に勝つため必要なら何でもするつもりです」 

 まあクォリアンみてると、どっかの政党とか、どっかの国家とか、色々思い浮かぶから気が重くなるね。よくも抜け抜けと、って感じもあるし、腹立たしいとまでいい切る気持ちもわからんでもない。不幸の種を撒いたのも自分たちだったわけだし、自力ではどうしようもない事態になってもカウンシルの口出しはお断りだし。
 とはいえ、さすがにゲスを支持する気にはなれないのですよね。

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 タリに「キャッチ・アップ」しときましょう。どうして船団に戻ったのか。 
 

 戦争がはじまったとき、アドミラリティ・ボードから連絡があった。最近ゲスと接触したのは私が一番多いから。父の空席もまだ埋まっていなかったので、私が推挙された。もちろん形式だけのことよ。年齢的にぜんぜん若すぎるもの。

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ラーン「謙遜は不要よ、タリ。あなたの専門知識が必要だったし、あなたには彼らと対等に話せる権威が必要だった」

 ゲスとの戦争を開始しようとしたきっかけは何か。

 ゼン提督がゲスのスキャン・レーダーを妨害する技術を開発した。まるでフラッシュバング手榴弾を浴びたように、ゲス船の活動が麻痺するの。その機会を利用して攻撃しない手はなかった。その技術は残念ながらリーパーズには無効。さらにリーパーズがゲスの防御策を講じてしまったので、すでにゲスに対しても無効となってしまった。

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「今はなんとかこの状況を生きて脱出することに尽力するだけね。その他のことは後回し」
「この件が首尾よく行ったら、うちに来ないか?」

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「できないわ、シェパード。この戦いに生き残ったら、私たちは母星を手に入れるのよ。私は民に必要とされている」

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「リーパーズと戦えば、君たちの母星を守ることにもなるんだぞ」
「わからない。言ったように、そんな先のことまで頭が回らないから」 

 リージョンは、シェパードがアライアンスに復帰した頃、ゲスの宙域に戻っていった。その後タリとの間でいくつかメッセージは交わしている。タリは、リージョンとの交流が和平の糸口になればいいと思っていた。

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「和平開始についてのボードの表決は三対二で負けたわ。うまくいくと信じていたのは私以外にコリスだけだった」 

 「ゲス内部で意見が一致しない」という通信を最後に、リージョンとの交信は途絶えた。

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「リーパーズの支配と戦うための合意が成立しなかったのか、敵であるクォリアンに情報を渡したくなかったのか、わからない。侵攻計画を伝えることもできたけど、しなかった」

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「それは民を裏切ることにならないのか」
「提督になんてなりたくなかったもの」

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「話がしたくなったら、キャビンに呼んでね」 

 誰もがそういうのだ・・・。 

 って、キャッチ・アップだけで一回終わった。クォリアン編はいつも話が長いんだよな。

2013年1月18日 (金)

【ME3】032シタデル(幕間)(2)

 現役のクルー・メンバー、過去のメンバーに関するものはできるだけ省略しない方針でやっております。 

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 ただしキャラクターによってエコヒイキはあります(笑)。
 タトゥー屋にいるジェームズはシェパードのアドヴァイスに従ってN7プログラムに参加する決心がついたそうだ。
 

 そいつは良かったね(おわりかい)。

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 とはいえ戦時中であるし、地球はリーパーズの襲撃を受けているのでアライアンスの訓練窓口なんて連絡が取れるはずも、事務所が開いているはずもない。

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 だから刺青で祝っている。それがジェームズのオフィシャルなN7合格祝い。
 よくわからないがそういうことらしい。しかも勝手にシェパードを訓練教官に指名している。

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「好むと好まざるとにかかわらず、あんた俺の直属の上官だし、しかもN7だろ?」

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 仕方がないので、つきあってアドヴァイスをすることに。
「何かを証明してみせる相手はたったひとり。毎朝自分が立つ鏡の中に写っているその人物だけだ」

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「なるほど」

 コーデックスによれば、N7はNプログラムを完遂した者(つまりN1からN6まで首尾よく勤め上げた者)に与えられる称号であり、N7を名乗れる者を対象とした訓練プログラムはない。ジェームズが推薦されたのは、その手始めであるN1プログラムと考えればいいのだろうか。

 今気がついたのですが、アッシュ(またはケイダン)がヒューマン・スペクター第二号となり、ジェームズがN7プログラムに参加することになるというのは、シェパードの後継者を選んでいるということなんですかね。

 つまり、この時点でシェパードの運命と時代の終焉が予感されているということでしょうか。

 でもそれもスペクター二号が死んでしまうケースもあると言うのだから違うのかな。

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 これなんか、何のミッションかすっかり忘れてましたが。

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 サーベラスのシタデル襲撃には当然内通者がいたと思われる。C-Secの調査でヴォルス大使に嫌疑がかかっている。だが実際には大使とサーベラスとの関係はしばらく前に切れていた。

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 サーベラスは、テューリアン・コロニーへの攻撃を開始する準備を進めていて、大使はそのコロニーがどこかを知っている。だがその情報を持ってC-Secに駆け込むわけにはいかない立場だ。誰かがこの記録を発見してくれることを願っている。

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 その後の記録では大使が傭兵たちに拉致される様子がわかる。大使の首にはサーベラスに高官を暗殺されたテューリアンの懸賞金がかけられていた。
 そして傭兵のひとりはザイードらしい。
 だがザイードはスーサイド・ミッションの後も引き続きサーベラスに雇われていたはずだ。

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 大使が机の影に落としていったコムで連絡が取れる。居場所もわかる。

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「なぜザイードがサーベラスに逆らっているのか聞いてくれ」
「ザイード、どうしてかつての雇い主に弓を引く?」
「なんで急に俺の名前を呼び出した?」 

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「サーベラスはテューリアンのコロニーを襲撃するつもりだ。私を殺したらコロニーはおしまいだ」
「俺の名前を出せ」

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「シェパードが調査している。最近知り合ったんだ」
「いつからだ?」
「ごく最近だ」
「ちっ、まあいい、話せ」

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 他の傭兵たちはザイードが始末していた。

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 久しぶりだな、ザイード。

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 シェパード、虫の報せに頼ったばかりに笑い者になるのはご免だったぜ。

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 だがサーベラスの復讐を恐れて、大使は攻撃されるコロニーの名前をなかなか吐こうとしない。

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「俺たちのおかげで命拾いしたんだ、とっととコロニーの名前を言え!」
「交渉しよう。ヴォルスの爆撃艦隊を手配する。コロニーより戦争に役立つはずだ」

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「じゃあ、艦隊と情報、両方いただこうか」
 なかなか口を割らなかったが、ザイードの脅迫もあってコロニーの名前を聞き出すことに成功する。もちろん爆撃艦隊も提供する。

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 大使は、最初からC-Secに頼るのが正しかったことをようやく悟り、本部に向かう。

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「ヴォルスごとき吐かせるのに時間かけすぎだろう」
「ザイード、お前こそこんなところで何をしてる?」
「C-Secが来る。ここにいちゃまずい、話がしたけりゃドックにいるぜ」

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 ザイードの協力も取り付ける。こいつらしく、渋々なんだけどね。

 完全にペース配分を誤りました。ザイード編だけで終わりかい!
 まあ、一回あたりの長さを気にしているのは私だけでしょうから。なにか埋め草でも用意しよう。

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 滅多に貼らないレベルアップ画像でも。

 私にはどうも、スキルを万遍なくあげるのではなく、突出してあげていく癖があるようです。どうせノーマル難易度だから。

 前回、戦死者のネームパネルの画像がありました。

 ザイードは、ME2のロイヤリティ・ミッションが未完であるとME3のこのくだりでも生き残らないそうだが、その場合、元ノルマンディ・クルーであるのにあのネームパネルには出現しないという。
 

 ケリーも元クルーに違いないのに死亡してもここに出現しないことがあるそうだ。私も気になってエンディング近くの画像を確認したら、そこにもケリーの名前がなかった。 

 それから前回の画像にはあったジェンキンスの名前がエンディング近くの画像ではなくなっていたり、順番が全部入れ替わっていたりと、わりかしいい加減である。
 そんなもの毎回違えるほうが面倒だと思うのだが、そういうことってヴィデオゲームで往々にしてありますよね。最初のパートとエンディングそばとではチーム分担がきっと違うんだ。コード共有したらどうなのとか思うけど、なんか適当ぽいのはわかる気がする。 

 ここまでで、すでにモルディンとテインが犠牲となった。プレイ当時はアッシュはさすがに常に残るんだろうと思っていたのだが、改めて前回のギャレスとシェパードの会話、それからアッシュとシェパードの会話を見直していると、たまたま生き残ったのでしかないということがわかります。恐るべしMass Effect。「戦争だから」と納得すべきなのかもしれないが、クルーのサヴァイヴァビリティはRPGゲームとしてはあまりに低すぎます。

 これから先も何人かクルーを見送らなければならない。ミランダ・ローソンを助けるためには、おそらくここら辺であることをしていなければならなかったのだが、初回プレイのいたいけな私が知る由もなく。気がついたときはとても戻ってやり直せるような状態でもなく。

 アクト2はクォリアン中心。個人的には割とヘヴィーな、どっぷりと重たいアクトな感じです。笑うところがあまりないね。

【ME3】031シタデル(幕間)

 大変残念なことに元ヨーマン・ケリーは、サーベラスのシタデル襲撃時に還らぬ人となってしまったようだ。そのことに気がついたのはずっと後ですが。

 シタデルでケリーと再会したとき身分を秘匿してサーベラスから身を隠せとアドヴァイスしなかったからだそうだ。そんな選択肢があったことすら覚えていない。「抜け忍」は容赦しないという意味であえて見せしめとして葬り去られたんでしょうか?

 クルーやその他関係者たちの巡回と、細かいミッションを拾う。

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 パガートリイで上陸休暇中のジャックを見つける。べろんべろんに飲んだくれているのかと思ったら、驚くべきことに学生たちの研修計画づくりに頭を悩ませている!

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 こんなところで仕事すんなってのはありますが、正直私はジャックのことがどんどん好きになってるんですけど。
 

 ME2リリースの頃、ケーシー・ハドソン氏(MEのディレクター)がME2で一番好きなキャラクターがジャックであるとのたまって(要はセクシー・キャラ、アイ・キャッチャーじゃねえかと)結構総すかんくらってましたが、彼はきっとここまでになることを見通していたんでしょう。彼にはミランダは「薄っぺらい(胸とかじゃなくて)ので物足りない」そうだが、私はどっちも好き(誰も聞いてねえ)。

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「おたく、ほんとは軍隊になじんでんじゃないの?」

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「ちょい待ち、アライアンスに死ぬほど戻りたかったのあんただろ? あたしじゃないよ」

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「うそつけ。戦いに事欠かないし、部屋がもらえてメシはタダだし・・・、仲間だっているし」

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「まあねえ。あんたのしょーもないスーサイド・スコードでちったあ身に染みたかな、チームワークとかいうの? それについては・・・、あんがと」

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「あんたに付いていったほうがよっぽど派手な戦いが愉しめそうだけどさ、あの出来損ない共はあたしがいないとなんの役にもたたないんだよね。
 つまりあたしは頼りにされてるってことみたいだ。それもあんたのせいでね、シェパード」

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 まあいいからこっち来いや。

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「シェパード、あんたダンスはからっきしダメだって皆知ってるよ!」

 シェパードのへたくそなダンス、ME2のオメガとかシタデルあたりから広まったんでしたっけ?

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 テインと違って、ジャックとの(ME2での)ロマンスが無視された!とか騒いでる人はいないみたいだねえ。
 実際私もそんなセーヴファイル持ってないのでわかりませんが。

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 コルテスとの会話は変なフラッグがたたないように緊張する。
 ここなんて「俺も目の保養にどう?」だからね。

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 これはシェパードが酔っ払っているという洒落なのか、EDIのボディの素材について根掘り葉掘り聞いている。少なくともここで聞く話ではないものね。

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 EDIが来ているということは、当然ジョーカーも一緒だ。
 でもEDIと一緒にダンスを踊るというのはあまり賢いアイデアではないと・・・。
 やってみなけりゃわからんでしょう。

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「とりあえずどこも折れてないぜ、出だしは上々だ!」

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 ジェームズはカードゲームにはまっている。

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 これはDLCアライヴァルに関係したシーン。このバタリアンはシェパードがリーパーズの侵攻を遅延させるため破壊したアルファ・リレーの巻き沿いとなった星系の生き残り。
 もう長くはもたないので、シェパードが本当にバタリアンに罪の意識を抱いているなら、慈悲の心を有しているなら延命装置を切ってくれ、家族の元に旅立たせてくれと脅迫(懇願)する。

 繰り返されるテーマは、シェパードの罪の意識。
 明示的に(ヒューマンつうかクリスチャンの)「神」に触れることがないMass Effectですが、しつこく出てくるテーマは「原罪」。

 「原罪」とは端的に神ではないこと、不完全な存在であること、人間(ヒューマン)であることそのものを指す。「悔い改める」とはそうした不完全な存在であることを自覚し認めること。神の「赦し」とは、それによって不完全な存在であること(すなわち罪)を赦されること。そんな整理でとりあえず筋は通る(これこそ正しいなんて言っていない)。 

 シェパードは自分がリーパーズの侵攻から銀河を救えないかもしれない不完全な存在であることに苦悩しつつ、一方で自らがこのように「神」の役割を担わされている立場であるという象徴的なシーン。だからシェパードがアセッション(昇天)する緑エンディングが真のエンディングであるという説。

 シェパードが銀河全体の罪(それは被創造物であること、ゆえに不完全であること)を引き受け、身代わりとなって昇天する。それにより一切が赦されて「祝福」が訪れるのが緑エンディング。シェパード・ジーサズ説。
(ジーザスは神の子であり人の子である。シェパードはただのヒューマンではないか? いや、ME2冒頭でミランダたちの手によりシンセティックとオーガニックの両方の存在になった。しかもそれもリザレクション(復活)と呼べなくもない。ただし神と人のような縦方向の融合(一体化)ではないのが比喩としてはちょっと苦しいね)

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 こちらもバタリアン関係。DLCブリング・ダウン・ザ・スカイでヒューマンのコロニーに隕石落としを仕掛け、シェパードに阻止されたバタリアン、バラク。
 アルファ・リレーとともにバタリアン星系を破壊したシェパードに復讐するため訪れる。
 ブリング・ダウン・ザ・スカイ、私のプレイでは人質を解放するためバラクの逃亡を阻止できなかった。このタイミングで意趣返しに来るのかと思ったら。

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 クローガンとテューリアンとともに戦おうと呼びかけたらあっさり見逃し、ついでにバタリアン船もリーパーズとの戦いに供出するという。なんだったんだろう。
 根っからの軍人でしたということか。
(DLCリヴァイアサンを先にプレイしていると違う展開があるようなことがWikiに書いてありました。それは未体験)

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 自分をヒューマン二人目のスペクターに推挙したウディーナが裏切り者で、その始末をつけたのも自分。頭の中でまったく整理がついていないという。

(実はあのシーンでレネゲイド・チェックを見逃したのは、このため。自分をスペクターに推挙した者をその手にかける、というのが「正典」かなと推理したから)

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 そもそも彼女がウディーナはじめカウンシラーを守らなければならないと思ったのも、スペクターの身分だったからなんですが。

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 気がついたら何もかもがめちゃくちゃ。

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 むしろアッシュが後悔しているのは、一時でもシェパードたちを疑ったことでしょうか。

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「あんなことになったなんて信じられない。あのとき一歩間違えてたら・・・」
「いいじゃないか、とにかく解決したんだから」

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 アッシュにはクルーシブル建造中のハケット提督から召集がかかっている。だが本心はノルマンディでシェパードと行動をともにしたいのだ。

 どちらかシェパードが選択できるのですが、ここは同行するほうで。

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 乗船を許可する。君抜きでは任務達成は難しいからな。

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 荷物取ってくるわ。

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 戻ってきてくれてうれしいよ。

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 イエッサー。

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 ウディーナとアンダーソンの付き合いは長い。権力亡者だとは知っていたがここまでやるとは思いもしなかった。
 サーベラスに唆されたのだが、サーベラスの意図は依然不明である。

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 アンダーソンはあのサーベラスのアサシン、カイ・レンとも因縁浅からぬ関係である。
 その時代の報告はハケット提督からシェパード宛に送った。とにかく気をつけろと忠告。

 アンダースはかつてサンダースと一緒に活動中にこのアサシンに遭遇し、両脚とも撃ち抜いて始末したつもりになっていたが、オメガで再度接触した時にはさらに強力な姿になっていた。イルーシヴ・マンの手によるものだろうが、今ではそれ以上に強力になっているようだ。 

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 シタデルでの一件により、これまでほとんどなかったアサリとサラリアンの戦争協力が活発化している。
 クルーシブルの建造は順調で50%程度の進捗だ。だがその用途についてはまだ議論が続いている。リーパーズをもろとも吹き飛ばす力があるという説が有力だが、そのためにはキャタリストとは何かを解明しなければならない。

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 がんばってくれ、二人とも。アンダーソン、アウト。

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 テューリアン艦隊も損耗が激しく手薄になってきている。手数がほしいところだが、ちょうどクォリアンから接触があった。

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 話してみましょう。

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 注意してくれ。ゲス宙域周縁部に不穏な動きが認められる。ハケット、アウト。

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 なかなか次に進めませんねえ。リアラに呼び止められる。

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 アサリの最高司令部は、配下のコマンドが次々と消息を絶っていることに困惑している。最高司令部がシェパードに直接協力要請することはできないが、リアラの内通者が手助けを執拗に求めてきているとのこと。(失礼、これなんのミッションか忘れちゃったが、ガイドブックによればずっと後まで繋がる話だそうだ。アサリ編かな)

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 この時点でのウォー・アセッツ。

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 ジョーカーはシタデルからサーベラスを叩き出したことにご満悦だ。

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「しかもアッシュは、ノルマンディに再搭乗するための『自分の艦長を撃ったらダメ』テストに合格したんでしょ?」
「あんまり言うな。彼女も色々つらいんだ」
「そりゃそうですよ。上官に銃を向け、カウンシルを危うく皆殺しにするところだった。
 年次勤務査定に良い影響があるわけないですよね」 

 (・・・スペクターに査定はないと思う)

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「テューチャンカで破壊されたリーパーズのことですが、技術的に優越した勢力が劣後の勢力に敗れるというのは稀なケースですね」

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「だな。しかもこれで、スレッシャー・モーに銃を向けるだけで戦争に勝てることがわかった」

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「いや、ジョークだから」

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「すみません、シェパード、熟考中でした。リーパーズは予期したより意外ともろいことが判明しました。必死に戦ったのに蠕虫(worm)に負けた。
 それによって、私自身の作動停止までの予想期間も再計算を余儀なくされたのです」

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「君は自分が死ぬときのことを心配しているのか?」

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「そんなところです。リーパーズとの戦いを支援するための計算に、私のプロセッシング・パワーは消費されています。
 でも、ほかのクルーたちと一緒に考えることもできます。ジェフが答えに窮してしまう質問をしてもよろしいでしょうか?」

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「やれやれまたかよ」
「シンセティック生命の存在意義はなんでしょう?」

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「オーガニックと変わらない。自由意志を有するシンセティックは自ら欲することを選ぶ」
「でもオーガニック生命の目的は、後の世代に自らの遺伝子を残すため、生殖するまで生きることが目的ではありませんか?
 私自身の目的はそこまで明確ではありません。ほかに比較対象になるシンセティックの成功例はゲスと・・・、リーパーズのみです」

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「生殖だけがすべてじゃないぞ。働くことだって、善行をなすことだって、愛するのだって・・・」

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「わかりました。ヒューマンの偉人たちの伝記を検索し、艦長の示唆する道を選んでいるかどうか調査します。

 (そんな調査、EDIにとって大して時間がかかるわけはない)

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「実際、多くのヒューマンがそのような道を歩んでいますね」
「早いな。量子コンピューター万歳」
「シェパード、私の計算能力をあなたの示唆された目的に再配分することにします。任務、利他、愛」

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 サーベラスの科学者たちが逃げ始めている。どうやら自分たちは間違ったほうにくみしていることがわかってきたらしい。最高級の科学者ばかりだからクルーシブルの建造を手伝わせるため呼んじゃいましょう、とトレイナー。

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 そして、彼女はコレクターズのホライゾン攻撃時に実際あの惑星に住む家族のところに訪れていたと告げる。つまり、シェパードが彼女と家族を救ったことになるわけです。

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 その後、トレイナーをキャビンに招待するんですが、これはチェスの手合わせの約束でしたか。

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 負けてるし。勝敗よりポーン(歩兵)を大事にし過ぎ、とサマンサのコメント。
「現実では歩兵が勝敗を決めるからな。クローガンみたいな歩兵が」

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「それでジョークを思い出したわ。シェパード艦長とクローガンの違いは何か?
 一方は直接激突したら手のつけられない軍神で・・・」

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「もう一方には、しゃきっとさせてくれる通信将校が横にいない」

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「あ、それってオリジナルのタマタマの数ネタよりいいかも!」 

 サマンサ・・・。

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「(お下劣なネタはほどほどに、じゃなくて)君が研究所に戻らなかったのはほんとにありがたかったよ、トレイナー」

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「どういたしまして。じゃあもう一勝負?」

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ダイアナまでキャビンに呼んでいるのだ。いい加減省略しよう。

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 と思ったらこんなパラゴン・レネゲイド・チェックが潜んでいたのか・・・。
 これエンディングに関係あるのかな? イルーシヴ・マンとの直接会話じゃないから関係ないか。

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 ジェームズもキャビンに呼ぶんだね。

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 ジェームズがN7部隊への推薦を受けたその日がリーパーズの地球侵攻開始の日だった。
 リーパーズとの戦いがこの先どうなるかわからないが、勝利した暁にはN7プログラムへの参加要請を受けるべきだろうかどうか悩んでいる。これは受けろというしかないですね。

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 テインのネームプレートまで貼ってあります・・・。

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「ひどい一日だったな・・・。ウディーナがいかれて、シタデルが敵の手に渡る寸前で。
 しかもお前さんは危うく友を手にかけるところだった」
「きわどかったな」
「必要なら引き金を引いたのか?」

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「どうしてできる? 友を手にかけ始めたら、それは戦争じゃなく殺戮だ」
「だが、いつも割り切れる答えばかりではないだろう?
 少なくともアッシュがケイダンの後を追わずにすんだわけだが」

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「ケイダンが俺たちを見守ってくれていることを祈ろう。
 これは彼の戦いでもあるんだ」

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 最初の戦死者ジェンキンス、それからSR-1がコレクターズに撃沈されたときの犠牲者のほか、レックス、モルディン、テイン。
 ケリーはここにはありませんね。

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 チャクワス軍医は船内にある難民用に供することができる医薬品と、難民が保有している兵士用のものを交換する手配をしてくれと持ちかけてくる。
 え、なんで俺が? アライアンスは難民に人気がないが、シェパードの名前なら通るそうだ。結局パシリですな。 

 ノルマンディ艦内とシタデル停泊中の幕間。色々省略しても、記事一個で済まない。次回へ。

プランはあるのか?

 最近ゲイダーさんが、Dragon Ageシリーズは主としてプロット周りのグランド・デザインを予め定めているのか、という質問にTumblrで「プランは持っている」と答えている。暇があったら紹介しますが、昔からのゲイダー節に馴染んだ者にとっては目新しい話ではない。

 「プランはあるが、ゲーム業界もご他聞に漏れず『予定は未定』が当たり前のビジネスだ」

 ところが、これはあくまで私の印象なのですが、Mass EffectシリーズはMass Effect 2開発前あたりからすでにこのMass Effect 3の結末を意図したプロットづくりに着手していて、わりとリジッドな組み立てになっていると思われるのに対し、Dragon Ageはもっとルーズな組み立てしか持っていなかったようです。

 もちろん、ME2で最初からクルーを拾わないケースもありうるし、スーサイド・ミッションから帰還しない可能性もあるなど様々に分岐する。ME3は完結編なのでそういうクルーにはプレイスホルダー(代役)が割り当てられる。テイン不在の場合はとある人物が身代わりになるそうだ。 

 例えばイルーシヴ・マンのアサシン(カイ・レン)は小説版でアンダーソンとの絡みがあるのですが、その頃からゲーム本編で使ってやろうと考えていたのでしょう。同じくアンダーソンと関係のあったサンダースはME3ジャック編でちょい役で出てきましたが、もしかしたら(例えば地球で)もう少し重要な出番があったかもしれませんね。
 残念ながらアサシンとオメガのアリアとの因縁はME3では出てきませんでした。

 なお、あのアサシン(カイ・レン)は大陸国系とロシア系の血が入っている設定。武器のカタナは「ニンジャトウ」だそうだ。ステロタイプといえばそうだが、信心深いアサシンのテインも、ワン・マン・アーミーのギャレスもそうだし、アリアはマフィアのドンだし、クローガンは全部ガンホーだし、MEシリーズのキャラクターは皆ごく普通のステロタイプ。そこもDAシリーズと違う。

 コミックもゲーム本編との連動を意識していて、ME2のDLCシャドウブロウカーと関連するコミックは物語が整合しています。ME3のDLCオメガと関連するコミックも序章的扱い。一部小説版にプロット上矛盾する齟齬があったそうだがご愛嬌だ。

 対してDragon Ageのほうは、私の印象ではひとつの作品が出たら「さて次どうすっぺ」といちいち考えなおしている感じがする。ゲイダーさんが言っている「プランはある」というのは、たとえばフレメスとは何者かとか、チャントリー支配はどうなるのかとか、クナリはまた攻めてくるのかとか、次のブライトはいつとか、そういう大雑把な設計のことだと思う。 

 アンダース・ジャスティスだって思い付きだったというし(ヴェラナ・ジャスティス案があったのでしたっけ)、レリアナをナイチンゲールで使いまわす気だったら、もっとわかりやすくチート・デスさせるでしょう。モリガンのカムバックだってアイデアはおいおい考えるつもりではなかったのか。イザベラ再登場なんて、きっとただの冗談が本当になっただけ、「瓢箪から駒」みたいなものでしょう?
 そこらへんに「プラン」があったなんて感じはまったくしません。 

 DAは小説、コミック、本編の間の食い違いでも色々と突っ込みどころ満載。ゲイダーさん本人がゲーム本編とは直接的な関係はしないと明言しているくらいだから、開き直っている。  

 MEシリーズの組み立ては建物などのエンジニアリングに似ていて、建設現場で基礎からきっちりと組み立てていっている感じであるのに対し、DAシリーズは壺つくり(クラフティング)、こねこね弄繰(いじく)り回してたらこんなのできちゃったー、でも、なんかそれいいんじゃない?みたいなノリに感じられる。

(そして、ビルディングや橋なら基礎が揺らいで倒壊したら言い訳もできないが、壺とか茶碗ならゴミみたいにこ汚い出来栄えでも「これが芸術だ!」と言い張れる(笑)。あと、「ええい!」とか言いながら床に叩きつけて最初からなかったことにできますね(DA2エキスパンション))。

 DAを弁護するなら、MEシリーズは比較的思い通りにプロットを組み立て、開発することができたのに対して、DAシリーズはまずDA2開発の納期が最初から無理筋であったこと、完成した作品への悪評もあって、(仮にプランがあったのだとしても)その後の路線を大幅に変更させられてきたことが背景にあるのかもしれない。 

 でも本当はそんな理由じゃないと思う。DAはまだ古き良き時代のRPGの作り方なんですよ。TRPGのような即興重視、アドリヴ重視、少なくともそういうのが「粋」だと思ってる人たちが作っているのでしょう。それがAAAタイトル時代にはあまり即してないのだ。Obsidianなんかは完全にそういうノリで開き直っているから常に失敗がヴィジブルになってる。未完成品のまま世に出すという悪評がつきまとうが少なくともその一部は事実だ。

 BioWareは無理やりにでも完成させるけど、DA2はやっぱもう一歩なにかが足りないという出来栄えだった。
 MEシリーズは最初からルーツをRPGにおいていないので、まだ(AAAタイトルつくりが)不得意であることがヴィジブルではないのですが、マルチプレイ化のすったもんだがエンディング騒動の一因でもあるわけですから、この問題からフリーでもない。 

 AAAタイトルはもうクラフティングの世界では作れないんですね。計算高いエンジニアリングの思想を有している大組織がうまく適合していて(Blizzardが思いつく)、昔ながらの職人(アーチザン)集団では立ち行かないのでしょう。ムジカ氏とゼスチャック氏の引退も、そういう居心地の悪さが遠因だったでしょうね。 

 ちなみに「経済」のエコノミーは「計画」(オイコノミア)が語源。そしてこの世で「計画」を有しているのは実際には「神」だけ。

 神でもない身の私は、ゲイダーさんブログとか書いて暇そうだから、DA3開発はライターの出番が終わって、そろそろアルファ・フェイズに移行するのか、今年中リリースできるんだろうな、と気が気じゃない。じゃないと私の予定(プラン)が狂ってしまうから。

【ME3】030プライオリティ:シタデル (3)

 ほんとに画像サイズ小さくしてよかった。枚数から言ったらME2よか増えてんじゃない、これ?
 どんだけアクション過多、カットシーン過多なのよ。話の繋がりがなんとかわかる程度にしか省略できないんだ。

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 カウンシラーたちのエレヴェーターの天井に飛び移ったシェパード。

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「皆、伏せて!」

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「行って!」

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 ここも、ウディーナが先頭、アッシュが末尾。二枚いるのよ。

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 誰も来ないのを確認して、カウンシラーたちの後を追うアッシュ。

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「ちっ、サーベラスがシャトルを破壊してる! 皆、エレヴェーターに戻って!」

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 リアラがエレヴェーターのパネルを操作したりして、くそ細かいんですけど。

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「シェパード?」

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「シェパードはわれわれの脱出を邪魔する気だ! サーベラスに寝返ったんだ!」

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「皆、動かないで!シェパード、これはどういうこと?」

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「俺のことは君がよくわかってるだろう、アッシュ」
「ええ、サーベラス以前のあなたは。でも今のあなたは、いったい」

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 パラゴン・チェック。

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「話し合ってる暇はない。騙されているんだ、君たち全員」

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「この攻撃はウディーナの企みだ。サラリアンのカウンシラーが証人だ」

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「ばかな、どこに証拠が。あるわけないだろう」

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「エレヴェーターでサーベラスの兵士がやってきている。開けたら、皆殺されるぞ」

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「かつてわれわれはシェパードのことを信用せず、大変なことになりました」

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「議論してる暇はない。ここにいたら皆死ぬだけだ。私がロックをオーヴァーライドさせる」

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「ああ、後できっと悔やむんだわ」

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「いや、そうじゃない」

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「わかったわ艦長。ウディーナ、そのコンソールから離れて」

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「くそくらえ!」

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 果敢にもとめようとする、アサリ・カウンシラー。

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 つきとばすウディーナ。

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「銃!」

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 レネゲイド・チェック。これは敢えて見逃す。

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 アッシュの銃声。

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「こん畜生・・・」

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「ドアが!」

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「できるだけ急いだんだが、シェパード。ああ、始末はついたか」

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「ちょっと待ってください、あたしたちを追いかけていたというサーベラスはどこ?」

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「さっきまで確かにいたが、われわれを見るなりキーパーのトンネルにずらかりましたぜ」

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「ああ、すみませんカウンシラー。平たく言うと、シェパードのお陰で、あなたがたはどえらい命拾いしたってことです」

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「では、君には二度も命を救われたのか、シェパード。個人的な借りだけでなくパラヴェンの分もある」
「貸し借りなんてありませんよ、カウンシラー。今は皆が一致団結しないと」

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「イルーシヴ・マンの意図はなんなのだ?」
「わかりませんが、きっと探り出します」

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「ようし、お前たち、犯人どもは逃げ出した。トンネルだの何だの、そこらじゅうの安全を確保せにゃならんぞ、行こう!」

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 クーデター計画にしくじり、カウンシルが依然健在で、ウディーナが死んだことをイルーシヴ・マンに告げるアサシン。

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 ウディーナは使い捨てだ。別の計画が進行中だ。お前にもいずれ告げる。
 だがお前がシェパードに負けるとはどういうことだ、レン。

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 次は必ずやる。

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 ベイリーによればイルーシヴ・マンのアサシンは文字通り神出鬼没。VIを用いてシタデルでの行動の痕跡をことごとく消し去ったため、足取りを追うことは不可能だった。

 またテインの容態は思わしくない。ドレル用の血液が圧倒的に不足しているため息子のコルヤットには事情を伝えたが、間に合うかどうか。

 シェパードはすぐに病院に向かうことにする。

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 そうだ、サラリアンのカウンシラーからの伝言だ。彼こそヒーローだと伝えてくれと。それが何の足しになるか俺にはわからんが。

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 医師によれば、テインの不治の病(ヒューマンの白血病に相当する)は最終段階にあるため、外傷の治療が可能だとしても、長くはもたないだろうという。

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 報せを受けた息子のコルヤットは、輸血のため先に病院に訪れていた。だが実際には父親と最期の言葉を交わす訪問になった。テインは息子に対して、延命用の酸素マスクをはずすようにとまで頼んだという。

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 もう二度とシェパードと行動を共にすることはできないと悔やむテイン。

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 もういい、十分だよ、テイン。

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「あのアサシンも参るだろうな。病で死に掛けたドレルに暗殺を阻止されたのだから」
「ああ、俺があいつに伝えておくよ」

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 できるうちにやっておかねばならんことがあるというテインは、海洋と死後の女神カラヒラに祈りを捧げる。
「カラヒラ、神秘の深み司りし女神よ、お赦し下さい。カラヒラ、石や砂も磨り減らす波の送り手よ」

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「カラヒラ、この者の罪もまた洗い流し、悠久の魂が集う彼方の浜辺にお連れ下さい」

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「コルヤット、まるで聖職者のようだな。彼らと一緒に長い時を過ごしたのだな」

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「祈りの書を持ってきました、艦長。ご一緒にお願いできませんか?」

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「カラヒラ、この者の心は清く、ただ邪まさと争いごとに取り囲まれていたのみ。
 どうかこの者を、旅人が疲れを知らず、愛しき人がそばを離れず、飢えすら感じることのないところまでお導きください」

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「コルヤット、どうもわかんらんのだが。彼は英雄としてこの世を去った。どうして救済を求めるのだ」
「この祈りは父のためのものではないのです、艦長。父は、自分が奪った生命のための赦しはもうすでに受けていましたから」

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「父は、あなたのため祈ったのです」

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「さようなら、テイン。ひとりきりなのもしばらくの間だけだ」

**********

 いろいろなことが一斉に起きていて何がなんだかわからなかったのがシタデル編。

 戦争もの、冒険ものはこの「とっちらかってしっちゃかめっちゃか」なところがどれだけしっちゃかめっちゃかに描けているかで出来栄えを決めるわけですが。だって現実の戦いがそうだから。

 まずサーベラスからC-Secを奪還する。
 次に、(私の場合は)テインが再登場して初登場アサシンとの死闘を演じるまで。
 ホバーカーでのアサシンとの空中戦はおおむねカットシーン。
 それからシタデルのアーケード街をカウンシラーたちを追って駆け抜けることになり。
 エレヴェーター周りでまたアサシンたちとの戦いがあって。
 最後に(私の場合は)アッシュ、それからウディーナとのやり取りが山場になる。

 まずアッシュのほうから行きますと、この画像での結末は初回プレイと同一。パラゴン・チェック撮り損なったとかなんだかんだで撮りなおしたけど、選択と結果は一緒です。

 シェパードがアッシュの説得に成功し、アッシュがウディーナを撃つ。

 なんかパラゴン・シェパードの正典(カノン)ぽい結末だな、と気には入っているのですが、公式ガイドブック(あんまし出来よくない)を今更のように読み直したら、どうやらこの結末は単なる一パターンでしかない。なにが結末として発現するかは、ここに至るまでの色々な要素が加味されているようで、シリーズを通してのアッシュとの関係(の有無)、カウンシラーのメンツが誰か(オリジナルか交替してるか)、途中のパラゴン・レネゲイド・チェックなどがその一部。ウディーナとの関係は加味されないようだが、彼をヒューマン最初のカウンシラーに指名したかどうかは関係ありそうだけどどうなんだろう。 

 ここのシーンのアッシュは、なぜかサンドラ・ブロック演じる映画のキャラクターみたいなイメージを持っていました。

 アサシンの対決相手がシェパードではなくテインであるってところは、一番最初の印象は「あ、ずるいな、うまいな」という感じ。「やられた」って感じですね。
 テインはすでに死期が迫っているので、敢えてそういう役回り。格闘戦でアサシンにいつ殺されるのかハラハラしながらカットシーンを観ていました。

 病院での息子と一緒の祈りのシーンは欠かせませんでしたね。テインのように不治の病ではないものの、不可避な死を強烈に予感しているシェパードに対して捧げる祈りだった。 

 大変申し訳ないが(あまりそうは思っていないが)テインのロマンスがどうしたこうした、治療がどうのこうのなんてよりも、百倍優れたテーマの名シーンだと思います。今訳してさらにそう思った。

 最後のシェパードの"You won't be alone long."は、「俺もすぐに後を追う」じゃあ生なましすぎるけど、そういうことですね。

(テインとのロマンスがメンションされないから怒っているファンもいるそうだが、そのロマンス関係のシーンは私は未経験)

2013年1月15日 (火)

【ME3】029プライオリティ:シタデル (2)

 とてもじゃないが、画像減らせません。

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「妙なことをかんがえるなよ」
「シェパード、彼はわれわれ皆を殺す気だ」

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「さあ、どうかね」

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「違う、ウディーナのことだ。クーデターを起こして、他のカウンシラーをサーベラスに引き渡すつもりなのだ」

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「さて三対一だぞ、旦那、あきらめろ」

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「いや、愉しみが増えただけだ」

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 四対一。

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 逃げた?

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 クローキングか。

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「死にはしない。やつを追え」

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「シェパード? 上はどうなってる?」
「テインに至急負傷の手当てを。俺はアサシンを追う」

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「アサシンは他のカウンシラーたちを追う気だな」
「ウディーナがクーデターを画策してると皆に伝えろ。俺はカウンシラーたちを守らねばならん」
「皆はプレシディアムのシャトル発着場に連れて行かれた。車で行け、こっちは彼らと通信を試みる」

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 とどめは刺さない?

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 ここから、商店街を横断しなければならない。こっちはやっと画像を省略できる・・・。

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 ファントムは確か初お目見え? 仕方ない、出しておく。

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 市民が逃げ惑っている。

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「今シャルマー・プラザだ。カウンシラーたちはどこだ?!」
「カタナを持ってる誰かが、カウンシラーたちを追っている!」

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「エレヴェーターを向けるよう手配した、それでいけ!」

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 また先回りされている。

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 リアラが扉を。

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 こじあけ。

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 アサシンの乗った隣のエレヴェーターの天井に乗るとベイリーが上昇させてくれる。さらにベイリーはアサシンのエレヴェーターを各フロアで停止するようにして邪魔をしている。

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 アサシンのエレヴェーターが見えた。下部の動力管を撃つ。

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 アサシンのエレヴェーターを足止めして、カウンシラーのエレヴェーターに近づく。
 だが、アサシンは別のエレヴェーターに乗り移ってシェパードたちを追っているとベイリーから知らせがはいる。尋常ではないしつこさ。

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 カウンシラーたちの乗るエレヴェーターに飛び移れ。

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「何、何の音?」

 記事二個のつもりが・・・。

【ME3】028プライオリティ:シタデル

 Mass Effect 3はできるだけプロットの切れ目が見えないように工夫されていて、このくだりも、テューチャンカ編のアフターマスと、次のシタデル編の導入とが入り交ざってる気もします。

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 また夢か。

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 またあの男の子か。

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 ささやき声は、シェパードの後悔、懺悔を表す。そんなところか。

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 ここばかりは、ちょっと解釈できませんねえ。アーティスティックでファッショナブルな擬似心理学的世界なんだけど、きっとただそれだけの意味しかないか、あるいはとんでもなく深い意味があるのか、どっちかなんでしょう。
 「燃える少年の夢」は、「これ以上夢を続けて観てはいけない」と無意識が覚醒を即している心理学的説明で語られたりしますが、では「観続けてはいけない」のは一体何なのでしょうか?

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 それがわかれば苦労はしないが、シェパードも毎回やはりここで覚醒する。 
 次のシーンで「観続けてはいけない」何かを語ろうとしているようなので続けてみます。

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 全銀河の行く末を背負わされては、たまったものではない。 

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 リアラは話しておくべきことがあるというが、シェパードの具合は良くなさそうだ。

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「この戦争のせいで、すでに還らぬ存在となってしまった友たちのことを考えていた」

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「リーパーズのせいよ。あなたのせいじゃないわ。特に誰のことなの?」

「ヴァーミアで死んだケイダン。今俺たちが立ち向かっている敵のことを知ったら、彼は自分の尊い犠牲が無駄になってしまうと感じてしまうのではないか」
「ケイダンがそんなことを思うはずがないとあなたは知ってるでしょう?」

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「それもまた彼を惜しんでいる理由のひとつだ」

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「用事じゃなかったのか?」
「サラリアンのカウンシラーが至急連絡を取りたいと」

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 予想どおり、ジェノフェイジのキュアに対する非難から始まる。
 このサラリアン・カウンシラーは、ソヴリンのシタデル攻撃時に、アライアンス艦隊が大きな犠牲を払って無事脱出させている。その恩義があればこそ、シェパードの今回の判断を不問に付すというが、内心穏やかでないのは確かだろう。

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 だが、本題はヒューマンのカウンシラー、ウディーナに関するものだ。彼は権限を利用して巨額の資金を動かしているとの情報がある。その目的や使途は不明だ。
 シェパードは至急シタデルに戻り、カウンシラーを訪れ対応策を話し合うように要請された。

 モルディンに対するクルーのお悔やみも聞いておかないと。

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 モルディンは残念でしたね。

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 前から頭がおかしいやつだと思っていた。確かに役立つが正気じゃない。だが自ら命を捨てるとは。 

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 結局クローガンのために命を捧げた。頭がおかしいセオリーは変えなくていいんでは?

 

 ギャレスのテューリアンとしての(ジェノフェイジに対する)本音もようやく出ます。

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 まさかこんな歴史の一大事を目撃できるとは思ってなかった。確かに、ソヴリンとのシタデルの戦い、コレクターズ・ベースのミッションを経験してきたが、今回は正しいことをやった気がするぜ。
 リーヴは歴史を忘れないでほしいな。また戦争をやめさせにテューチャンカに行くのは御免こうむる。俺だったらサラリアンの取引きに乗ってしまったかもしれん。

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 イヴは、アサリのある恐るべきマトリアークを思い出させる。
 リーパーズと戦うにはクローガンが必要なのはわかっていたけど、その後リーヴは何をする気かしら?

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 トゥーチャンカ編ですっかり間違ったことを書いていました。実は上のリアラの部屋でもわかるのですが、カルロスと戦ったリーパーは完全に破壊されたそうだ。締め潰されたのか。EDIはリーパーの弱点を探るためデーターをテュートリアンに渡す。

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 ジェノフェイジ・キュアのニュースも即座にアライアンス・ネットワークに乗っちゃうんだ。
 

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 これから暗い話題が続きますので、ジョーカーのジョークはここに挟んでおこう。

ジョーカー「じゃいくぜ、ビッグ・ガイ。テューリアンが恐ろしいとげとげの化け物に殺されることを何て呼ぶ?」
ギャレス「フレンドリー・ファイア。おい、それはシャンギの時代からある古いネタだぜ」
ジョーカー「よし次、アライアンスが全身骨粗鬆症のパイロットを雇うのはなぜ?」
ギャレス「アライアンス海兵が格闘技の訓練で勝てる相手が必要だから」
ジョーカー「うへっ、それジェイムズにいっぺん言ってごらんよ」

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 テューチャンカのジェノフェイジ・キュア完了後。

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 シタデルへの入港許可を要請しても、しばらく応答がない。

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「アライアンス管制、こちらノルマンディ、ザケラ・ワード、ベイ1-4に接舷のため進入中。降下許可を求む、どうぞ」

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「何やってんだろう? 基地が故障したってバックアップがあるだろうに。
 いやな予感がするな。緊急チャネルをチェックしとこう」

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「艦長、テインから通信ですよ。重要な話で、耳にいれとくべきだろうと」

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「繋いでくれ」

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「シェパード、シタデルは攻撃を受けている。そこら中サーベラス兵だらけで、港はやつらが押さえてしまった」
「君は無事か?」
「いや。やつらのコマンドから逃れるため、病院から脱出しなければならなかった。今プレシデアムの商店街に来ている」
「アシュリーは?」
「離れ離れになった。彼女はカウンシルを守ると言っていた。私はこれからC-Secの本部に向かう」、

 サーベラスがC-Sec本部をおさえている限り、シタデルをおさえているも同然だ。

 シェパードもシャトルでC-Sec本部へ向かうことにした。

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 すでにサーベラスがC-secを制圧し始めている。

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 軍隊と警察組織では、本来相手になりません。C-Sec本部は真っ先にサーベラスの手におちてしまった。

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 これはC-Secによる奪還戦。

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 サーベラスは排除したものの、ベイリー署長も奮戦むなしく負傷してしまった。

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 カウンシラーたちもばらばらに逃げ、居場所もわからない。サーベラスに奪われた本部のネットワークに潜って調べるしかない。

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 シェパードにウディーナの疑惑を伝えたサラリアンのカウンシラーが、執行官の部屋を訪れているはずだ。執行官は高位者に対する検挙の手配を担当する。
 カウンシラーの伝言は「警戒せよ、内部の高官に裏切りの可能性あり」

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 ベイリーとオムニ・ツールで交信しながら本部内を捜索し、カウンシラーの行方を突き止めることに。

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 身を隠しているテインからも交信。シェパードと接触するつもりだ。

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 C-Secは不意打ちにあった。警察内部に潜むスリーパーが外からの襲撃と呼応したのだ。

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 ベイリーが誰か生き残りがいないか尋ねるが、これは期待薄だ。

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 執行官およびふたりのサラリアン・ボディーガードの死亡を確認。
 だがサラリアンのカウンシラーの姿はどこに?

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 どこかに潜んでいたのか、無傷でみつけた。

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 だが、怪しい影が。

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2013年1月14日 (月)

【DA3】On Romances in Games

 ゲイダーさんのTumblr。

http://dgaider.tumblr.com/post/40361886357/on-romances-in-games

 ゲームにおけるロマンスについて。

 ゲイダーさんもここじゃあ活き活きしてますなあ。守り(ディフェンス)は難しくて辛く、攻め(オフェンス)は自由で楽しい。真実かもしれない。時と場所と方法を自由に選べるから。

 アメフトのプレイヤーでノイローゼになるのはディフェンス側が有意で多い、なんて統計もあります。

 長文だと訳するの大変なんだけど(笑)。

 えーと、いつものようにお子ちゃまはお断りです。○○して寝ましょう。

 DAのロマンスについて友達と話をした。彼はすべてのコンパニオンがロマンス対象ではないことが気に食わない。一度のプレイスルーでなくてもいいから、誰とでもなんらかのチャンスがあるべきだという意見。私としては、労力もかかるし、ゲームの他の側面を犠牲にしかねないので実現は難しそうだと思うのですが、もし開発リソースが自由に手に入るのだとしたら、それも許容しますか?

 という質問への回答。

**********

 いや、しないね。 

 驚いた? かもね。もし開発リソースがもっと手に入ったら、プレイヤーにすべてのフォロワーとのロマンスを「試してみる」機会を与えるかもしれないが、いつも成就するようにするって? いや、二つの理由でそのアイデアはそそらない。

1)ロマンスはサイド・ショウであり、メイン・ゲームではない。

 そう、ロマンスが大好きな人たちはいるし、彼らに文句を言うつもりは毛頭ない。実際、彼らが没頭してる様子は愉快だと思うし。ロマンス・プロットが物語のクリティカル・パスと同程度の重要性を持つゲームは「ありうる」と思うが、BioWareゲームではこれまで一度もそうではなかった。

 ロマンスは主役ではなく(tertiary、第三会員)、オプショナルで、プレイヤーの愉しみを付加するもので、キャラクターへの感情移入のレベルを高めるものなのだが、皆が長々と議論していると、そういう視点を置き去りにしてしまうんだ。 

 オンラインでの議論はいつもそうなりがちだ。顕微鏡的な視点で議論していると、テーマが何であってもそれが物事の全てだと思い込んでしまうし、ゆえに「もっとも」重要なものだとみなしてしまう。私にはそれができない。常に大きな視点でものを見ているし、ゲームのその他の部分を全部うまく仕上げなくちゃならない。そこには、誰と誰がエッチしたとかしないとかより、「ゲーム」にとってずっと核心的な数多くの要素があるんだ。

 ロマンスは素敵なおまけだし、皆放っておいてもなんとかうまくやってやろうと取り組むのだが、私自身の気にかけなければならないリストの中ではかなり下のほうに位置づけられる。実際、私はロマンスが一切含まれないゲームだって喜んで作るだろうし、あるいは、ロマンス絡みではないフォロワーとの関係作りに同じだけの開発時間をつぎ込むだろう。

 ときたま、ロマンスへフォーカスするというアイデアが非常に盛り上がり、魅力的に思われることもあるけど、あくまで、ときたまだ。

2)全てのキャラクターがプレイヤーとエッチできるべきだというアイデアが嫌い。

 キャラクターが安っぽくなるからでは必ずしもなく、相手をただのものとして見なすことになりがちだからである。ザ・ウィッチャー(The Witcher)の一作目を例に取ろう。あのゲームは色々楽しめるところがあったが、あのセックス・カードを集めるメカニズムはどうか?

 最終的に、ゲーム内の全ての女性キャラクターが、解くべきパズルになってしまう。彼女たちとベッドインするにはどうすればいい? 彼女のカードはどうやれば手に入る? そう、そのメカニズムを無視してプレイすることだってできる(私もまさにそう試みたのだが、まったくのアクシデントで何人かの女性とベッドインしてしまうこともあった)。

 だが、そういうメカニズムをそもそも導入するということは、シナリオ・ライティング面でも、ゲームの実装面でも、それに即したアプローチが必要とされてしまうんだ。プレイヤーがカード集めが可能だと気がついたとたん、ゲームはプレイヤーにある特定の行動パターンを取るよう促すことになる。

 しかも、あくまで女性キャラクターだけが対象だという気まずさを度外視しても、すべてのキャラクターを平等に対象にしたところで、誰であっても潜在的ロマンス相手と見なすことはプレイヤーのかかわり方を変えてしまうだろう。

————

 ロマンスについての話題が多すぎると怒っているファンのことは真に受けないし、ロマンスは一切持ち込むべきでないという声のとても大きい意見も同様だ。そう、この手の議論はとても幼稚になってしまうこともあるんだが、不平不満の中心は、ロマンスに興味を抱くのは「女性」ゲーマーだけである、という発想にあるようだ。ファンガールだけだと。そしてファンガールたちが興奮してキャーキャー叫ぶ(squeeing、これ「萌える」の訳語にどうかな)対象は何であっても、RPGの“厳粛な”(serious)性質を希釈してしまうものである。

 他のゲーマーがゲームに対して数知れないほど抱いている強迫観念(オブセッション、妄想)がいかに幼稚になりうるかという事実も無視しているし、ロマンスに拘泥しているのが女性だけとは到底見なせないという事実もすっかり無視している(かつてモリガンとのロマンスに対する苦悩があったが、それが明白な反証だ)

 

 しかしながら、われわれのゲームのコンテンツを変えないままで、ロマンス要素をより際立つ派手なものにするということには反対だ。たとえば、失恋の可能性を加え、全てのプレイヤー・キャラクターが全てのキャラクターとロマンス関係を持てるようにはしないとか(たとえば、特定のタイプの者だけに魅かれるようにする)。あるいは異なるタイプのロマンスを持ち込む。悲恋であったり、不倫関係であったり、三角関係であったり、恋愛のなんたるかを知らない相手だったり、色恋沙汰にまったく興味がない相手だったり。もちろん、そのすべてが不幸な結末になる必要もないが、全てのフォロワーとロマンス関係になる「可能性を持たせる」という閾値を敢えて越えるのであれば、少なくとも、よりもっともらしい(plausible)アプローチを採用したいところだ。

 私にとって、プレイヤーがフォロワーを手に入れ、そのうち誰か、あるいは何人かをロマンス相手に選び、そのロマンス相手を猫かわいがりする可愛いウサギちゃん(訳:猫可愛がるウサギ(笑))のように扱い、ゲームを通じて慈しみ、かつずっとプレイヤーの思いのままに関係が展開する、なんてのはゲームの内外どちらの世界でも最悪のことだと思う。キャラクターをロマンス人形(ぶっちゃけセックス・ドール)にしたいという願望を満たすことになるわけだから。そして例えそれが素晴らしいと言う者たちがいたとしても、そんなものを作ることに私は興味がない。

 ロマンスをそんなふうに取り扱ってるわれわれの評判はいいのか? きっと違うだろう。ME3のテイン(セイン)のロマンス展開を見てみよう。テインをロマンスの相手に選んだ者たちの中には、彼の不治の病が最後には治療されて幸せになるべきであると考えている者がいた(今でも考えている者もいるんだろう)。なぜか? なぜなら彼がロマンス相手であり、プレイヤーはそのロマンスを幸せなものにする権利がある("... entitled to have it be a happy one.")からだ。そう感じることが傍目から見てまっとうかどうかは置いておいて、彼らはそう感じるのだ。どうやら彼らは、もっともらしさを求める気がさらさらないらしい。

 だから、われわれは手詰まり状態に追いやられる。われわれのようなアプローチを好む者もいるかもしれないし、その物語を好む者すらいるかもしれないが、物語にロマンスを求めている者たちの多くは、なにかより大きな充足感を求めている。そして自分の選択の結果が他のロマンスに比較して(彼らにとって)思わしくないものであれば怒り出す。

 議論は「あら! 私はこのキャラクターとロマンスしなくちゃなんないの?」というものから、他のロマンスや間違いのない(恋愛成就の)保証との比較問題に変質していく。なぜなら、ロマンスの相手がプレイヤーが思っていたとは違う方に向かい始めるということは、きっとそれが”正統な”選択ではなかったに違いなかったからだと考えるからだ。

 こいつは少しばかり頭が痛いな、とわかってくれるよね。まったく。

 だから、答えはノー、私は何人かのキャラクターを選び、彼らにロマンスの選択肢を用意し、他はそのままにしておくことで、何も問題を感じていない。私の好みは、ロマンスはスタイルと性的指向の範囲をできるだけ均等にカバーしておき、それに相当するだけの分量のコンテンツを用意して、後は手をつけずにしておく、というものだ。

 もし誰かがあるゲームでお好みのロマンスを見つけられなかったら、次のゲームでは前とまったく異なるロマンスの一群を目にすることになると期待してくれていい(われわれが次のゲームでも前のゲームとまったく同じキャラクターを書くのだろうと皆が思い込んでいるのは愉快だ。今までそんなことは一度もなかったとはいえ、ゲームを出すたびに、そう決め付けられるんだ)。

 そうこうしている間にも、プレイヤーがフォロワーとの間で築くフレンドシップとライヴァルリーを持ち込みたいと思っているし、単にエッチできるかどうか以外で、フォロワーたちが気に入られるような理由を持たせられればいいと思っているし、われわれが書かなくてはいけないその他丸ごとのものもある。

 つまり、プロットだ。(スマイル)

**********

 

 段落はいじりました。英文ならどうってことなくても、日本語だと長文段落はきついね。

 ・ロマンスがいやなら無視しろ。

 ・ロマンス人形が欲しいなら他のゲームをしろ。和製もあちらにも色々あるぞ。

 ・自分で二次創作しろ。ひとりで浸れ。

 ・大人になれ。社会を見ろ。

 そんな紋きり調で終わらせるわけにいかない話題だから、頭が痛いのでしょう。

 
 The Witcherのセックス・カードで、私はまったくゲイダーさんが危惧するような行動パターンを取ってしまった。ひとりどうしてもカードが取れない娘がいて(たちが悪いことにトリス以外では彼女が一番可愛い。トリスのは二枚取ったよ)、気が狂いそうになってプレイが滞った。
 その裏側には完璧主義者の「収集癖」もある。だが「収集」と言ってる瞬間にゲイダーさんの警告どおりなのですが。「もの」として扱うことになってしまいがちだ。

 さらに、Mass Effectで言えば野郎シェパードとギャレスにそういう関係が潜在的にあるとなったら、やはりプレイは違った趣になってしまっただろう。男性から見たギャレスは「頼りになるダチ」ですから。
 DA2の野郎ホークとアンダースの場合は丸ごと無視してプレイしたが、そういう関係もありうるという情報があったので、どこかしら影響を受けているのだと思う。

 「RPGの厳粛な世界観を希釈する」っていう感覚は、私個人にもロマンスと無関係にありましたけどね。DnDゲームがアクションゲーム化していく過程は「冒涜」のように感じたこともあった。オールドスクール派というのは、アクション化、カジュアル化がまさに「冒涜」であり、「背教者」であり、RPGという美名の「簒奪」と感じる者たちを指すのだろう。

 正直に言えば、いまだにMMORPGは私にとってRPGじゃない別のものだ。だから貶めるつもりはまったくないが、RPGに期待するものとMMOに期待するもの(あまりないけど)はまったく違う。MMOが友達レンタルシステムとして優れていることは間違いないが、その必要性をあまり感じないから。また発展形態的にも、個人的にあまりそそらない形になってしまった。

 ロマンス過剰に対する批判に話を戻せば、ゲーム内に限らず、あらゆる面で女性社会の「侵食」に脅かされている(と感じている)男性たちの憂鬱ってのは、これは背景にあるんですけどね。性差はしょうがないよ。あると認めないと話にならない(何とか48のファンは男女ともいるけど、ジャ○ーズファンはほぼ女子だけだ。もとから対称じゃない)。

 ひとつつっこみがあるとすれば、前作で気に入ったロマンスがなくても、次作ではそっくり入れ替える(別バッチを投入する)から期待してくれ、というところ。
 

 あんまし期待してません(笑)。そろそろネタも尽きたんじゃないかな。つうか、私が心魅かれる、記憶に残るキャラクターたちとの絡みは、もっぱらロマンス以外の関係に基づくものだから。

 「ダークナイト・ライジング」を観て、「アバター」も昨日テレビで観なおしたが、主役以外のちょい役がリアリティを作り出しているってのは間違いないです。 特に戦争もの、冒険ものはそうだ。

 BioWareゲームは、かつて名もないNPCで持っていた。たった一行か二行のせりふが心を打つこともあった。
 近年、だんだんそのノリが減ってきた。
 

 開発リソースがあるなら、そっち方面に回してくんないかな。

2013年1月13日 (日)

【ME3】027プライオリティ:トゥーチャンカ(4)

 付近のラボでキュアを完成させるため、イヴとモルディンはここで別れる。

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「危ない、左!」

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 ちょ。

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  これはきっと。

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 また地面まで落下ですね。

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 何度観ても憎憎しい。

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 リーヴがハンマーを作動させた。あとは現地で起動するのみ。

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 ところがこのビームが!

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 建造物を狙っているとはいえ、絵的に威力は半端ない。

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 小型のデストロイヤー級とはいえ、リーパー船をここまで間近に見るのははじめて。

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 これは、どもこもならん。

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 アーティメック編隊!

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「こちらがリーパーの標的を逸らします!」

ギャレス「連中、あきらめてないと思ってたぜ」
リアラ「彼らに女神の加護がありますように」

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 一つ目の金槌を起動。ギャレスは倒れてるし、画像も少ないし、しっちゃかめっちゃかだったんでしょう。

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 ブルートまでいたんだな。

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 二つ目の金槌。

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 これでスレッシャー・モーの母、カルロスを呼び寄せることができるのだろうか。 

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 ふたりに装甲車両まで戻るように告げる。シュラウドへはシェパードひとりだけで向かうつもりだ。完成したキュアを携えてモルディンも向かうはず。

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 金槌の音が鳴り響く。地下を移動するカルロスには震動が伝わる。

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 シェパードがリーパーの足元をすり抜けるが、こちらを注意している気配がない。

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 接近するカルロスに意識が集中している。

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 なんか、違う世界になってきている。懐かしの東宝とか東映とか?

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 さっきまでと異なり、これは流れ弾。

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 進む道がなくなった。

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 これがやりたかったんだろう。

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 こちら、完全に任務を忘れているリーパー。

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忘れてるはシンセティックにとって適切ではないな、優先順位を自己の生存優先に変更しているのだろう。

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 地中に引きずり込まれたら終わりですね。

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 まあ宇宙空間を移動するリーパーは死にはしないだろうが。

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 相当長い間出てこれないだろう。

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 シュラウドの中には、シェパードとモルディンしかいない。

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 さっきの怪獣大戦争で、シュラウドにまで被害が及んでいるということでしょうか。

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「モルディン! キュアは完成したのか?」

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「イエス。二分で散布の準備完了。手順はイヴにとってトラウマチックだが致死ではなかった。メイランの研究の重要性は計り知れず」

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「イヴの生存は幸運。リーヴは戦争好き。イヴが中和。クローガンの好戦性を緩和」

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 シュラウドの最上階までエレヴェーターを用いる。STGのサボタージュを克服するには散布手順を手動で行う必要があるのだ。それは最上階でしかできない。

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「モルディン。塔は長くもたない。他に手段はないのか!」

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「遠隔操作不可能。STGの防御システムが作動中。温度変化に対応するためキュアを修正する時間なし」

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「ノー、ノー、他に手段なし。後戻りなし。ここから遠ざかるように。爆発の危険大」

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「モルディン、行くな!」

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「シェパード、頼む。これは必要。私のプロジェクト、私の作品、私のキュア、私の責任」

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「海岸の貝殻での実験、さぞ愉快だったろうに」

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「残念だ」

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「残念ではない。私がやらねばならない」

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「他の者では間違いが心配」

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 ほんとに散布できるのか、と思うくらい、もう塔頂部はボロボロなんですが・・・。

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 得意のギルバート&サリヴァンの鼻歌を歌い始める。「フンフンフン♪ 私はテューリアン、アサリ、バタリアンと研究してきたが・・・」

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「散布、開始します」

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「♪私の異星人研究は都会からど田舎までと幅広い、私こそサラリアン科学者の・・・」

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 (「本当のお手本」と続いて歌が終わるところだった)

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 あれ、こいつ、スラック? 死んでなかったのか。MEWikiですら、死亡したと思われると書いているのだが。

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 シュラウドの最期。これでジェノフェイジもそのキュアも、散布することはしばらくできなくなった。

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「シェパード。あなたのあたしたち種族への行いは、どんなにかかってもお返しできないでしょう」

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 ここは戦いで斃れた者たちの聖廟。長い間、ここに埋葬されるのはクローガンの手によって殺されたクローガンばかりであった。シェパードが、それを変えたことになる。絶望はついに解かれた。

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「そして、新兵が手に入る。これから先どれだけぽんぽん子供が生まれるか見物だぜ」

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「そうするかどうか決めるのは、私たちフィーメールだよ、リーヴ」

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「モルディンは残念なことをしました」

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「彼はああする以外の道は選ばなかったでしょう。たとえ彼がどこにいたって・・・、我々のことを褒め称えてくれるはずだ」

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「そして無名のままだ。サラリアンがジェノフェイジをキュアした事実は歴史には残せねえ」

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「あたしたちもそうするくらいの分別はある」

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「テューリアンに、喜んでこの戦争の勝ち方を教えてやるって伝えてやれ。なにしろすでに一匹葬り去ったんだからな、違うか?」

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「さようなら、艦長」

 イヴは、クローガンの部族たちに、シェパードがもたらした贈り物を決して無駄にするなと告げるために戻る。

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「そして、このアードナット・バカラ、あなたを友と呼ばせてもらいます」

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 ジェノフェイジのキュアは大変な偉業だ。テューリアンとクローガンは完全な同盟関係に入った。もちろん、サラリアンの同盟離脱もこれで確定した。サラリアンの戦力抜きでも戦えることを祈ろう。

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 プライマークによれば、リーヴはすでに惑星パラヴェンにクローガン兵を送り込みはじめている。

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 テューリアンによるヒューマンの地球奪還のための支援も確約された。ギャレスは、修理のためドック入りしていた何隻かのテューリアン艦船をクルーシブルに派遣する手はずも整えている。

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「われらにスピリッツの加護があらんことを」

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「だいぶ疲れているようだぞ。モルディンのことだが・・・、辛いのではないか?」

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「いずれ死ぬ時が来れば、ぐっすり眠れる」

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「この戦争に勝つにはクリアな頭脳が必要なのはわかってるだろう。過ちは許容できないんだ。少し休め。ジョーカーにはスーサイド・ミッションをはじめないように言っておくから」

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「何かあったら、必ず起こしてくれ」

**********

 十ヶ月も前のプレイなので細部だいぶ忘れていましたが、トゥーチャンカ編はやたら面白い、という印象だけが残っていました。
 最近テューチャンカ編をやり直して、本当にあのエンディング騒動さえ忘れてしまえば、Mass Effect 3は大名作と呼んでいいのだと改めて実感した。
 
 イヴとリーヴの時代には、クローガンが再び増長する可能性も低そうな描き方ですが、あの2011年にノーベル平和賞を受賞した三人の女性たちだって、その後結構苦労されているという話もあります。ME3のクローガンは、そういった地域紛争が容易に片付かないこともテーマしているわけですね。
 分別があるクローガンは、MEシリーズで重要な役割を果たす者たちばかりであって、他の連中はアナクロニズムがアーマー着て歩いてるだけのような気がするのですが。

 そう言えばあいつ、ブラッドパックのスラックって生きとったんだねえ。自分で画像撮りながら気がつかなかった。カビの生えた古めかしい伝統をそのまま維持するのが使命と思っているやつの存在は、クローガンの新世界にとって吉と出るのか凶と出るのか。

 モルディンを救うパターンもやっぱり試してみたくなりました。

【ME3】026プライオリティ:トゥーチャンカ(3)

 急停止したコンヴォイ。安全確保のためイヴとモルディン、それからリーヴは車内に待機させておく。

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 テューチャンカの風景にあわせてスーツの色合いを変えていたのですが、ようやく実になった。

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 遠目にシュラウドが見える。

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 進路が橋の崩落によって塞がれている。コンヴォイが通過できそうにないと偵察兵の意見。 

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 テューリアンの空爆隊にミッション中止を伝えるが、拒否される。
 進入航路はすでにロックされており、中止に伴う回避運動はリーパーズの餌食になる危険が大きすぎる。

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「空爆だけじゃ効果がないぜ、俺たちも参戦しなくちゃだめだ」

 珍しくギャレスの発言。

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「新しい道路ができるまで待ってられん! とにかく前進するんだ!」

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 被弾したテューリアン機がコントロールを喪ってこっちに向かって落ちてくる。

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 逃げろー!

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「いったい外で何があった、シェパード?」
「リーヴ、フィーメールをとっととここから逃がすんだ、急げ!」

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 なんだ、結局進めるんじゃん。さっきの撃墜でなにかが変わったわけじゃないし。

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 巻き込まれたクローガンの遺体。シェパードたちが使える車両は残っていない。

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 クローガンの地下墓地(カタコーム)の遺跡の中に近道があるのだろうか?

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 リーヴとの通信はまだ可能だ。イヴも無事で、スラックも生き残ったという。
 だがテューリアンの空爆を無為に浪費してしまった今、シェパードたちは別な手段でリーパー船を誘い出さなければならなくなった。

 何千年も放置されている地下墓地に地図はない。

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「自力で脱出しろ、シェパード。このキュアは銀河中の何者にも阻止させねえ」

 地下には思ったほど敵対する生物はいない。ただやたらと揺れが続く。どこかでスレッシャー・モーが身震いしてるのだろう。EDIからの通信によれば、全てのスレッシャー・モーの「母」、カルロスがこの地域に生息しているに違いないという。

 リーヴ「シェパード、その地下は居ちゃいけねえ場所ってことだ。早く出ろ!」
 リアラ「スレッシャー・モーの母カルロスですって? そう言ったの?」
 ギャレス「クローガンがスレッシャ・モーに名前をつけている。これはひと悶着覚悟しないとな」

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ギャレス「あてずっぽう(ワイルド・ゲス)だが、その壁画がきっとカルロスなんだろ?」

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 クローガンの古代生活を表す壁画もあるのですが、あまり興味が沸かないのか元考古学者リアラは黙っている。専門外だからかな。

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 このアヴェイジャーはすでに死体だった。

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 ようやく陽光が。といっても荒廃してからのテューチャンカの太陽は薄ぼんやりとしか照らさないのですが。

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リアラ「若い頃だったら、ここの遺跡調べに没頭するのはこの上ない至福だったでしょうねえ」
ギャレス「クローガンが自分の惑星を吹き飛ばさなかったら、今頃連中は何をしていたんだろうな」

 リアラがやっとコメント。若い頃ってか今109歳です。

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 地表の植生は完全に喪われているわけではなく、ごくわずか残っている。イヴによれば、惑星が再び美しい場所に戻るための一縷の希望だ。

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 今度は生きているアヴェイジャーのお出まし。良いリーパーズは死んだリーパーズのみ。

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 調子にのってめちゃくちゃしやがる。

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 進むたびにカルロスらしき震動と地鳴りが襲う。

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 リーヴとイヴは打開策を何か思いついたようだ。だが、リーパーズと戦闘を続けるシェパードの気を散らせないように合流するまで話してくれない。

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 今回はソルジャー・シェパードとギャレス、スナイパー・ライフルを使えるメンバーがふたり。ラクナイ・クイーンのミッションで苦戦したアヴェイジャーも遠距離から狙撃して排除できる。リアラのアイコンが赤くなってるのが残念(笑)。

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 シュラウドも目視でき、眼下の砂漠にはリーヴとイヴのコンヴォイが見える。合流は間近だ。

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 なんだ?

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 カルロス! 橋があっという間に破壊される! 

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 暴れまわってるのは、カルロスの縄張りを侵害されたから。

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 カルロスが苛立って追い回しているのは、リーヴたちの乗るクローガンの装甲車両。彼らがカルロスを引き回している間に、シェパードたちはシュラウドに接近する。

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リアラ「この惑星丸ごとがひとつの巨大な死の罠なのね」
ギャレス「リーヴのことだ。むしろ愉しがってるんだろう」 

 個人的にクルーのバンターはこのふたりの組み合わせがお気に入りです。ギャレスはリアラのことを、わざと「タソニ」と呼ぶときが多いですね。何か理由がありそう。

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 シュラウドも間近に見えてきた。

 ギャレス「なんたる荒野。クローガンがここから出たがっているのを責めるわけにもいかんわけだな」

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 シェパードたちがリーパーズと戦闘している間にも、リーヴの車両はカルロスに追い掛け回されている。リーヴだけでなく、モルディンまで愉しんでいるようだ。
 通信はスラックが変わりに維持している。 

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 このミッションはスナイパーライフルが重宝したのかな。やたらスコープ越しの画像が多い。

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 リーヴの装甲車両とようやく合流。

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「スレッシャーがまだ近くにいるぞ! 急げ、リーヴ!」 

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「カルロスだ!」

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 カルロスに襲われたのはスラックの車両のほうであった。

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「急げ、シェパード!」

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「乗った、行け!」

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「クローガンの友人がまだ生きている可能性あり」

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「やつは友なんかじゃねえ、さあ行くぞ、リーパーと戦わにゃならん」

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アイスホッケーのゴールキーパーのようにシュラウドを隙間なく守るリーパー船。

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「手も足も出ねえな。今までやばい戦いにも勝ってきたが・・・、あの塔に近づくのは無理じゃないか」

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「キュアをばら撒くまでここから立ち去ることはしねえ!」

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「じゃあ、君たちが話し合っていたアイデアに期待するしかないな」

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 カルロスを召喚し、リーパー船に立ち向かわせる。
 そのアイデアはイヴのものである。

 リーパー船をシュラウドから引き離し、モルディンが進入してキュア散布に成功できればシェパードたちの目的は達成。

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「俺もこれまでリスクと無縁じゃなかったが、これは正気の沙汰には思えんな」

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「俺たちとの同盟を求めるならやるしかないだろう、シェパード。リーパーだろうがジェノフェイジのキュアを阻止させるわけにはいかない」

 シュラウドの近くに設置された「モーの金槌」を二つ起動して鳴らせば、カルロスはその音と震動につられてやってくる。

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「皆生きて帰ろう。こいつは大した土産話になるぜ」 

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「シェパード。上でおっ死んだりするなよ、クローガンのように戦えば大丈夫だ」

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アヴェイジャー!

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「ここは任せろ! 行け!」

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【ME3】025プライオリティ:トゥーチャンカ(2)

 ジェノフェイジ絡み。どうしてもギャレスをはずせない。世代的にも職能的にもジェノフェイジ戦争と直接なんの関係もないのだが、首謀者の一方の種族であるテューリアンとしての発言がありそうだからと期待するからだ。実際にはほとんどない。

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 リーヴは他の部族も集結するよう手配している。合流地点はホロウズ。そこで装甲車の車列を編成しシュラウドへ向かう手はずだ。

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「明日になれば、クローガンの優越が明らかなことを銀河中が思い知ることになる」

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「クローガンに対する銀河世論を改善する稀な機会。賢く用いれば、だが」

 モルディンのせりふも味わいがありすぎて省略できんねえ。

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 そうそう、シェパードが塞ぎこんでいる様子なので、イヴが何か気がかりがあるのか聴いてくるのですよね。
 パラゴン一直線のシェパードは正直に答えようとするのですが、邪魔が入る。

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「リーヴ、こちらジョーガル・スラックだ! リーパーズがホロウズを攻撃している! 戦闘準備だ!」

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すみません、目の保養目的で無闇に入れてしまいました。

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 ハスクをドーン!

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 なるほど、ホロウズ。

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 空ろな洞(ほら)ってことですか。

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ハスクをバーン!

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 ハスクをギュイーン!

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 クローガン部族の主導者たちが殺し合いもせずに集結するのは珍しいんでしょうね。

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「イヴ安全、異常なし」

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「おい、誰がテューチャンカにサラリアンを連れ込んだ?!
 そいつらは出入り禁止だ」

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「クローガン多数・・・、問題あり」

 ったく、ちゃんと話しとけよ。

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 ジョーガル・スラック。クローガンで最も古いと自負している部族の長。最も古いヴァレンを飼っているのが自慢。
 この、文脈からしてまったく無意味な自慢話、どこの種族が手本なんすかね?

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「つまり、もうそろそろ消える潮時だってことだ、スラック。お前はくたびれた老いぼれってことだ」
「そして、サラリアンは信用できねえってことくらいわきまえてるってことだがな」

 シェパードがモルディンを同行している事情を説明しますが、どうせ聴きやしないのではしょります。

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 あー、主導権争いから、やっぱり殺し合いがはじまりそうになりました。 

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「いい加減にしないか!」

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「古傷が腐るに任せて、ここにぐずぐず留まりたいなら、そうしたらどうだい」

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「クローガンはいつもそうだった」

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「それとも、生まれながらの宿敵と戦い、子孫たちに新しい未来をもたらすか。あたしなら戦うほうを選ぶ」

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「誰が一緒に来る?」

 シェパードのパラゴン寄りの答えが「おれも、おれも」っていうのどうなんですかね!

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「俺は行く」

 仕方なく選んじゃってる(笑)。

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「そして貴様らもだ」

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 やっぱ、クローガンに愛着を感じるのは私には無理かも。

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 クローガンのコンヴォイ。

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「クローガン・コンヴォイ、こちらテューリアンのアーティメック編隊。シュラウドへの進入航路をロックした。攻撃開始まで残り十分を切っている。どうぞ」

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「了解した、アーメティック。遅れを取り戻すべく鋭意進軍中。シェパード、アウト」

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「まさかジェノフェイジへの意趣返しを考えているのではあるまいな、リーヴ? それは種族にとって破滅の道だよ」

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「俺たちは戦争のために作られた。それがやつらの狙いだった」
「そして連中が間違っていたことを伝えるのが指導者の役割ではないのかい?」

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「クローガンは銀河中に戦争を拡大。ジェノフェイジがその結果。それを忘れるなら先祖と同じ轍」
「俺たちの先祖がそう簡単に許したと思うか?」

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「クローガンの先祖はどんな感じだったのだ、イヴ?」

 かつてテューチャンカは荒廃した惑星ではなく、クローガンは誇り高き種族だった。将来の夢を抱いていた。
 サラリアンがアップリフトのため介入し、高度なテクノロジーがもたらされてから変わった。ただ生存するためだけに必死に暮らさなければならなかった生活が一転し、至極容易なものになった。クローガンは新しい挑戦を求め、それは内乱の形でやってきた。やがて文明そのものを破壊する核戦争が起きるのは不可避であった。

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{だからといって、ジェノフェイジが許される理由にはならねえ」

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「ジェノフェイジへの復讐をはじめれば、暴力の悪循環に陥るだけだぞ」

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「銀河の他の連中が俺たちの復讐を恐れている限り、俺たちにとってそれが武器になる。
 本来クローガンが畏怖されるべき形で、連中が俺たちを畏怖することになるのだ」

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「だが、本心は何なのだ、リーヴ?」

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「いずれわかる」

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 ここで再度イヴから、何か気がかりがあったのではないか聴かれます。
 パラゴン・シェパードは一貫して正直に答えようとしているのだ。

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 ダラトラスから取引を持ち掛けられたことを告げる。

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「何だと?」

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 密談の記録を再生する。たしかに、シェパードがハッタリかましている可能性がありますものね。

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「あの、裏切り者のパイジャック! 俺たちが気づかないとでも思ったか!」 

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「そのとおり。テストで騙された可能性あり。だがSTGの常套手段。克服可能。この遠征は無為ではない」

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「あたしたちの種族がもう一度皆殺しになる危機から救ってくださったのだね、シェパード」

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「そして、俺様から仇敵として付け狙われる危険も回避できたってわけだ。よくやった」

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 なぜかコンヴォイが急停止。

【ME3】024プライオリティ:トゥーチャンカ

 ME3の避けて通れないクリティカル・パス、「プライオリティ」と表記されるミッションがそうですね。 

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 プライオリティ:テューチャンカの前まで、私のウォー・アセットは有効軍事力のほぼminimum値1000ポイント。
 リーパーズに最終決戦を挑めるギリギリの戦力は手にしたということですか。
 これまでDLC以外のミッションの取りっぱぐれはないと思いますが、過去シリーズ作での選択や、本作での選択肢によってウォー・アセットは左右される。

 ちなみにすべてのエンディングを選ぶためにまだ4000(条件次第では5000)ポイント必要な頃。現在は3100ポイントですべてのエンディングを観ることができるようにハードルが下げられているし、DLCで手に入るウォー・アセットも増えているのでかなり簡単になった。

 おそらくタイミングは大抵ここなのでしょうが、クローガン・フィーメールのイヴ(Eve)とともにトゥーチャンカに降り立つ前に、リアラとの親密なシーンがはいる。

 このシェパードはリアラは過去ロマンス相手でもなかったし、後にエンディング直前でリアラとシェパードがふたりになるシーンとも関係するので、全員が観るシーンなのでしょうか。

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 銀河全体の歴史や文明、マス・リレー、リーパーズ、クルーシブル、この銀河戦争に関するあらゆる情報の記録である。シェパードたち現サイクルの対決が失敗した場合にも、次以降のサイクルの種族の手に届くことを狙っているのだ。

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 リアラは、ただ一箇所だけシェパードの意見を聴きたい部分があるという。

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 シェパード自身の活躍を歴史に残し、名を留めたい。
 そもそも次のサイクルに高度な知性が生まれるまでの長い時間、コンピューターは耐えることができるのか。

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「任せて。これでも考古学者のはしくれだったの。抜かりはないわ」

 というより、リアラは現役のシャドウブロウカー。そちらの資質のほうがより重要なのではないでしょうかね。

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「この記録を保管した『タイムカプセル』は複数の惑星に隠すよう手配したわ。それから、それで万全とは言えないけど、そこにインストールされるVIは私の知る限りのあらゆる言語を操ることができるの」

 以前エーコの対談で紹介したとおり、地球上の核燃料廃棄物の投棄場所を将来何万年にもわたって「立ち入り禁止」と示すことができる「言語」や「標識」を検討していたNASAかどこかに雇われた著名な言語学者は、人類はそのような手段を持ち合わせていないと結論付けた。何万年後にいる生物は人類でない生物かもしれないし、人類の用いる五感ではない方法で情報を収集するのかもしれない。
 言語や標識(サイン、シグナル)を用いる認知システムは、時代とともに影も形も残らないくらい風化してしまうということ。

 BioWareライターがはんぱないのは、そういうサイファイ的なツボを抑えているところです。上のリアラのせりふでも、"And while it's not foolproof,..."(絶対確実とは言えないが)と断っているところがすばらしい。

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 前のサイクルでリーパーズとの戦いで敗色濃厚となったプロシアンは、同じ発想にたってビーコン群と、惑星アイロスのコンデュイットを建造し、VIであるヴィジルに管理を委ねた。それを手本にしたリアラのアイデアである。

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 ロマンスに関係ありそうな選択だが、このシェパードは、リアラの思うように自分のことを記述するように求めた。

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「いいのね?」
「ああ、君に任せるよ」 

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 おっと、まさかこの艦長キャビンでシェパードの人となりを口述しはじめるとは思わなかった。ホログラムのフィギュアがポーズをとっているのもなんか恥ずかしい。

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「そんなシェパード艦長と知り合いになれたのは本当に名誉なことでした」
「おいおい、日記みたいにならないようにな」

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「無理よ。だってあなたは私の大切な友だから」
「俺にとって君もそうだよ」
「違うわ。イリウムで再会したとき、ご一緒できなかったことを本当に後悔している」
「もう十分埋め合わせたじゃないか」  

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「うふ、きっと私はあなたの名前を星空に書き残しただけなのかもね」

 "in the stars"、そういうめぐり合わせ、ご縁、運命(さだめ)。ここも含蓄あるなあ。

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 そしてオリジナルのエンディングでは存在しなかった「リアラの危惧が現実になる結末」、リーパーズがこのサイクルで勝利する場合、エクステンデド・カットDLCのエンディングで、このホログラムのVIがリアラの姿で登場することになったわけですね。
 私がここをプレイしている時期には、エクステンデド・カットは影も形もなかったわけですが、ネタは仕込まれていた。

 ロマンス関係であろうがなかろうが、やっぱいいっすよねえ・・・。むしろロマンス関係にない場合のリアラの視線が、すごい気になるんだよなあ。「この気持ち、わかって欲しいのシェパード!」みたいな?

 よく考えたらタイトルのトゥーチャンカとまったく関係ないし。
 Mass Effect 3、画像省略できません!

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 ようやく、シュラウドに向かうことに。

 本当にこのミッションは、気が重いねえ。実は二周目フェムシェパも、ジェノフェイジをどうするか最終判断で迷ったまま中断しているのだ。フェイク・ジェノフェイジの結末、見てみたい気もするが、(そちらでは生き残っている)レックスと対決することになっちゃうんだろうね。

 こちらのプレイスルーにはレックスはすでにいない。私のプレイスルーのレックス生存率はとても低い・・・。恨みは一切ないのだが。愛着もないかも。

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 すでにトゥーチャンカにリーパーズが降り立ち、シュラウドの周囲に張り付いている。
 シャトルでシュラウドに降りて、さっさとケリをつけることはできなくなった。 

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 ウォー・ルームで対処方法を検討。モルディンによれば、シュラウドを用いてトゥーチャンカの大気を有害物質で汚染することができる新タイプのリーパー船のようだ。これはやっかいなことになった。

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「腰抜けめ! リーパーズは俺たちと激突するのが怖いだけだろう!」

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 母星パラヴェンでのあまりの損害の大きさに動揺しているプライマークも、ここへの援軍派遣を逡巡する。だが、援軍なくしてシュラウド奪還は不可能だ。

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 シェパードの提案は、空陸両面作戦。テューリアン空爆隊の空襲によりリーパー船をひきつけ、リーヴとクローガンが地上から進入。

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 リーパー船がシュラウドから離れた隙に、モルディンを送り込む。目的はあくまで、ジェノフェイジのキュア。キュアを完成させるためにはフィーメール・クローガンの生き残り、イヴもモルディンに動向しなければならない。

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「リーパー船とここまで接近して戦うのは誰もがはじめてだ。持てる全てを注ぎ込む覚悟はあるか?」

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「俺たちの力を借りたいなら、そうするしかねえんだろ?」 

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 ここで、シェパードを呼び出す通信。ん、ハケット提督とはすでに打ち合わせてあるが?

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 サラリアン連合の女性指導者ダラトラス。クローガンの力を借りるというプライマークのアイデアを一蹴して離脱したサラリアンが今頃? 

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「クローガンへの間違った同情心に衝き動かされて判断を誤ってはならない。
 連中との間の平和的な状況など長くはもたないのだ」

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「クローガンにチャンスを与えましょう。『仮定の場合』を恐れて種族を絶滅させることはできない」

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「仮定ではない。クローガンの繁殖が管理不能になるのは自明だ。我々サラリアンがクローガンをアップリフト(知性化)したのは暴力の才能のため。外交能力を評価したのではない。また戦争がはじまるぞ」

 リーパーズが勝利したら、「また戦争がはじまる」もなにも無関係なのですが。

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「なにが望みなんです?」

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 サラリアンは、シェパードたちが今企てていることを思いつく者が現れることを恐れ、しばらく前に、シュラウドに細工を施した。設備の一部をサボタージュし、ジェノフェイジのキュアを正常に散布することができないようにしてある。このままではシェパードたちの計画は頓挫する。

 だが、モルディンなら容易に事態を掌握し、設備を修理してしまうだろう。

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「そなたがモルディンを説得し、修理させなければ。キュアはほんのちょっとだけ改変を受け、効果を発揮できなくなる。もちろん誰もその改変には気がつかない」

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「クローガンをだませと?」

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「連中が気づくこともあるまい。アードナット・リーヴには、そなたが約束を果たしたと思い込ませておけばいい」

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「モルディンが許すと思いますか?」

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「説得はそなたに任せる。見返りとして、クルーシブル建造に欠かせないトップレベルの科学者たちを送り込もう。もちろん、サラリアン艦隊も全力で支援する」

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「俺があなた方のサボタージュにお付き合いすればね」

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「よく考えることだ、艦長。選択するのはそなただ」

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 悩むこともないんですけどね、少なくとも私の一回目プレイスルーではまったく悩まなかった。全力でリーパーズにあたらないという選択はないのであるから。
 もちろん、ウォー・アセット的にはどちらを選んでも損得があまりない。クローガンがいなくなれば、サラリアンがやってくる。

 サラリアンは同種族で"Union"、連合を結成している。絶えず小さな国家群がにらみ合い、いがみ合い、足を引っ張り合って殺しあう文明である。

 だから陰謀公家ぶりも堂に入っている。
 サラリアンの陰謀家の最高峰がダラトラス、女王蜂、指導者となるわけです。
 いちおう「民主的な」選挙があるんですけどね。選挙があるからといって「民主的」とは限らないことはご承知のとおり。

 サラリアンはカウンシル種族でもとりわけ寿命が短い(50年だっけ)のも関係があるのかもしれない。この頃、ヒューマンはだいたい100年生きる。アサリの寿命はもちろん千年単位。

 概ね寿命が短い種族は、世代交代で環境に適応する生存戦略でしょうから。「指輪物語」でトールキンは、敢えてヒューマンの寿命を他種族(ホビット、エルフ、ドワーフなど)に比べて極端に短く設定してますよね。カソリックであったトールキンは、進化論(特にダーウィニズム)に対してなんらかの思いがあったのでしょうか。
(「指輪物語」の執筆は概ね第二次大戦の時期(1930年代後半から40年代前半))。

 本当はサラリアンがモデルになった両生類(プロシアンのジャヴィックはなぜか「リザード」、爬虫類と呼ぶ)、それから爬虫類は個体をできるだけ長生きさせる戦略なのだそうだが。切断された部位を再生することができるってのがその証拠のひとつという。

 

 

【ME3】023アティカン・トラヴァース(2)

 うわあ、サイド・ミッションまで複数記事になってしまうとは・・・。
 でも、これ以上はどう考えても減らせないなあ。相当はしょってしまってるもの。 

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 狭いトンネルをくぐると、そこは中央チャンバーであった。ジャヴィックいわく、とてもラクナイの巣には見えないそうだが。

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「グラント、中央チャンバーにたどり着いたぞ」 

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 だがシェパードたちが近づくと、接近を阻止するための隔壁が起動し始める。

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 行く手をふさがれてしまった。

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 隔壁を開放するためには周囲にいくつかある動力源を絶つしかない。

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 リーパーズ最後の軍勢もわらわら出現しはじめる。

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 ラヴェイジャーはスコープ装備のライフルで撃ち倒す。

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 そのうちカニバルもスナイパー・ライフルで・・・。

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 最後はハスクまで。

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 どうやらリーパーズの軍勢が引き始めたようだ。

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 いよいよクイーンとご対面か。 

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 クイーン。ですかね?

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 オリジナルMass Effectでおなじみのように、音声を用いないラクナイは、周囲のヒューマノイドの死体の声帯を操作してシェパードたちに意思を伝える。

 ラクナイを悩ませていた狂ったような不快な音がようやく消えたという。

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 間違いなくシェパードが救った最後のクイーン。だがもはや彼女に自分の子供たちの声は届かない。子供たちは中身が空ろな傀儡(くぐつ)となった。

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 マシーンがやってきて、みな戦争に連れて行ってしまった。 子供たちは孤独に、静かに、ずっと遠く離れたところで死んでいく。
 不快な音はリーパーズの音。

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「ノヴェリアで見逃してやったよな。お前はもう銀河文明にちょっかいは出さないと誓った。ラクナイは姿を消すはずだった」

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「覚えている。その約束を守り、リレーの向こう側に消えた。新しい住処を手に入れ、すばらしい子供たちを手に入れ、心地よい調和(ハーモニー)も手に入れた」

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「だが・・・、マシーンがやってきた。 私たちの歌声を聴きつけて。やつらの不快な金切り声が、私たちの声を掻き消した」 

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「やつらはもう手出しできない」
「それは・・・、わかっている」
「まだリーパーズの影響を感じるのか?」 

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「マシーンの音は聴こえるが、それに支配されることはない」

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「その最後の足枷をはずしてくれさえすれば私たちは自由だ」

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「ああ、子供たちが帰ってくる。私たち皆を殺しに来る。私たちを解き放ってくれ!」

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「お前たちにはリーパーズと戦う力があるのか。私たちはマシーンを憎んでいる。これから生まれてくる子供たちのためにやつらと戦おう。解き放ってくれ!」

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「クイーンはだいぶ弱っている。ここから脱出するためにはしばらく時間を要するようだ」

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「もう時間がないぞ! ここに留まるならアララーク中隊は全滅する、聞こえているか?」
「待て! アララーク中隊はクイーンが脱出するまで、ラクナイを食い止めるんだ」

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「お前のために脱出の時間を稼いでやる」

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「グラント、ここまできて、俺たちを脱出路に導いてくれ!」
「本気か、シェパード! 俺一人で行く。待ってろ!」

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「艦長・・・」

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「命令だ! クイーンは喪うにはあまりに惜しい戦力だ!」

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 クイーンを縛る最後の「足枷」を破壊する。

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 グラントの誘導で脱出路を行くシェパードたち。

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 だが行く手にはかなりの数のアヴェイジャーが集結している。

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「シャトルはこっちの道だ! 敵は俺が食い止める! ここから逃げるんだ、シェパード!」

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「さて、(全部)俺のターンだぜ」

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「グラント!」

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「誰か食い物持ってねえか」

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 ラクナイ・クイーンとの約束には懐疑的なハケット提督。

 リーパーズのラクナイ軍勢を無力化し、クローガンの一部の支持を取り付けたというのが今回の戦果。

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 リーヴはラクナイを逃がしたことに激怒している。

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 化け物(アボミネーション)と化したラクナイを救うため、多くのクローガンが命を落とした。そのことは決して忘れないと、捨て台詞。

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「覚えておこう」

**********

 これまでの展開で、あまり選択らしい選択がなかったのですが、ここでは結構重そうな選択を迫られる。

 後から考えると、どうしてラクナイ・クイーンを逃がす選択をしたのか、よく覚えていない。
 たしか、あのまま放置して死に至らしめるか、逃がす手助けをするかのどちらかを選ぶのであった。

 二人目シェパード(フェムシェパ)はラクナイ・クイーンを救っていないので、登場するのはリーパーズが遺伝子情報から生み出した「真の」アボミネーション・ラクナイ。そちらは実際見捨てたし、やっぱり死ぬに任せてよかったんだと思う。

 シリーズを通して、ラクナイ・クイーンに関する難しい選択を二回も要求されたわけだ(一回目で見捨てていれば、二回目はないかというとそうでもない)。

 公式ガイドによれば、グラントが最後に生き残らないケースもあるそうだ(ME2のロイヤリティー・ミッションの有無によるのかな)。
 また、オキーアのタンクから解放すらしていないか、スーサイド・ミッションから帰還できなかった場合にはもともとグラントがいないわけですよね。プレイスホルダー(代役)として登場するクローガン戦士は(私は実は知らないのだが)最後にトンネルから姿を見せず終わるようです(名誉の戦死を遂げるという意味なのか)。

 選択とその影響は複雑なミッションでしたが、グラントの勇猛果敢ぶりはいくらベタでも十分泣ける。
 「武勇」(Valor)の物語は単純ですからね。どんなに工夫したって一種類しかありません。最後まで踏みとどまって戦う。単純だからこそ感動を呼ぶともいえるのですが。 

【ME3】022アティカン・トラヴァース

 どこから再開しようかとファイルを眺めていたが、細かいミッションまで含めるとかなりの数がある(笑)。
 特にサーベラスの侵攻阻止関係のミッションが多いが、どうしてもコンバット中心になるから、できるだけ省略してしまおう。

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 とはいえトゥーチャンカの本編に進む前にまだクローガン関係のミッションがある。ME2までの選択によってだいぶ展開は変わるだろうが、ノルマンディー・クルーとの再会ものでもあり、またあのラクナイ・クイーンとの再会でもある。これはさすがに省略できません。

 ラクナイ戦争における武勇(事実上の銀河デヴュー)によって一躍名を馳せたクローガンにとって、絶滅したはずのラクナイの活動が認められるという情報に基づく偵察活動は、いわく因縁ありまくりのミッションである。

 しばらく前にその偵察部隊が消息を絶ったという。
 クローガンのベスト、アララーク中隊のコマンドが捜索に派遣されている。アララークとはトゥーチャンカの容赦なく照りつける太陽、"Eye of Wrath"、憤怒の眼に由来する。

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 そもそもラクナイ・クイーンが生存しているのは、誰あろうシェパード艦長の判断によるものであった。だが種族最後の生き残りであるクイーンがむやみに戦いをはじめることなどないはず、というEDIの意見。

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 とはいえ何があってもおかしくはない。

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 シャトルの到着を確認して部下に命令を出すクローガン・コマンドの隊長。

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 オキーアのタンク・ベイビー、グラント。銀河は狭い。

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 種族の仇敵ラクナイとの戦いを前に武者震いしている。

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 偵察部隊のキャンプまで前進。

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 キャンプは相当な被害を受けている。

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 内部を確認中に兵舎がぐらつきはじめ。

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 あわてて脱出したシェパードたちは一気に下方のトンネルまで落下する。

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 うーん、こう動きがありすぎると画像が減らないねえ。

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 グラントの率いるコマンド部隊とは、ここで別行動を余儀なくされる。

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 トンネルを進むと、クローガン偵察部隊の死体と火炎放射器(Firestorm)を発見。

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 この先、ラクナイの張ったクモの巣(クモでも巣でもないな、ラクナイの網状の分泌物)を燃やしながら進むことになる。

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 ついでにラクナイの卵らしき塊も燃やしちゃえ。意味があったかどうか不明。

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 EDIによれば、地面に転がるワイアーはリーパーズのテクノロジーだ。 

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 ようやく開けた場所まで出たが。

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 デイワンDLC以外はDLCをプレイしていない段階であったので、私の場合、この化け物とはここが初お目見え。

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 リーパーズによって、自走砲代わりにシンセティック改造されてしまったラクナイの無残な姿。ラヴェイジャー。

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 リーパーズの化け物は全部キライだが、ラヴェイジャーがダントツ嫌かな。比べるとハスクはむしろかわいいくらいだ。

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 前言撤回。

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 やっぱり嫌。

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「グラント、ラクナイの存在を確認した。改造されていて極めて危険だ」
「ようやくぶっ殺せるものがいたか!」

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 「ここには間違いなく巣があるはずよ」

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 バリアを解除しないと先に進めない。

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 これちゃいますか? とりあえず燃やしてみたらバリアが解除された。

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 ひときわ高い天井を見上げていると。

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 気をつけて、崩れる! 

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 崩落で出口が塞がれた。また先に進むしかなくなる。

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 グラントによれば、偵察部隊は手ひどくやられたようだ。偵察隊長は武器弾薬をトンネルの奥深くまで意図的に運ばせている。後からやってくる部隊にとってそれらが必要になると考えた。 

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「後続の我々が中央チャンバーまで間違いなくたどり着くように、敢えて犠牲になったというのか!」

 良い斥候は死ぬ斥候。これも武勇の形。

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 偵察隊の中には、シタデルのアサリに最期のメッセージを残している者もいる。

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 アヴェイジャーにはほんと手こづった。

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 このわらわら沸いてくるスウォーマーも面倒。

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 リーパーズはここで大軍隊を養成しようとしているのだ。 

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 別ルートを進んでいたグラントのコマンドと合流。

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 グラントがアヴェイジャーを担ぎ、そのまま投げ捨てている。シェパードにもあの能力くれないかな。

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 両者なんとか合流したが、実際にはリーパーズの軍勢に取り囲まれ、追い詰められている。巣の中心に近づくためシェパードたちがバリアを解除する間、クローガン・コマンドが時間を稼ぐことになった。

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「武運を」(Good luck.)

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「運はいらねえ。弾薬があればいい」

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「クローガン! 抜かるな!」

**********

 あー、やっぱ到底一回では終わらない。続くっ。

2013年1月12日 (土)

【DA3】マイク・レイドロウから追加情報量ほぼゼロの話題

 二つのお知らせ。ねた元DAWiki。

1.エルフやドワーフを主人公にしたいという意見は多い。将来の計画に入れておく!

 追加情報量ちょっと。"all four races"。クナリ(あの角のある種族)も込み?

"Sorry, for those who love elves and dwarves, but long term I’d like to see all four races playable. Future plans!" - Mike Laidlaw

2.セーヴファイルからインポートすることで、DA3のイヴェントに何かしらの影響が出るようにするよ。

We'll go into details on importing and the like later, but we will be making sure imports have impact.

 追加情報量ゼロ。いや、あるでしょう。だって少なくともアンダースの生死は影響あるだろう。

 答えやすいのばっか答えてるなあ。まあ、以前みたいに爆発物を撒き散らしてないからいいか。

 それよか、(訳出は今はできませんが)ゲイダーさんが声優について語っていることのほうが、意味深なのだ。つまり、このタイミングで?

 声優の音入れは終わってるのかなあ・・・。

http://dgaider.tumblr.com/post/39781474462/on-voice-acting

【DA3】フォーラムの毒

 不用意に「ファンの声を聴く」などどのたまった祟りが、今ではブライトのようにBSNを蝕んでいる。

 ゲイダーさんのtumblrページ、The Bittersweetest Thing、紹介元はDAWikiブログ。

http://dgaider.tumblr.com/post/39544291251/on-fandom-and-toxic-environments

 数多くの人たちがBSNを疫病が蔓延した場所のように忌み嫌っている。そんな場所の「声」をファンを代表する声などとまさか受け取っていないだろうか。際限なく忌々しい(utterly gross)連中がたむろしているとしか思えないのに。

 というようなBSNアヴァーター(忌避者)の意見に対する回答。

 確かに、BSNはBioWareのファン(あるいはファンという言葉をいたってポジティヴにとらえれば、単にわれわれのゲームを遊んだことがある人々や、そういうゲームがあることを知っている人たちまで含めたっていい)のうちもっとも重要な者たちによって構成されているとは考えていない。そこにいるのは熱狂的な人たちだが、「際限なく忌々しい」かどうかは別にしても、フォーラムの全体的トーンはどんどん毒を帯びてきているのは間違いない。

 最近では私自身もBSNを基本的に避けるようにしている。なぜか? あそこに長時間とどまると、気持ちがネガティヴになっていくから。影響は開発しているゲームだけではなく、私自身や生活全般にまで及ぶ。気持ちのいいものではない。そう言うとまた苛立つ者たちがいることもわかっていて、彼らはすべてのネガティヴなフィードバックを正当化し、それらを無視する我々は砂の中に頭を突っ込んでいるに等しいというんだろうね。われわれが彼らの叱責を聴き、じっと批判を耐え忍ぶ良い子の開発者でなくて、どうしてすばらしいゲームができるというのか。つまり、まだわれわれが消化もしていない山のようなフィードバックが、ポジティヴかネガティヴか関わらずあり、そのうちごく僅かしか受け止められないという事実は無視している。われわれは最後にはなんらかの決断を行って(中にはフィードバックによるものも、ごく一部ある。むしろごく一部でしかありえない)、先に進むしかない。

 もちろん、たくさんの有益な、考え抜かれたフィードバックをくれる人たちもいる。すべてが怒りの罵声ではない。実際、非常に鋭く知性に溢れたポスターだって見つけることができる。それは間違いない。そうでなければ、私は一切BSNに立ち入らない。しかしシグナル/ノイズ比は悪化しており(訳:ノイズの比率が増しており)、最後には、みなが罵詈雑言(ぞうげん)だけを喚いている一群の中に自分がいるのではないかという感覚にとらわれる。何に罵詈讒謗(ざんぼう)を浴びせているかは関係ない。いずれ、聞こえてくるのはすべてが罵り声になるからだ。そこに参加することはそうした罵声の列に加わることを意味し、最後にはそれしかしていないかのような感覚を抱く。超然と品格を維持しようにも、怒らせようと待ち構えているもっともネガティヴな者に見つかるし、その手口にまんまと乗せられて怒り出してしまうことだってある。私だってただの人間だから、取られた点は取り替えそうとするし、そうするうちにクソまみれのような気持ちになってしまうわけだ。

 どこのオンライン・コミュニティでも一緒だと思う。行儀のいい、道理をわきまえた人たちは、こんな仲間に加わりたくないとやがて感じ始める。彼らは立ち去り、残った連中は互いに賛同できる者の話だけ相手にし始める。賛同できる相手の話しか聴かない者にとって、まわりは全部賛同者だ。誰しもがそう感じていると、彼らは言う。ある転換点を通過すると、自分の周りは過激論者、すなわち嫌悪する者(ヘイター)ばかりになる。ヘイターを嫌悪する者たちもいて、彼らも雰囲気をできるだけ毒にまみれた状態にして、ヘイターに戦いを挑もうとする。両者が互いにぶつかりあうたびに、そうでない連中は逃げていく。

 なぜそうなるか、たくさんの理論があるのは間違いない。それらを披瀝したがる人も後を絶たないだろうが、いかなる状況であっても、嫌悪と罵声にまみれた連中のものの見方がまっとうなものではないという印象を、われわれが捨て去ることは決してない。

 だが、彼らを謗る必要もない。インターネットではどこでもそうだ。彼らはある事柄について正しい。あまりに正しいので、リアルライフの会話では決して許容できない類の態度を取ったって正当化される。インターネットでは、それもただの雑音とみなされる。我々は彼らがいかに正しいかを拝聴し、彼らの指摘を受け止め、ひどいやり方で顔面に投げつけられても我慢しなくちゃならない。ゲーマーももちろんその中に含まれるが、彼らそれぞれは自分がそうすべき色々な理由を有している。例えば、社会正義を目的としていて、自分が正しいと思っていることのほうがゲーム・メカニズムのなんたるかを論じる者よりもより良い社会に貢献できると心から信じている者もいるだろうが、両者には何の違いもない。ゲーマーでもそうでなくても優れた視点をもたらす可能性こそあっただろうが、どちらもそうした視点は見失われ、その態度は許容できないばかりか、毒にまみれていくことになる。

 由々しき事態だ。オンライン・ゲーマー・コミュニティ全般についての話術(レトリック)と権利(エンタイトルメント)のレヴェルについて語るべきことがあると思っている。それからたぶん、BioWareのゲームが依然としてコア・ファンを満足させているか否か論じることも必要だと思っている。批判者に対して、他にはたくさんのポジティヴで情熱的なファンがいることをわからせればいいだけの話なのだが、ポジティヴなファンが好きなBioWareは賞賛以外の声は聴きたくないのだろうと勘ぐる皮肉屋もいるだろう。それは単純に違う。概ね好きな何かであってもある部分は非常に気に食わないということだってあるし、好きになろうとした何かについて概ね失望させられることだってあるが、いずれの場合もその嫌いな部分についてのポジティヴな議論が必要なのだ。私もファンや批判者とそういう議論を繰り返してきたが、交流のトーンが敵対的ではないという理由だけで、そうした議論から離れるときまで相手に対してずっと良い態度を守ることができる。

 いずれにしろ、BSNが「われわれのファン」の意見を手に入れる唯一の場所だなんてことは思っていないから安心してもらっていい。ほとんどのゲームに対する偏った意見はそれらのゲームに特化したオンライン・コミュニティーで目にするのだと思う。ハードコア・ゲーマーのもっともハードコアな者たちのゲームのコアな部分に対する意見の温度がどれだけ高いかを計測したいなら、そうした特化コミュニティーに行くのが一番だ。だがそこでの意見が全てのファンを代表しているか? そんな可能性は微塵もない。

 個人的に心底求めているのはポジティヴな交流であるし、私個人を攻撃したがる連中とは絡みたくないが、そうすることはとても難しいよね? とりわけ、自分の発言を捻じ曲げられて、誤解されたまま他の者に向かって、まさしくそれが自分の意見だと伝えられるとなると・・・、他の者たちは他にどうやって正しい発言を知ることができるというのだ? その誤解された内容を引用され、少なくとも誰かがそれに興味を持っている場合、結局自分はそう発言したことにされてしまう。反論して修正させるなんてことはまず無理だ。だが、敵に新たな攻撃材料を与え、結局自分が間抜けな立場に追いやられる以外に、何ができるというんだろう? そんなことはもう懲り懲りするくらいやってきた。深呼吸して、にっこり笑って、本当にすばらしい、ポジティヴな人たちと会話することもできるってことを思い出すのが一番だ。自分がいやな気持ちに落ち込むことのない方法で自分に挑戦してくる人たち。リアルライフで自分の周りにいるような人たちと、同じような人たちと付き合うべきなんだ。

 それをこれからの指針にするかって? そうであってほしい。それ以外の方法は、ファンとのオンライン交流の全てから足を洗うことか、あるいはまったく無害なPR主体のコメントに終始するかしかないが、それらは残念なことに、もっとも怒れるファンですら望んでいないのではないだろうか。

**********

 付言無用ですな。

Wi-Fi祭り

 えー、週末にME3の紙芝居再開しようと、平日のうちにすでに画像ファイルもリサイズ縮小して準備し、満を持してこの日を待っておりました。

 年末からずっと調子が悪かったPCが死にました(笑)。

 いや、なんとか修復、復元、回復、あらゆる手段で無理やり蘇生させたのですが・・・。

 なんとネットワークに繋がらない不具合が続く。

 ルーターを発見できないというのでお手上げだ。

 ところが、Wi-Fiセンターに繋げている機器は全部で11台と以前書きましたが、どれもばりばりに接続しているのです。

 問題はPC側か。小生の知識ではここまででお手上げだ。

 Kindleで書くかあ・・・、って読むのは問題ないけど、さすがにブログを書くのにはつらいものがあるでしょう。ましてや悪名高き長文ブログ。

 朝からついさっきまでそんな感じで活動していて、最後は途方に暮れていた。

 ようやく絶望時の士気チェックになんとか成功。

 まず直近のバックアップが年末だったので、バックアップを開始。それから古いシステムイメージに書き直してみて、それでだめだったら、これはもう新PC購入しかないのかもしれない。

 Wi-Fiは繋がるんだよなあ。だからネットワークは生きてるんだよなあ。

 で、ふと思い出した。以前使っていた無線LANのUSBアダプタ。当初PSPやiPodなどのアクセスポイントとして使っていたのだが、あまり使い勝手のよい代物ではなく、操作がいまいち面倒なので、ほぼハンズフリーなバッファローのWi-Fiセンターを購入したのでした。ずっと埃をかぶっていた。

 いけますね。これはいける。ステーションモードでいけるはず。

 現在、この文章をアップしているのだから、成功したわけなんですが。

 今ものすごい疲労感に苛まれている。

 昼飯でも食って記事書くまでの元気を取り戻さないと。

 なお、これによりWi-Fi接続機器がプラスワン。12台に増えた・・・。

 

2013年1月10日 (木)

【DA3】The World of Thedas、中身覗き見

 Amazon.co.jpの商品ページで書名が"Dragon Ag"となっているの、なんとかなりませんか?
 しかもAmazon.comのほうがInternational Shipping代金を加味してもだいぶ安いんだ。

 The World of Thedas、中身を6ページほど覗くことができました@Newsarama。情報はDAWiki経由。

 http://www.newsarama.com/php/multimedia/album.php?aid=48476
 
 表紙のイラストがいまいちだったので、どうかなと思っていましたが、中身は美麗なことは美麗のようです。しかも過去のコンセプトアートの使いまわしは少なくともサンプルページにはあまりなく、書き下ろしかDA3の設定画中心のような感じですね。

 "Volume 1"てのがいやらしいと話題ですが。どのくらいの長期プロジェクトと考えているのでしょうね。DAはMEシェパード艦長の物語とは異なり、別段三部作で終わるわけではないのはわかっているのですが。

 

 

Stay tuned, Galaxy News Radio.

 日本の声優の場合、どんな作品(など)プロジェクトのアテレコを担当しているか、作品リリース(あるいはPR等の目的で認められた解禁時期)まで一切口外無用という厳しい掟がある。掟破りは業界追放の場合だってあるそうだ。

 DAのカレン役の声優さんがツイッターでDA3(仮称であった頃)収録のことについてつぶやいたりしていたし、「あちらでは縛りが緩いのかな」などと思ってみたりしていたが、どう考えてもそんなはずはない。同じように厳しいはず。
 このFallout 4の噂の元となった、スリー・ドッグ役の声優さんのツイッターも「またか」と思ったが、こちらは「敢えてつぶやいてよし、と許可を得ている」もののようです。

http://www.ign.com/articles/2013/01/09/fallout-4-teased-by-three-dog-voice-actor

 スリードッグ再登場は、"Fallout: Boston"なのか"Fallout: Massachusetts"なのか、それとも映画版(アニメ版?)Falloutなのかわからないが、少なくともすったもんだした挙句ないことになったFallout Onlineだけは考慮しなくてよいことが明らかでしょう。Bethesdaは"The Elder Scroll Online"に注力しているはずだから。

 Falloutのヴィデオゲームのことだとしても、収録がすでに始まっているのか、出演オファーを受けた段階なのかもわからない。Skyrimのエンジンを流用するとしても、さすがに今年ってことはないだろうなあ。

 そしてまた、Fallout 3派とNew Vegas派が、どっちが勝ってるかで、いきなり場外乱闘中・・・。懲りねえなあ。

2013年1月 9日 (水)

雨乞い、お御籤、神頼み

 出もしないDA3の情報を待っていても埒があかないので、久しぶりに雨乞いの踊りでも踊ることにしましょう。

 といっても、中座していたME3のプレイスルー紙芝居、DA2ローグ主人公の紙芝居を再開するというだけの話ですが。しかも週末スタート。

 週末以外にまとまって記事をしたためる余裕などなさげな上に、ブログだけやっているわけにもいかないので、ぼちぼち進行になると思いますし、対象は商業用日本語版がすでに出ている作品でもあるので、いちいちせりふを全部なぞる必要もないし、過ちは二度と繰り返しません、画像枚数が多すぎ、サイズが無駄に大きすぎて2GBのブログ容量が一年もたないという惨劇を避ける必要もあるので、この先はきっとダイジェスト版的なものになるのではないかなあ、とか思ったりもしてみたり。

 旬がとっくに過ぎていようが、どうせこのブログ自分の老後の愉しみ目的みたいなところがあるというか、ほとんどそういう目的でやり始めたこともあるので、気にしない。

 ちょうどME3の二周目をやっているところでもあり、中断していたME3のプレイスルーからはじめるのが吉ではないかと思いながら、そういえば新年祈願に訪れた神社でおみくじ引いたら中吉だったが、めでたい(中吉は十分めでたい)お御籤は身に着けて持っていないといけないとか、それはお守り代わりというのではなく(だとしたら100円で済んでしまうので神社のお守り商売あがったりである)、ときどき自分を戒めるため読むのが大事だとか、伝統に即しているのか都市伝説かなんだかよくわからない周囲のアドヴァイスによって境内の木の枝に結びつけることはせず、持ち帰ってきたのですが、オフィスに置いてきてしまった。「趣味」についてはなんて書いてあったかしら。「待ち人」だけは強烈な印象を受けたので覚えているだが。

 待人 来ます

 うそん(笑)。

 あのフォーチュン・クッキー(お御籤クッキー)の一行だけの英文も大陸国古来のことわざなども用いられていて味わいがあることが多いが、誰が作ってるのかね?

 調べると、日本で見かける神社のお御籤は日本発祥である。しかも大半は(神社関係新聞社)一箇所で奉製されているという。古参の駅前レストランなどにたまにおいてあるファンシーお御籤マシンから吐き出されるお御籤のことは知らない。

 実は神社のお御籤をよく読むと、「苦しいときだけ神頼みしてんじゃない、この不届き者め。常日頃から神を敬い奉るのが本来のあるべき姿である」と、いきなり不信心者と決め付けられて怒られるようなことが書いてある。お御籤買う人がみな苦しいときの神頼みであるわけはないと思うのだが。

 また標準的なお御籤には「趣味」という項目自体がないようである。近いのは「技芸」かなあ。でもそれってきっと三味線、太鼓、琴、舞踊など習い事のことでしょうね。

 フォーチュン・クッキーのほうも、やはり(サンフランシスコ在住であった)日本人のアイデアからはじまったとされているようで、やがてアイデアをぱくった中華料理店を中心に普及した。大陸国には元からない。当初クッキーは日本煎餅(せんべい)のことを指していた。
 実はHTTPのクッキー(cookie)の語源でもあるそうな。そういえばクリント・イーストウッド主演ダーティー・ハリー・シリーズの映画"The Dead Pool"ではSFPDのキャラハン刑事がチャイナタウンの(もうええちゅうねん)

 お御籤程度なら、ポイポイやってみるのですが、タロット占いをしてくれるバーテンさんのいるお店で占ってもらうのは専らつれの女性である。噂が噂を呼んで何人かの女性が占ってもらうのを横から眺めることができたのだが、どうしてなかなか「ぴったりじゃない!」みたいな結果が出るので見ているのは楽しい。「女帝」(The Empress)とか「女教皇」(The High Priestess)ならおだてていればいいが、さすがに女性に「剛毅」(Strength)がぴったりじゃない!と言うのははばかられますけど、「意志が強いんだね」とか適当にはやし立てることはできる。「剛毅」は「力」でもあり、相手を理解し、その心情を察して慮る優しさでもあるそうだ。つまりタロットは、占われている人の顔色などを伺って、その場でどうとでも柔軟に解釈できるから廃れないのですね。

 現状に「悪魔」(The Devil)正位置が出た女性は、その後本当に仕事を変えてしまった。もとから仕事を変えようと悩んでいたと聞いていたので、あまりにも当てはまりすぎて驚いた。現状の「悪魔」は怠惰、惰性に流される自分のことであるそうな。

 自分ではとても怖くてお願いできない。

 「ハングド・マン」(The Hanged Man)が正位置とかで出たらどうしよう(笑)。
(尊い自己犠牲を暗示するカードだそうだが、いやだ。犠牲になる覚悟なんてできていない)

**********

 撮影時点ですでにサイズを小さめにしておいた画像群も、さらに一括リサイズで小さくしようとフリーウェアを試してみたのだが、エラーが出てうまくいかない(笑)。まあ、その世界も慣れっこではあるが。なんでうまくいかねえのかなあ。

 前途多難な予感がする。

 

【DA3】夢なき夜

 BioWareがおなじみの「合」(conjunction)の期間に入って、なんの情報も出てこなくなりました。
 火星など外惑星が太陽のあちら側に隠れて見えなくなってしまうようにとんと音沙汰がなくなる。いつものことではある。
 今までは、しばらく待つとセンセーショナルな発表があることの良い兆候だったのですが、今回も期待していいのか。

 DA関連で出てくるのは、TRPG(PnP)のDragon Ageか、コミックの話題ばかり。

 ちなみに、新シリーズ(アリスター、ヴァリック、イザベラ珍道中三部作の三部目)である"Until We Sleep"。
 デヴィッド・ギルモア(exピンクフロイド)の同名の歌からタイトルを取ったのかしら。
 うーん、歌詞は「深く夢すら見ない眠りに落ちるまで飲んだくれて酔っ払おう」って意味だなあ。exピンクフロイドらしく「どうせ僕たち労働者階級」ってのりも。
 だが、歌詞には"fade"も"spirit"も登場する。こじつけかしら。

 少なくともBSNでDavid Gilmourは検索にヒットしなかった。1983年の歌だから、誰も知らないってことはないだろうが。ゲイダーさんがフロイド・ファンとは思えないのだけど。

 「ぐでんぐでんになるまで酔っ払おうぜ」なんてせりふは、たしかDA2でバートランドが豹変してしまった姿を目の当たりにして呆然となっているヴァリックに、屋敷を出たあとでホークが告げるせりふにあったかな。あったあった。「ファミリー・マター」ですね。

 "Come on, Varric. Let's go drink until we can't see straight. That'll make you feel better."

 ぜんぜん違う話を書こうとしていたが、これ、とりあえず記事成立するかも。

 "About Face"(1984年、日本盤名は「狂気のプロフィール」)に収録された"Until We Sleep"「夢なき夜」。

 翻訳は自家製です。
 
 踊れ 星々の動きに合わせて
 歌え 部屋の壁が共に鳴り響くまで
 祈れ その歌が消え去らないように
 僕らが眠りこけるまで
  
 食え どんどんやれ 存分に味わえ
 飲め 部屋がぐらぐらし出すまで
 騒げ 悩み事なんて吹き飛ぶぜ
 僕らが眠りこけるまで
 
 深く夢すら見ない眠りに
 僕らの魂は落ちていく
 どうせ撒いた種は自分じゃ刈り取れない
 留め置くことなどできはしない
 
 稼げ くたくたになるまで
 休め 魂がまた浮かびあがるように
 だが長い年月を経て 身の程も思い知らされた
 さあ眠りにつけ 

 深く夢すら見ない眠りに
 僕らの魂は落ちていく
 どうせ撒いた種は自分じゃ刈り取れない
 留め置くことなどできはしない

 Dance, to the movement of the stars
 Sing till the walls around us ring
 Pray that it never fades away
 Until we sleep

 Feast, go ahead now, take your fill
 Drink, till the room begins to sway
 Play, and your cares will blow away
 Until we sleep

 Into a deep and dreamless sleep our spirits fall
 And what we sow we cannot reap nor keep at all

 Work, though the work will break your back
 Rest, hope to feel your spirits rise
 But the years, have cut you down to size
 Now go to sleep

 Into a deep and dreamless sleep our spirits fall
 And what we sow we cannot reap nor keep at all
 

2013年1月 7日 (月)

Kindle、くすぶる。

 Surfaceは姿を現すか(Will Surface surface?)とどっちがいいか迷いましたが、(日本では)まだ水面下にいるかどうかもわからないほうよか、すでに上陸を果たしたほうがいいでしょうか。

 まー、ネットは広いので、この手のしゃれはすでに誰か用いてんだろうな。

 「Surfaceなんとかしろ」はこのギズモードの記事に詳しい。でもこれ読むと、もうちょっち改良してから上陸してね、と言いたくなってしまう。

 http://www.gizmodo.jp/2013/01/2013surface7.html

 Kindleといえば、いやしかし、ないね、本が。Kindleストアで欲しい本が見事にありません。

 黒船来襲、補給用の石炭調達に難あり、ですかね。

 もちろんめぼしい洋書なら、速攻Kindle版が出るので選り取り見取りである。いまどきコトラーのマーケティングかよ、と思いつつも超新刊が原書の半額(1KJPY)ですぐ読めますというのは大きいです。読む時間があれば。気力と興味があれば。

 たぶんコトラーのそれが最初に購入するKindle本になるであろう。つまりまだ一冊も買っていない。

 あーと、著作権もなにもとっくに切れて無料(あるいは無料同然)で入手できるものはありますよ。ホッブスのLeviathanとかお値段0JPYで、これは買った(買ったとはいわないか)。
 Holy Bibleが22JPY、スミスのWealth of Nationsは100JPY、マルクスのCapital(Das Kapital)が397JPY。気力と時間さえあれば、もう至福に浸れる世界ですね・・・。全部英語版ですけど。

 もうちょっち柔らかめなら、ドイルのホームズものなんてバラバラに買ったらそれぞれ0JPYだし、全集でも100JPYなり。

 ただ、気をつけないといけないのは、ポーやマーク・トウェインのKindle版などは、お子ちゃま向けの書き直し版があったり、スキャニングがひどくてページが欠落していたりするものがあったり、章のマーキングがない(つまり中身を簡単にナヴィゲートできない)ものまであるそうな。Kindle版の出版社は気をつけて選べとあちら(Amazon.com)のコメントにありました。
 ロボットにスキャニングさせている零細企業がいち早く先行してるんだねえ。っても、万が一しくっても0JPY(電気代とメモリー損耗代除く)ですけどね。

 まあ、そういうイノヴェーションにつきもののケイオティックなワントン騒ぎはしょうがないから置いておいて、これは(活字中毒者にとって)ほんとうは素晴らしい世界が発現したのだと快哉を叫ぶべきなのだろうけど・・・。
 黒船が十年早ければなあ。家の書棚ももうちょっち余裕ができていたのだろうが。

 Kindle Fireのほうは、なんつうことはないただのAndroidパッド(タブレット)であったことに気がつき、室内用パッド(タブレット)としてそれなりに活用しています。Googleアプリが使えないとかどうとか、別に使わないからかまわない。スマホ・パッド対応のアプリ、自分で必要なものはそれなりに使えている。家の中ならどこでもウェブがそれなりに大きな画面で読めるのはうれしい。

 Paperwhiteのほうは使い道がなく、あまりに放置していたのでついに電池が切れた(笑)。まさかこれでラノベやコミックを読むってことにはならないし・・・。

 コミックについてはVitaのSony Readerですでにライブラリがそこそこできちゃったんですよねえ・・・。見事に早まりました。まさか買いなおすわけにもいかず。

 そういえば数えたところ、Wi-Fi(無線LANが正確か)につないで使う機器が自宅にすでに11個あった。

 PSP*3、Vita、3DSLL、iPod*2、Kindle*2、PS3*2。(3DSもあったがあげちゃった)

 スマホ嫌いなのにこれ。もしかして一般のご家庭では普通の光景なのか?

 バッファローのWi-Fiセンター(無線LAN)が、まるで空母ドロスのように重要性を増している・・・。なんか怖い。

(余談)以前Vitaやスマホで映画観るやつなんておらへんよね、と書いたが、本日帰宅の電車内でつり革につかまって文庫を読んでいたら、隣にやってきたうら若き?女性がおしゃれな花柄の専用ポシェット(なんていうのかしらん)からおもむろにVitaをとりだし、思いっきり映画を鑑賞していた・・・。いるのか。またしても世相を見誤ったらしい。

 

2013年1月 5日 (土)

レミゼ

 映画レミゼのネタバレ。ネタバレも何も、「レ・ミゼラブル」(Les Misérables)、「ああ無情」のお話、知らないほうがどうかしてると思ったが、みな結構知らないんだね。時代は変わりました。

 Skyfallもヱヴァも観ていないのに、レミゼを観た。

 その裏には当然おねえちゃんの影があるということだ。誘われなければまず観なかったと思う。ちなみに彼女の世代は「ああ無情」を知らないのが普通だそうだ。
 鑑賞後、ずーーーっとぐすぐすしていた彼女に「いくらなんでも泣きすぎでしょう」とつっこんでおいたが、映画館ではエンドロール前に、拍手とかしてる人もパラパラいたし、ノリが怖いなあ・・・。

 かくいう私は、じんときたのは二箇所ですね。

 一箇所目は映画冒頭すぐ、神父(司教、ビショップ)の「いや、それ(銀の食器類)この方に差しあげたんだよね。しかもこっちの燭台は忘れていっちゃうし、あわてんぼだね」というせりふのくだり。
 あそこは、やばい。ガキの頃からお子ちゃま向けなどでもしつこく読んでいたので、「あ、だめかな」と思ったが、やっぱりだめでした。

 ちゅうか、この物語はまずここでおしまい。テーマが示され、いっぺん完結しているのです。あとは全部後日談だ。だからこそ、うまいんでしょうね(官憲ジャヴェールは裏ヴァルジャンですね)。

 映画について言えば、絵的には上手ですねえ。冒頭、座礁船のシーンはちょっとのけぞりました。モントライ(モントルイユ)やパリの町並みもいい感じで描かれていたし、脇役たちも敢えて選んだのか戯画的で独特なキャラクターが多くて賑やかだし(ただし原典にある複雑な人格の深みまではない)。ヴィジュアル的にはかなり愉しめましたね。

 音楽も気持ちよいのですが、個人的にはラッセル・クロウはじめ著名な俳優がいきなり歌っちゃうのがどうにも・・・。ミュージカル・リテラシーのない(というか免疫のない?)私にはつらかったかもしれない。おそらく歌唱力で選ばれた脇役の演者が歌い上げるときと、かなり差があった気がする。

 それから、前半おなじみのプロットがものすごい勢いであれよあれよと進むのは心地よかったのだが、いったいどこで膨らませる気だろう、と気になってしまった。ヴァルジャンが自分と間違えられた男を救うため名乗り出て再投獄される場面は思いっきりすっとばされているとか(それはそれでいいかもしれないが、連れの女性も「あんなもので済むの?」といぶかしげ。もちろん普通はあれでは済みません)。

 膨らませたのは後に娘代わりとして育てるコゼット探しの場面でも、コゼットが虐げられる場面でもなく、ずっと後の「六月革命」の場面であった。

 ここら辺が私がだれちゃったところで、どう贔屓目に見ても、若者たちの結集と蜂起あたりの話を持ち上げすぎですね。全五巻からなる原典の五分の一の部分がどうやら映画の半分近くを占めることになっている。(もちろんそれでも、細部はかなりはしょっているし、改変されている)
 でもまあ、若きイケメンの学生たちが貧しい者たちのため命を賭けて戦い、結局その市民たちに裏切られて死んでいくってのは、どう描いても絵になる。まわりには「結局イケメン革命の話だね」と喜んでいる不謹慎な女性客もいたわけで(笑)。 

 学生たちと一緒に革命運動に参加し、バリケードの前で撃たれて死んだ少年(彼の役回りも原典と微妙に違う)の亡骸を前にして、ラッセル・クロウ扮する警部ジャヴェールが自分の胸に着けていた勲章を置くところ。私がじんときた二箇所目はここでした。こんな場面あっただろうか。直接の原作はミュージカルだというから、そちらをリファーしたのかな。

 エンディングもなんか革命万歳のような感じになって、おいおいヴァルジャンの話じゃなかったの?とつっこみたくはなった。

 観終わって真っ先に感じたことは(革命はおいておいて)、これは男性にとって理想的な人生の物語だってことです。

 19年投獄されていたという半生はさすがに辛いが、ある意味で会社(社会人)生活なんて自由があるようでないようでそんなもの。
 やがて生活も安定し(市長兼経営者で財を成す)、娘と(あるいは娘代わりの女性と)ふたりきりで暮らし、彼女が最良の伴侶を見つける頃、神に召される。

 これはきっと完璧な男の半生なんでしょう。

 という話を連れの女性にしたのですが、彼女の反応は「ふーん」でした。
 観終わった後の食事の席でもヒュー・ジャックマンの話しかしなくなったし。

 アン・ハサウェイを期待して観ると裏切られますが、157分の長い映画、お尻が痛くなったのは一回だけ。ヴィジュアルは観る価値あります。
 後半もうちょっちペースがあがればよかったかなあ。

What Gamer Are You? (3)

 ゲーマー十六類型を四回にわけて論じるGameSpot AUの企画の第四弾。

 これまでの三回は過去記事で紹介しています。

 最後は変化球できやがりましたねえ。今までと違って、なかなか難物です。 

http://www.gamespot.com/team-fortress-2/videos/what-gamer-are-you-part-four-6401817/

The Character Builder 美容師

 キャラクター造形をいじくり回すことをこよなく愛する者たち。美容のためには、顔形、髪型、体型、肌の色、何一つ疎かにしてはいけません。ゲームは何よりもキャラクターの見てくれが大事。当然造形プログラムが凝りに凝っているほど没頭のしがいもあるわけです。

*ゲーム本編よりも、キャラクター・ビルド画面に費やした時間のほうが多いのではないかと疑われる者たち。そこまでいかなくても、キャラクター・メイキング画面で少なくとも一晩はキャラクター造形に没頭する者たち。たとえ小柄なキャラクターには荷物が運べない制約があったって、体重の軽いキャラクターにはツーハンデド・ウェポンにペナルティがきたってお構いなし。見てくれ以外は全て犠牲にする。
 ところが洋ゲーの場合、本編に入るどころか「どれも気に入らない」、「女が全部肉食」、「バタくさい顔しかできない」とこの段階でプレイせずに終わる人もいるらしい。もったいないねえ。どのみち女は全部肉食なのにね。
 語呂で美容師としたが、本当は整形外科医、プラスチック・サージェリーかなあ。

The Ultimate Evil Doer 大悪党

 白騎士(後述)の対極。汚いこと、残虐なこと、邪悪なこと、人としての道に外れることはなんでもやる。仲間割れも裏切りも日常茶飯事。OverlordやGTAのようにそもそもが正義でもカタギでもないゲームプレイを前提としたゲームを好むが、善を前提としたゲームでめちゃくちゃやることもまったく平気である。

*リアルライフでなにが不満なんでしょうね? リアルで大悪党という可能性はほとんどないので(まさかヴィデオゲームはしないだろう)、抜きがたい破壊衝動かなんかですかね。MMOやマルチプレイのPKer、Dark SoulsのPvP(侵入者)も、どうやらこの分類に入るようです。バッドアスはどっちかってと偽悪者なんで違うんでしょう。

The White Knight 白騎士

 パラゴン、ジェダイ、救世主。MMOやマルチプレイのヒーラー・メディックたちもここに含めるのかもしれない。正義と奉仕と慈悲が生きがい。常に正しい道、善なる道を選ぶ。面倒見もよく、コンパニオン・クエストもできるだけ手掛けるが、隣人愛のために究極的な自己犠牲を強いられるなど、リスクが大きいこともある。

*白騎士なる存在はリアルにはほとんどいないのに、サイファイ・ファンタジー世界では十把一絡げの大セールですね。まー、RPGなどふつうに遊ぶとこうなるんではないの、ということで「稀」な存在でもなんでもなく、デフォルト・モラルのような扱いになっています。 
 ヒーラー、メディックはここなのかなあ・・・。個人的には疑問があるが、まあよしとしよう。

The Apologist 信奉者

 特定の大好きなシリーズに心底没頭し、愛を注ぎ続けている者。シリーズ続編を待ち望み、ありとあらゆる派生製品の類にも惜しみない愛を与える。シリーズ自体がずっと昔に完結しているにもかかわらず、いつまでたっても話題にして懐かしがるのが、傍目にはちょっと面倒。

*「信者」です、って書いてしまうと、自分自身の○×つけで○がつけられないので、「信奉者」にしました。でも、要は「信者」です。どんなのが「信者」かは特定のゲームのユーザー・レヴューをまとめて流し読めばわかります。すべてにおいて評価が10点満点で10点。愛は盲目。また愛は排除と裏腹ですから、BF信者がライバルCoDに10点満点で0点を平気でつけたりもする。さらに「信者」は「ヘイター」に容易に転じますね。ヴィデオの最後で触れているのはいわゆる「オールドスクール派」のことでしょうか。いまや「ヘイター」と同義語になってしまった感がある。

 十六類型が出揃ったのですが、この最後の四類型は今までと軸が違うものがあるのでBartleのマトリックスに落とし込むのがきつい。でもやってみるか。今回分は( )で表記。

・達成者(Achievers): 速解き屋、パーティー・ひとり
               隠密マニア、高難度マニア 

・探究家(Explorers):完璧主義者、ものづくり屋、物語愛好家、パズル愛好家
              収拾マニア、最強ビルドマニア、(美容師)、(白騎士)、(信奉者) 

・社交家(Socialisers):社交家

・殺戮屋(Killers):殲滅者、(大悪党)

 安心して置けるのは「大悪党」のみでしょうか。「社交家」と「殺戮屋」は、相手と「友愛」関係を築きたがるか、「敵対」関係を持ちたがるかの違いなのでわりと対称的。あるいは破壊衝動を満足させるという目的に特化すると「達成者」もありかもしれないが、ここでいう「達成」は定義上「公的な指標」に基づくのでちょっと違う。

 善と悪は対になっているわけではないですから「白騎士」と「大悪党」は対称である必要はない。「白騎士」は秩序を優先するという意味で完璧主義者に近いかな。ヴィデオでも触れているように「物語愛好家」との親和性もある。MMOやマルチプレイに限るのであれば「社交家」でもいいのですが。MMOヒーラーは確かに「社交家」の面は強いけど、FPSのメディックはどうかなあ・・・。

 「美容師」は完璧主義者でいいですね。美容ではなく整形、プラスチック・サージェリーと思えば「ものづくり屋」の拡張版とも言える。外科は実はエンジニアリングですから。
 美が力なら、これは最強ビルドでもある(笑)。

 「信奉者」はゲーム世界の外まで含んだメタ分類なので、ここにはめるのは苦しい。完璧主義者の最高峰みたいなものだと思えばいいのか。

 で、自分自身。

美容師:○ お恥ずかしい限りです。昔は◎でした。ただし女子キャラ限定。とあるMMOのときはだいたいひとり8時間くらいメイクにかけた。Dragon's Dogmaはなかなか好みの顔にならないので苦戦しました。野郎キャラは常にデフォルト。一秒たりとも時間をかけない。

大悪党:× Evilパスを貫くのはほんとに苦手です。RPGでどうしても違うエンディングが見たいときにやむを得ずやるくらい。GTAも言うほどはまらなかった。

白騎士:◎ 手なりプレイが身上ですから。しかもDnDパラディン命。

信奉者:○ ほんとは◎かなあ。でもDAやMEに全部10点満点はつけませんけどね。

 さて、全部まとまったので、自分の傾向をおさらい。

 完璧主義者 ◎ 
 速解き屋   × 
 殲滅者    △ 
 社交家    △ 
 物語愛好家 ◎ 
 ものづくり屋 △ 
 パーティー・ひとり ○
 パズル愛好家 ○ 
 隠密マニア △ 
 収拾マニア ○ 
 高難度マニア × 
 最強ビルドマニア × 
 美容師:○
 大悪党:×
 白騎士:◎
 信奉者:○

 カジュアルやなあ・・・(いや、完璧主義者のカジュアルなんていないって)。

 こんな私が今年遊ぶべき、ピッタリのゲーム、出ました。

 Dragon Age 3 

 ベタなオチ。(しかしほんとに出るんだろうな・・・)

**********

(追加)GameSpotのBlogエントリーに次のようなまとめ記事がありましたのでご参考までに。

http://www.gamespot.com/users/zyxe/show_blog_entry.php?topic_id=m-100-26002069

What Gamer Are You? (2)

 ゲーマー十六類型を四回にわけて論じるGameSpot AUの企画の第三弾。

 第一弾と第二弾はまとめて一つの記事ですでにご紹介しています。
 そこでの八類型は、大ぐくりなプレイスタイル分類(完璧主義か速解き命か、社交的かソロ重視か)から始まって、一部のゲーム・フィーチャーにのめり込む四類型にも触れられていた。ハック・アンド・スラッシュ(注)、クラフティング、シナリオ、パズル。(注:シューターではトリガーハッピー、MMOではザージングなども含む)
 ただしこの四類型は、それぞれそれだけを追求したゲームづくりが成立するゲーム・フィーチャーの大分類ともよべるものでした。それぞれ対応するジャンルも確立していますしね。

 対して今回の四類型は、より個々のゲーマーの具体的プレイスタイル、「こだわり」にフォーカスしたものと言えます。「こだわり」というと恰好いいけど、一歩間違えれば「病理」とも呼べそうなレベルになりうるものかもしれない。
 そういうニュアンスを出すには「なんとか厨」で表現するのがピッタリだと思うのですが、そんな表現が並ぶと引く人も多いでしょうから(私もあまり好きではない)、英語でいう「マニアック」、「マニア」で統一してみましょう。

http://www.gamespot.com/super-meat-boy/videos/what-gamer-are-you-part-three-6401815/

The Ghost (隠密マニア)

 偽装の天才、影の支配者を目指す者。敵との正面対決を避け、周囲に溶け込み、闇に乗じる。MGSのようなステルス・ゲームに限らず、例えばFPSマルチプレイでスナイパーを選ぶ者たちもこの類だ。ロウ・プロファイルが役立つチャンスは必ず利用し、派手な戦闘はできるだけ避けようとする。

*個人的には、日本人プレイヤーの隠密好き、弓好きの程度には他国プレイヤーとは有意差がある、特筆すべきものがあると思っています。MGS(の前身)はプラットフォームや予算など諸般の制約から生まれたのは有名な話ですが、やっぱ日本で生まれるべくして生まれたと思っている。「モンハン」好きも、きっとルーツはここですね。
(太平洋戦争当時、南国の守備を任された帝国陸軍の歩兵部隊(つまりライフル兵)は、いつのまにかみんな木に登り、草に潜んで狙撃兵になっちゃったとか。うそか本当か知らないが、やたら信憑の高い話だと思いました)
  
The Hoarder(収拾マニア)

 資源獲得が任務の一部であるStarcraftのようなRTSゲーム、あるいは机の引き出しや籠の蓋を片っ端から開けてみることができるSkyrimのようなRPGだけではなく、ガジェットがそこここに転がっているBorderlandsのようなシューター・ゲームにも出没する。金で買うくらいなら自分で拾う。Diabloなどのハクスラ・マルチプレイでは、他のプレイヤーが敵を倒す間、ルート拾いに没頭することもある。

*Diabloシリーズは麻薬的なリズムのハクスラと、神がかりなルート生成テーブルで名を成した。WoWがMMOでドメインとなったのも後者をノウハウごと引き継いだからという説は根強い。今や見かけ上はルート・システムのデフォルトとなった。
 以来、ハクスラは「拾いゲー」と結びつき、それはマンチキン(後述の最強ビルドマニア)とも結びつく。当然殲滅屋とも親和性が高く、一方では踏破型の完璧主義者とも相性がいい。クラフティングにも必要であることが多い。
 「拾いゲー」はもしかすると現代ヴィデオゲームの原点のひとつなのかもしれません。Diablo前、Diablo後という歴史区分が成り立つという説。

The Dificulty Snob(高難度マニア)

 ゲームは最高難度でプレイしなければ意味がないと主張し、そう行動する者たち。あらゆるゲームは最初から最高難度セッティングでプレイするのが当たり前。またDark Soulsのように難易度セッティングがなくても、ゲームそのものが高い難度と評判のゲームに燃える。

*Snob、「スノッブ」はスノビッシュ、「高飛車」、「上から目線」に近いですが、「あんたらとはできが違う」というエリート意識が裏側にあります。揶揄するときは「俗物」なんて呼ばれますね。
 どんなゲームでも、最高難度で誰よりも早くクリアしたことを自慢したがる者がいる。彼らにとって「ぬるい」、「水割り」がゲームに対する最低の評価。大好きな言葉は、Elite、Hardcore、Nightmare、Impossible、そしてInsane(正気じゃない)。だから私は「頭のおかしい人たち」と呼びますが、そう呼ばれてまんざらでもないのがこの人たち。

The Min/Maxer(最強ビルドマニア)

 もともと発祥はRPG方面。ゲーム世界で悪と戦う以前に、まずスタッツありきの者たち。アトリビュート、スキルなどキャラクター・スタッツのアロケーションを極めて慎重に注意深く行う者たち その豊富な知識のためRPG世界では頼れる相棒としてもてはやされることもあるが、新アイテムを見つけるたびに「DPSが0.01違う」とか違わないとか、ぶつぶつ言いながら吟味しはじめるので、辟易されることもおおいにありうる。

*Min/Maxとは、ここではプレイヤー・キャラクター(あるいはパーティー・メンバー)のアトリビュート・スタッツやスキルポイントなどを「最適化」する意味。不利な状況に陥る可能性を最小にする、有利な状況にたつ可能性を最大にすることから名づけられました。数学(ゲーム理論)でいうMin/Maxとは「最適化」という意味では共通しますが、中身が違います。ゲームによってはあまりに嘘くさい、あり得ない結果を招くことがあるので「チート」と疑われかねないが、それすらもまんざらでもないのが彼ら「マンチキン」。
 MMOなど事前にビルド情報が公開されている場合、予めキャラクタービルド完成図を有している場合がほとんどである。というか、そういう準備を怠らないのがMin/Maxer。
 
 このうち、高難度マニアと最強ビルドマニアは「おれつええ」系なので、ある程度予想してました。特にMin/Maxerは間違いなく出るだろうと。わりと日本でも使われている「マンチキン」(Munchkin)は文脈で意味が大きく揺らぐうえに、もともとが「オズの魔法使い」のあれ(何でもくれくれいう妖精)ですから蔑視のニュアンスがはいる。あちらではもっぱらMin/Maxerと呼びますね。
 
 前記事で紹介したBartleの四類型に当てはめるとどうか。
 このくらい細かい分類になると、そのプレイヤーは何を目的にして(どんな衝動にかられて)マニアックなプレイを指向するかという問いかけが必要になります。
 例えば収拾マニアは、ギルメンか友達などへのプレゼントとして集めているのなら社交家であるし、オークションで高値で売るとか、自分で使う強力な武器を求めているなら達成者か殺戮屋かもしれないし、ゲーム内に用意されているすべてのルートを見てみたいというのが目的なら探究家と呼んでいいかもしれない。
 どんな目的でプレイしているかなど本人に直接聴くしかなく、聴かれても答えられない、本人が自覚していないことだって多い。
 ここでは、各類型が間違いなく当てはまると思われるところに落とし込んでみた。


 ・達成者(Achievers): 速解き屋、パーティー・ひとり
               隠密マニア、高難度マニア 

 ・探究家(Explorers):完璧主義者、ものづくり屋、物語愛好家、パズル愛好家
              収拾マニア、最強ビルドマニア 

 ・社交家(Socialisers):社交家

 ・殺戮屋(Killers):殲滅者

 GameSpotのあと四分類が公開されるまで、とりあえずこうしておきましょう。
 隠密マニアはパーティー・ひとりと親和性が高いし、高難度マニアは速解き屋を兼ねている場合が多い。
 収拾マニアはものづくり屋の場合が多いし、最強ビルドマニアともども、完璧主義者の方向性を有している。
 
 社交家と殺戮屋に仲間が増えないのは、もともとBartleの四分類がMUD、MMOの前身を題材にしているからでしょう。MMO、マルチプレイに特化した「マニア」はなかなか考えにくいですね。オークション・マニアも収拾マニアとどこが違うねん、とか。「ヒールボット」とか、「ヒーラー」そのものが蔑視用語と取られることもあるし。「タンク」マニア? あれ、仕事だよね?
 
 GameSpotの残りの四分類。あとは何が出てくるか興味津々ですが、だいぶ言い尽くした感もなきにしもあらず。
 マニアで思いつくのはあと、無料ゲーム厨くらい。
「カジュアル」とか出てくんのかな。

 自分自身の当てはまり具合。
 
 隠密マニア △ あまりないです。MGSやDues Exにメチャクチャはまったわけではない。
 収拾マニア ○ これで結構時間がつぶされますなあ・・・。99%ゴミ拾いでも拾わずにはいられない(笑)。
 高難度マニア × ないです。何周もして物足りなくなって、せいぜいNormalのいっこ上くらいをやる感じ。
 最強ビルドマニア × ここは常に「最高・最強」を目指すかどうかで、◎か×のどちらかしかない。

 


 

2013年1月 1日 (火)

What Gamer Are You?

 このGameSpotのヴィデオ記事は、まさに私ごのみの内容です。

 Jessica McDonell氏(ご覧のとおり女性ですが)は、GameSpot AUの記者。過去にも興味深いヴィデオ記事を投稿していました。

 今回は、ゲーマー分類。このネタもRPG方面にはテーブルトップ時代の昔から存在しており、古くはリアル・ロールプレイヤー対ルーニー問題とか、あるいは探求派対達成派であるとか、諸説ありました。

 またゲームサイトではIGNが結構好きなネタで、ゲーム・プラットフォーム別のユーザー分類とか、面白い記事も過去紹介した。

 今回は、一般的な「ゲーム分類」のようですので、テーブルトップ時代のプレイヤー諸派のノリに近そうです。

 十六類型が四回に分けて投稿される予定ですが、今日まで二回すでに記事が出ています。

 彼女自身はアドヴェンチャー・ゲームの熱狂的なファンだそうですが、今回の記事はいずれも、Mass Effect 3とDragon Age 2に関連(タグ)付けられている。RPGとADVは結構親和性がありますからね(なぜ、どこに親和性があるかも、この記事の分類からわかります)。

 私も共通する分類のところは詳しく、そうではないところは意味がわかる程度まで圧縮しますね。さすがに私がプレイしたこともないゲームもいくつか出てきますので。

**********

 一回目はこちら。

 http://www.gamespot.com/mass-effect-3/videos/what-gamer-are-you-part-one-6401810/

 The Completioninst:完璧主義者

 あるいは「達成主義者」と呼ぶべきでしょうか。ヴィデオをご覧になればおわかりのとおり(英語わからんでもゲームタイトルでわかるかな)、特定のゲーム・フューチャーを隅々まで見ないと(経験しないと)気が済まないタイプとして扱われており、スーマリ・ゲームのコイン、Good and Evilの球体、Torchlightのマップ探索、DA2の会話パターンやエンディングを100%見ようと何度もプレイ(iteration)を繰り返す者たち。あるいはMass Effect 2で銀河中の資源を枯渇させようとする者たち。Mass Effect 1のコンテンツをすべて遊びつくさなければMass Effect 2に進まない者たち。

 *日本で言う「やりこみ大将」と違うのは、ゲームデザインが求めるような形そのままで、100%達成を狙うというところでしょうか? 4人パーティー向けに設計されたゲームを、棺おけ三つ引きずりながらソロでクリアするとか、装備は初期状態のままでクリアするとか、そういうプレイは含まれていないようです。

 The Speed Runner: 速解き屋

 とにかくゲームのファイナル・シーンをできるだけ速く早く見ることに生きがいを感じる者たち。サイド・クエストは無視し、ゲームのペースを損なうパズルを嫌い、ストーリーについてはまず意に介さない。アクション・ゲーム志向が強く、マップ(レヴェル)の間で小休止せず、ペースを維持して忙しく走り回るような展開の速いゲームが好物。

 *速解き屋は世界中どこにでもいますね。今回は出ていないが「おれつええ」屋とこれが最強厨の双璧でしょう。

 The Exterminator: 殲滅者

 アドヴェンチャー・ゲームの深く込み入った会話シーンや、長いカットシーンにまったく興味がない。The Speed Runnerと異なり、ゲームを真っ先にクリアしようという意図はなく、ずっと敵を倒し続けることに生きがいを感じる者。Kill'em All、Shoot'em Allものに目がなく、当然ながらハック・アンド・スラッシュ、FPSをこよなく愛する。

 *「口開けてクリック・クリック」は確かにリラクゼーションになりそうです。Diablo III、ゾンビ・シューターを遊ぶ理由のひとつはきっとこれでしょうし。

 The Extrovert: 社交家

 当然ながらマルチプレイ方面に数多く出没する。ソーシャル・ゲーミング、Co-opゲームを好み、自分のプレイ・スタイルは、そのときどきにチームを組む相手のスタイル(たとえば上記三分類)によっていかようにでも変化させ、合わせることも可能である。

 *ゲームそのものではなく、インタラクションが好き。社交家とは、どんな場面で出くわしてもそもそもそういう生き物ですね。食事も趣味も、演劇・映画も、スポーツ・ダンスも話のきっかけでしかないんですね。

 ここまでが一回目。論評するのは次の二回目まで観てからのほうがよさそう。

http://www.gamespot.com/dragon-age-ii/videos/what-gamer-are-you-part-two-6401812/

 The Reader: 物語愛好家

 長大な小説のようなテキスト・会話の隅々まで堪能することを生きがいとし、コーデックスやデータパッドの文章ももらさず読む。Mass Effectアシュリーが自分の家族について事細かに語る話も聴く。同行コンパニオンにとってはしばらく置き去りにされ、退屈な時間つぶしを余儀なくされることになるからひどいプレイヤーだ。古典RPG、ストラテジー・ゲームを好むが、ゲームをはじめる以前から、分厚いガイドやマニュアルに読みふけることさえある。シナリオ・ヘヴィーなアドヴェンチャー・ゲームではすべての会話選択肢を試さずにはいられないし、二十分近いNPCの独白ですら苦にならない。

 *アドヴェンチャー・ゲームマニアであり、Dragon Ageシリーズのファンでもある彼女自身もこの分類に当てはまるようです。RPGファンとADVファンは、どちらもこの分類に当てはまる人が多い。親和性の高い理由のひとつでしょう。

 The Builder: ものづくり屋

 Minecraftに代表されるようなDIY(Do It Yourself)方面の趣向に強く魅かれる者たちで、土建屋、工芸家、武器鍛冶屋などエンジニア全般の総称。ものづくりの好例はSkyrimのクラフティング、Civの国づくり、Simsの生活づくり、Sim Cityの街づくりなど。ゲーマーというよりもインテリア・デザイナーや建築業者と呼んだほうがよいくらい没頭する者もいる。

 *MMOにはエンジニアリング(クラフティング)特化プレイが許されるものがありますしね。マチルダさん(中尉)のように「破壊と殺戮の中で唯一創造ができるから」と嘯いたりするといいかもしれない。 

 The Introvert: パーティー・ひとり

 The Extrovertの対極にある者。マルチプレイは基本的に避け、他者の干渉をまったく寄せ付けない贅沢を享受できるソロ・プレイをこよなく愛する。現実逃避主義者。お気に入りは時のオカリナ(ゼルダ)、American McGee's Alice、Half-life 2、Heavy Rainなど。

 *ゲームが現実逃避であるのは間違いないが、とにかく他者(現実)の干渉を避けて遊びたいなら、込み入っていて長時間を費やすことができるソロプレイ・ゲーム。原初的なヴィデオゲームはふたり対戦型か、これかのどっちか。

 The Analyst: パズル愛好家

 難解で込みいったパズルを解くのが自分の使命と感じている者。謎が難しいほど燃えるタイプ。Limboなどの2Dプラットフォーマー・パズルから、精緻な物理エンジンを用いたPortalシリーズの3Dパズルまで含めて大のお気に入りであり、またMyst系の謎解きクエストも愛する。戦闘回避が許される何らかの方法があるなら、それを見つけて用いようとする。

 *RPG、ADVにもパズルが持ち込まれるのは普通ですが、こちらは全編頭の皺がかゆくなるようなパズルで構成されたゲームを愛する者たち。
 最近ですと、Journey(風ノ旅ビト)なんかにはまってるんだろうなあ。PS3で遊びたいんだが、暇がなくてタイトルバックの光景が壁紙代わりになっちゃってるけど。

**********

 お気づきのとおり、排他的かつ網羅的(MECE: mutually exclusive and collectively exhaustive)な分類ではないし、まだあと八類型がこの後の記事で紹介される予定。あとはあれとか出そうだなあ、というのは上にもチラっと書きましたが。

 またひとりのプレイヤーが、いくつもの分類にあてはまることも当然のようにあるわけです。例外は今のところ次のふたつくらいか。

 完璧主義者と速解き屋は、相容れない。
 社交家とパーティー・ひとりは、相容れない。

 投入できる時間の制約によっても、背反する場合がありますね。ものづくり屋は完璧主義者と両立できるが、速解き屋とは遠い関係。速解き屋と社交家もあまり接点がなさそう。

 私自身はといえば、わりと昔からこういう分類には目がないほうなので、即答できそうである。

 ◎:かなり自信をもってそう。 ○:わりとそうかも。 △:違うかも。×:まったく違う。

 完璧主義者 ◎ 少なくとも開始時には、いつもそれを狙ってはいる。
 速解き屋    × サイドクエストを見逃すなんて大失態。ありえない。
 殲滅者    △ Torchlight IIも、DiabloIIIも連続2時間が限度かな。
 社交家    △ MMOの経験はごく限られているし、狭い仲間内が心地よい。

 物語愛好家 ◎ RPGを遊ぶのはこれが目的みたいなもの。
 ものづくり屋 △ 面倒だと億劫でやらないし、簡単だとバカにしてやらない。
 パーティー・ひとり ○ ◎でもいいくらいかな。
 パズル愛好家  ○ 割と好き。シナリオ・ヘヴィーなRPGとどっちか選べならあっち。 

 あちらのゲーム・ジャーナリズムは、過去の著名なゲーム論評などもきちんとおさえているはずなので、有名なBartleのMMO四類型とも合致しそう。MUD時代のプレイヤー類型を考察した論文は次のリンク。

http://www.mud.co.uk/richard/hcds.htm

・達成者(Achievers): 速解き屋、パーティー・ひとり 

 「今忙しい」、「助けてやってもいいが見返りはなんだ?」

・探究家(Explorers):完璧主義者、ものづくり屋、物語愛好家、パズル愛好家

 「なるほど、そういうことか」、「そんなことも知らない(わからない)の?」

・社交家(Socialisers):社交家

 「ちょっと彼氏とケンカしちゃってさ・・・」、「なんかあった? チャットしてて見てなかった」

・殺戮屋(Killers):殲滅者

 「臆病者め!」、「しね、しね、しね!」

 解説が必要なのは「殺戮者」で、これはPKオーライの古き良き(?)時代の分類なのです。今のMMOやマルチプレイならPvPプレイヤーが近いかな。だから上の記事の「殲滅者」とはちと意味が違うが、破壊と(他者の)血がもたらす自己満足が目的であることに変わりはない。

 Burtleの論文が秀逸なのは、この四類型を次の二軸で表現していること。

 私の貴重なネタ元を公開することになってしまうが、新年であるし大放出ということで!
 これほんとに使い勝手がいいんですよ。だって、適用範囲はゲーム世界に限らないですからね。

         Acting    Interacting

 Players   殺戮者     社交家     

 World    達成者     探究者

 Playersは、興味の対象が(自分を含めた)プレイヤーにあるということ。
 世の中とのかかわり方のスタンスはコミットメント、没頭していて前のめり。

 Worldは、興味の対象がゲーム世界そのものにあるということ。
  世の中とのかかわり方のスタンスはデタッチメント、突き放していて後のり。 

 Actingは「個」の行動を重視。興味の中心は「自分」。

 Interactingは「他」との係わり合いを重視。興味の中心は「他者」あるいは「環境」。

 よって、それぞれが重きをおく「徳(悪徳含む)」と「尺度」は、次のようになる。

         Acting             Interacting

 Players   殺戮者(評判、技倆)     社交家(友愛、影響)     

 World    達成者(名誉、業績)     探究者(知恵、知識)

 達成者の「名誉」は、具体的なゲーム内「業績」(アチーヴメント)に基づくオフィシャルなもの。
 殺戮者の「評判」とはつまり「悪名」ですね。殺戮の腕前(「技倆」)で甲乙がつく単純な愉悦。

 社交家の「友愛」の尺度は「影響」ですが実際には「ともだち」の数でしょうね。ネットの場合それが影響力になる。
 探究家の「知恵」は、膨大かつ詳細なゲーム「知識」によるもの。日本人ゲーム社会にふつうに数多く存在する「攻略屋」はこっちですね。

 私はといえば?

 まあ、こんなこと書いているのだから、探究者を目指しているというのはおわかりではないだろうか?

 

 

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